2012年11月2日金曜日

第2段階 技能10~12時限目 危険予測ディスカッション

ふえぇ~、今日は朝イチから教習所で疲れた~。

なぜかというと昨日のブログにも書いたように、今日は路上教習でも
『危険予測ディスカッション』連続で行う技能3時限+学科1時限の日。
この内容がまた濃いんだな。

技能1時限目 路上で駐停車の練習と今までの走行
   2時限目 教習所内で急ブレーキと急カーブの体験
   3時限目 路上での危険を予測する
学科1時限  技能3時限目で体験した危険を各々で発表。ディスカッション。

「各々」と書いたように、3人1組で行う学科。
今日のメンバーは、私より20歳下のお姉ちゃん、もうすぐ20歳のギャル、私
・・・という、不思議な組み合わせ。
歳も服装も髪型も3人3様で共通点が無い。ある意味すごい組み合わせだ。
今日の教官は第2段階の3時限目に教わった、若手のF教官。
この3人に若手のお兄ちゃん教官。端から見るとすごい教習車だろうな・・・。

1時限目 まず、じゃんけんで運転する順番を決める。
1番目は20才下のパフィーみたいなお姉ちゃん、2番目は私、3番目ギャルちゃん。
一人15分くらいづつ運転して、教官の指示に従って停車措置を2回行い交代する。
パフィーなお姉ちゃんの2回の停車措置が終わって、自分の番。
外側線をまたいでの停車と、外側線の無い場所の停車。
3人とも停車場所が違うので、その都度、教官から駐停車の仕方の説明を受ける。
ギャルちゃんも無事に終り、教習所に戻って教官からおさらいを聞いて終わり。
この学科は技能(路上)での各自のアドバイスは無いそうだ。


2時限目 今回もじゃんけんで順番決め。なぜか1時限目と変わらない順番。
この時間は教習所のコース内で、25キロと35キロでの走行の急ブレーキと、
20キロ、30キロ走行での内周コース(左回り)での急カーブの体験。
各自2回づつ体験する。
後ろに乗って体験するのと、自分が運転して体験するのでは勝手が違う。
急ブレーキ 教官は「タイヤを鳴らす位ブレーキを踏んで」と言うけれど、
ガクーッとのめって停まるだけで、タイヤは鳴らない。
急カーブ これも教官から「ブレーキを踏まずタイヤを鳴らすくらいの早さで
ハンドルを回してみてください」
そう言われたのだけど、タイヤが鳴る事は無かった。
でも、急ハンドルは怖いわ~。
内周のカーブがすごく小さく見えたもの。
幸い誰も縁石に乗り上げることなく、この時間も無事に終了。
ここでF教官の担当は終わり。残りの2時限は別の教官にチェンジする。

しっかし!歳も服の好みもバラバラとは言え、3人とも会話が無い。
まぁ、それはいいのだけど、F教官は「和気藹々で行きましょう」なんて場を
盛り上げようとしてくれていたけれど、各々で笑うだけで連帯感が無い。
F教官が気の毒になってしまった・・・。


3時限目 第1段階で教わったミキティーに似ている女性教官にチェンジ。
この時間は各自渡された用紙に、他の2人が運転している時の「危険な物や人」
や「運転」などを書き出すという、チェックのような、交通観察のような不思議な教習。
それを次の学科の「ディスカッションで各自発表してもらう」んだそうだ。
今回の運転はよほど危険じゃない限り、教官のフォローは無いらしい。
あるのはルート案内のみ。うまく走れるかな?

またまた、じゃんけんで運転順番を決めたけれど、なぜか1時限と一緒。
みんなバラバラなのに、それだけはいつも同じ結果。変なの。

パフィ姉ちゃんの運転が始まる。
教官からは「気になった点はどんどん書き出して下さいね」
でも、なんだか、人の運転を言えるほど(書けるほど)私自身できる訳じゃないし、
2人とも2時限通して乗っていても、極端に怖くなる事もない。
なので、道路上の危険を書き出していくことにした。
飛び出してくる自転車、交差点の真ん中で停まる大型トレーラー・・・。
周りを見ていると、たくさん出てくる。

ふと、隣に座るギャルちゃんと目が合った。
彼女は口パクで「人の事、書けないっすよ~」と言っている。
思わず私もうなずいてしまう。更に口パクで「でしょ?!」

それからはまた周りを見て、危険そうな物を書き込む。

自分の運転が周ってきた。
教官からは「検定の時の練習だと思って」と声を掛けてもらう。
運転席に座ったら妙に緊張してきた。
自分の判断で運転する。
横に教官が座っているとは言っても、アドバイスが全く無い。
大丈夫かな?
ルームミラーに写る自分の顔は引きつっている。
発進して間もなく停車中のトラック。ウィンカーの戻し忘れがあったけれど、
どうにか通過。街道沿いの直線は40キロなのに50キロ出していた。
慌てて減速。周りの車の速度に合わせたらそうなっちゃった。
もっと、スピードメーターも見ないとダメだな。
細い道でのトラックとのすれ違い。怖いけれどひたすら停車で通過してもらえる
までガマン。
やっと落ち着いて運転が出来ると思ったら、運転交代。

ギャルちゃんの運転で教習所に戻る。
少し早く戻ってきたとの事で、今度は自分の運転の反省点を書き出す事になった。
車の中で黙々と書き出す。
連続3時限の疲れか、気温が上がったせいなのか、ちょっとだけ車酔い。
次のディスカッションが終われば、今日の教習は終わる。長いな・・・。


4時限目 危険予測ディスカッション
小さな教室の小さな4人がけのテーブルで、教官を交えて先ほどの運転や
危険予測について教わる。
教科書を見ながら、時に教官の道路イラストで説明を受けながら、運転の心得のような
運転中にしなくてはならない注意をじっくりと教わる。
まずは教官から3人の運転を見て気になった部分の注意と説明。
その後は様々な危険な場面のイラストを見ながら、各自で思った危険箇所を述べていく。

唐突に「この学科を受けたと言う事は、卒業検定が近づいたと言う事なんですよ」と教官。
そうだよ~、考えたら路上教習は一気に進む。
次の2時限は教習所内で「方向転換」と「縦列駐車」を習って、その次の3時限はいよいよ
高速教習(高速道路を実際に走る)、その後は第2段階のおさらいの路上教習数時限だ。
今後の流れの説明や、免許を取得した以降も必ず行う運転の注意点などの説明を受け
ているうちに終業のチャイム

車内で書き込んだ危険箇所の用紙は、結局使わなかった。

教官からは「今の話と書き出したものを比べてください。自分の注意点が当たっている
のか、足りないのかが解かると思いますよ」と終わりのアドバイス。

挨拶をしてパフィー姉ちゃんとギャルちゃんは、ささっと出て行った。
最後に教官と一緒に教室を出る。
「yanagiさん、一気にここまで来たね。先月の今頃はどうなるかと思ったよ~」
突然の教官からの語り掛けにちょっとびっくり。
でも、1度しか教わっていないけれど、どこで会ってもいつも笑顔で「どう?進んでる?」
と声賭けしてくれる。
教習中は怖いし、ちょっと苦手だったけれど、教習外だと懐っこい教官。
教官からの「教習簿、もう1度見せてくれる?」に素直に差し出す。
「あららっ!効果測定もしっかり終わっているね。第2段階に来ていい流れだよ~」

「いい流れ」って、昨日の教官も言ってたな・・・

「だって、あんなにたくさん乗って(第1段階)頑張って来たんでしょう。学科も順調だし
第2段階でガラっと変わったんだよyanagiさん。自信を持ってやりましょうよ!」
何だかすごく励まされる。
流れの話が昨日の教官からも出た事を言うと「教習簿を見ればそう思うわよ」と教官。
続けざまに教官が笑いながら言う。
「躓いてばかりの人が上に上がって、また躓いているのを見るより、例え学科でも順調に
こなしているのを見るほうが嬉しいし『この人いい流れだな』って思うじゃない」
何だか部活の先輩後輩みたいな会話になってきた。
話が盛り上がったところでバスの出発のアナウンス。
「乗り遅れたら流れが逃げるよ~」そう言って別れた。

明日は教習所内での技能(方向転換・縦列駐車)だ。
みんなが恐怖する縦列駐車~。どうなる事やら・・・。
1時限だけしか予約が取れなかったけど、週明けにはまた1時限乗るので何とかなるよね。

2012年10月31日水曜日

第2段階 技能9時限目、効果測定2 2回目

日に日に冬に向かっているな。今朝は本当に寒かった。
送迎バスの乗車所が近いので、私の両親の家に自転車を停めるのだけど
そこまで行くのも風が冷たい!
仕事をしている時はこの時期にはあまり感じられなかったのだけど、体を
甘やかしてきた証拠かな?
運転免許を取ったら、次は乗馬を復活しようかな・・・?
せめて4級は取っておきたいもの。


今日の路上教習が終わると、次からは『危険予測ディスカッション』や『高速
教習』、教習所内で『縦列駐車と方向転換』をやって、あとは検定に向けての
おさらいというか、総仕上げになる。
第1段階と同じく、体が覚えるまで時間のかかる私、これからが長いかも。

路上教習9時限目
昨日の学科で教わった教官が担当だった。
配車券を渡すと「毎日お疲れさま」
あら、覚えてくれていたんだ。
・・・って、女性ばかり5人の学科教習で他の人よりグッと年上。
笑いながら教官が言う。そりゃ、目立つわ・・・。

「検定に向けての停車措置を3回と、免許取得後の参考に今日はロータリーも
入りますよ」さらりと言う教官。
駅前のロータリーって・・・、今日は月末。車も多いだろうに、なんて不運な巡り合せ。
「小さい駅のロータリーですから、客待ちのタクシーだらけです。でも、タクシーも
変な停め方して休んでいたりするから、気をつけてね」
そんなアドバイスを受けながら路上に出る。

教習所の周りはいつもどおりの交通量。
でも街道筋に出ると・・・、うっひゃぁ~!大型トラック、トレーラー、商業車等など・・・。
路上コースにも組まれている工業団地も近いから、幹線道路並みの交通量。
交差点で左折で街道に入るときに、思わず躊躇してしまう。
「左側の巻き込み確認が終わったら、さくっと曲がりましょう」
はい・・・、対向車線のトラックの右折(こちらと同じ方向へ向かう)が気になってました。
1キロくらい走って、次も左折。
「う~ん、もうちょっと小回りにね。ハンドルをもっと回さないとね」
どうも、私の左折は大きく膨らんでしまう。
車両感覚なのか、第1段階から気にしている縁石が気になるのか・・・。
教官の言う「さくっと」が上手くいかない。トロいなぁ・・・。

「よしっ、駅に出る前に駐車措置を1回やります」
さっきの街道筋とは全く違うひっそりとした住宅街で、突然教官が言い出す。
「そこの電信柱の先、政党ポスターが貼ってある塀の、木が飛び出しているところね」
木の下辺りを目指せばいいのか・・・?
左ウィンカー、左後方確認、徐行して、じりじりと寄せていく。
左のミラーで確認してみると、うわぁ~、ミラーが擦りそうで怖い・・・。
そこで駐車措置。
左の寄せ幅を確認した教官「もう少し、あと15センチくらい寄れますよ」
うむむ・・・、この微妙な数センチ。難しいなぁ・・・。

1回目の駐車措置を終えてその先を左に曲がると、ロータリーに出る。
「さっ、いよいよロータリーですよ。慎重にスムーズに行きましょう」
スムーズにって・・・そんなに明るく言わないでくださいよぉ。
教官が言うとおり確かに小さなロータリー。
でも、でも、タクシーが「どこからこんなに集まったの?」って位、大量停車中。
停まりきれなくて、右にも停車中だし、タクシーの運転手さん同士で道の真ん中で
話しているし、タクシーのほかにも送迎なのか一般車が数台いるし・・・、もうね。

ロータリーに入りかけた時、この光景を見た教官「今日は悪かったかなぁ」
お~い、勘弁してください~。
「まぁ、しょうがないね。行きましょう!徐行で慎重にね」またまた明るく言う教官。
進路変更(障害物回避)みたくウィンカーを出して右に寄ったり、左に戻ったり、
「今日は車が多いから、ウィンカーはいいですよ。出るまでは徐行でゆっくりね」
突然停車中の車の右ドアが開く。思わずブレーキを踏む。
「ずいぶん前に停まっちゃったね。この場合はもう少し右によって徐行で通過、
若しくはもう少し前で停まりましょう」
ロータリーを出る間際タクシーの運転手さんから野次が飛ぶ。
「ロータリーを回れないと免許は取れないぞ~」だって。そうなんだけどさ。
横に座っている教官はクスクス笑っている。
ちっ、うまく回れるようにならないと!

その後はいつもの工業地帯で2回目の停車措置。
これも「もう少し寄りましょう」
3回目の停車措置は外側帯(道に書いてある白い線)をまたいでの停車。
これまた「75センチの間隔を空ければいいので、あと30センチ位ですね」
う~ん、難しい。

その後は教習所まで先日のつづら折の住宅街やら、農道を通って帰ってくる。
教習所に戻ってからのアドバイスは「左折ですね。左折をもっと小さく周るように
してくださいね。おさらいもあるのでその時にはなるべく小さく周れるようになり
ましょう」
教習簿の注意欄には「左折、視点」

その後、次の技能教習からの説明を受けて終了。
教官は「歳は関係ありません。検定はみんな平等です。出来るのも出来ないのも
個人差があるので焦らないように」とも。
帰りがけに「ついでに・・・」と、もう一言教官が言う。
「第2段階からいい流れで来ていますね。効果(測定)も1度すでに受かっているし、
時間があるのなら、流れがいいうちにもう1度受けてみるといいかも知れないよ。帰り
がけに受けたら?」と言われた。
そんなつもりは無かったのだけど「流れがいい」の教官の言葉を信じて受ける事にした。



効果測定2 2回目
これが受かれば、後は技能(路上)のみの教習になる。
でも、大丈夫かな?
効果測定を受ける自習室を覗いてみると、担当教官は第1段階でお世話になったT教官。
顔を見るなり「どうしたの?2段階進んでる?もしかして効果?」
満面の笑みでお出迎えしてくれる。
さっき教官に言われた事を話すと、教習簿を見ながらT教官「1回受かっているじゃない!
それはやってみた方がいいよ~。あと1回で効果測定はクリアできるんですよ!」
その言葉に押されて、まずは自習で練習問題を解いてから受ける事にした。

練習問題が思うように回答できず、迷って回答する問題が全て×。ギリギリ合格ライン。
でも「流れがいい」なら何とかなるかな?と開き直って2回目の効果を受けてみる。
教習番号、名前を入力・・・立ち会うT教官「緊張しないで、頑張って!」と去っていった。
いよいよ問題開始。
最初から20数問は自分でもびっくりする位すらすら解けた。
その後は昨日の通り。
バイクの問題で迷い、高速道路のルールで迷い・・・。
あぁ、そうだ。バイクの事オットに聞いておけば良かった・・・って、後の祭りだ。
無い頭でイメージして〇か×を決める。
問題と格闘する事25分。何とか回答終了。

立会いのT教官の席へ向かう。

誤解答の印刷が始まる。
「どう?上手くいきそう?」T教官は私の顔を覗きこむ。
「印刷、早く終わらないかな?」と言っているうちに誤解答の表が出てきた。
「あらっ、合格ですよ!良かったね~」とT教官。
「5問、間違えちゃってます。yanagiさん、引っ掛けにちゃんと引っかかってますよ」
表を見ると・・・確かに!
バイクの問題と高速道路の問題は1問づつしか間違わなかった。
あとは見事に引っ掛け問題だ。
「免許センターまでに引っ掛け問題に慣れましょうね」とT教官。
自習室を出る時に、こっそりと「頑張ってね。もう少しだからね」と言ってくれた。
本当に『流れがいい』のかな?
そういえば今日はゲンかつぎのJUSTFITも聞いてないし・・・。

こういう日もあるんだな、明日は「危険予測ディスカッション」
技能3時限+学科(ディスカッション)1時限の長丁場だ。
来週は親の通院が多いから、どこまで進めるだろう?
今のうちにできる事はやっておかないと!

さて、お夕飯にしましょうか!