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2012年11月19日月曜日

11月16日 本免試験 リベンジ

母の体調がようやく戻った~。
3日ほど遅くなったけれど、本免試験のリベンジ編を書きま~す!


前の晩に教習所の入校式から一緒のHさんと午前1時半まで長電話。
7時には家を出なくてはならない私と、この日は高速教習のHさん、今にして思うと
オバちゃんパワー炸裂で、数時間しか眠っていないのに2人とも眠気に襲われる事も
なく無事にそれぞれの課題を終えたと思う。
むしろ二人で他愛ない話で盛り上がった事で、Hさんは苦手としている運転の一部を
緊張することなく終えたし、私も前回の不合格を忘れて挑める事が出来た。

この日の試験場へは1本電車に乗り遅れた事もあり、少しのんびりモード。
9時15分に受付終了なので8時55分に免許センターに着いたら、当然窓口は混雑状態。
でも、視力検査は前回行ったので証紙を買って、受験申込書を提出して受付は終わった。

これは昔からなのだけど、試験会場独特の雰囲気にどうにも馴染めない私。
最後の最後まで教本を読んでとか、問題集を解いていると言う行為が、なぜかできない。
開き直っちゃうんだろうか?でも、試験開始まで何もせずに机に座っているのが苦手。
困ったもんだ・・・。
前回の受験番号は110番、今回は118番だから、前回より気持ち遅い受験番号。
それでも受付時間終了の放送と共に席に着いた。
最終の受付の人たちが入って来るまでそんなに時間はかからない。
手持ち無沙汰になるよりはずっと良い。
この日の受験者は少ないようで、4列びっちり埋まっていた席は全員揃っても3列を
少し欠けるくらいだった。

試験中の注意点やカンニング防止のチェック、淡々と時間が進んでいく。

「それでは、始めて下さい」試験官の合図で試験開始。
問題集を開いて「あれ?」っと思う。
この日の私の問題は今まで練習問題でやってきていた内容と殆ど変わらない。
前回の〇とも×ともどちらとも取れる問題が少ない。

その分、危険予測のイラスト問題はどちらとも取れる問題が多かった。
『高速道路の真ん中の車線で後続の車が加速して近づいて来ました。どうしますか』
1.車間が詰まると危険なので、車線を変えずに自分も加速して車間を空ける これは×
2.左の車線の後続車が途絶えたところで、再度安全確認し左車線へ移動する これは〇
3.右車線の車が自車の脇を通り過ぎた後、すみやかに右車線に入る  これは・・・

この問題しかほぼ鮮明に覚えていないのだけど、3番の問題 どちらとも取れるよね・・・。
でも、問題のイラストの車のバックミラーには右車線にも白い車が写っているし、真横にも
赤い車が走っている。
右車線の車が・・・って、ミラーに写っている車も含めるのか、そこが微妙に難しい。
確か×にマークして回答を済ませた。

すべて回答した後に、どちらとも取れる微妙な問題を何度も読み返す。
2問は回答を修正。
これでダメなら、3度目の正直!と開き直って試験終了10分前に会場を出た。


息抜きの一服タイム。
前回の時も一緒だった人が何人かいる。
喫煙所という狭い空間。1度会っただけでも記憶に残る。
一人のお兄ちゃんが軽く会釈してくれる。
あぁ、彼も前回いた子だ~。ちょっとスタイリッシュでショールの巻き方に特徴がある子。
「今回は簡単でしたよね」とお兄ちゃん。
「だけど、結果が出るまで判らないよね・・・」とネガティブな私。
「いやぁ~、実は昨日も来たけれど難しすぎてダメだったっす。今日の問題はいいっすよ」
ニコニコしながら話すお兄ちゃん。
続けて「3度目の正直ですからね。ここで受かっておかないとね・・・」と言う。
どこから受験に来ているか知らないけれど、そうだよね。何回も通いたくないよね。

周りの人も「ここ最近では1番簡単」だの「余裕だった~」だの、みんな妙に安堵の表情。

免許センターの試験で1番難しいと言われている我が県の問題。
死亡事故がまた上がったんだろうか?
教習所でも「合格率が50%ちょい」って、学科の時に教官が強調して言っていたな・・・。
何はともあれ今回の問題は『易しい問題』だったんだろう。
合格しているといいけれど・・・。

合格発表の電光掲示板の前で発表を待つ。
本当に今回は受験者が少ないらしく、ロビーのイスもあちこちで空いている。
空いている席に腰掛けて「まだか、まだか・・・」とひたすら待つ。

まずは2種免許の発表、自動2輪と大型自動2輪、そして外国人試験・・・
この次だ。
放送が入ったと思ったら、何の手違いがあったのか外国人試験の合格者で2人ほど
掲示板に番号が出ない人がいたらしい。その受験番号を呼び出している。
人数が少ないのに前回よりも合格発表が遅い・・・。
まだか~!!!
「間もなく普通免許試験の合格発表です」やっと放送が入る。
・・・って、まずはいわゆる1発試験の人たちの学科合格発表。はぁぁ・・・。
そして、やっと教習所卒業の合格者発表。
109、111・・・115・・・あれ?もう1度確認。
・・・119じゃなくて、その上118 あった~!!!

あぁ、良かった~。これで晴れて若葉ドライバーだ・・・。
喫煙所で話していたお兄ちゃんもグーサインを出している。

「合格者は速やかに第一受験室へ来てください」の放送
合格した人がぞろぞろと階段を上って、先ほど試験をした場所へ戻っていく。
自分の受験番号の席に座ってみると、結構空きが多い。
3分の1は不合格だったみたいだ。

免許交付の説明を受けてお昼休みになる。
説明は少しだけで1時間半も時間が空く。
免許センターの食堂を覗くと、そこそこの混雑。
時間もあるので思い切って近くの公会堂に入っているパスタ屋さんまで、足を伸ばす。
一人のプチ贅沢 パスタランチで時間を潰した。
その間に教習所のお友達のHさん、Iさんにメール、私の両親を仕事帰りに見てくれている
であろうオットと私の両親にも電話で報告した。
母の調子はイマイチだったけれど「横になっていれば大丈夫」と言っていたので、今回は
オットにお任せしておこう。

メールを打ったHさんから間もなく電話が入る。
ちょうど高速教習から戻ったところで、おさらい教習の教官指名があるので休憩も兼ねて
少しの時間教習所にいるらしい。
Hさんも寝不足にも拘わらず、高速教習は順調にこなせた様だ。
「眠気なんか高速に乗って吹っ飛んだわよ~」とHさん。お互いに良かった。

午後からは免許証の発行手数料徴収と写真撮影。
婦警さんの説明が終わって、交通安全協会のおじさんが入会のお願いと手数料徴収の
ガイドをする為に現れる。
マイクの位置が近いのか、耳がキンキンする。
入会願いを言うたびに音が割れてキンキンするので、これじゃぁ逆効果だよ・・・。
手続きの合間におじさんが「今日は本当に合格者が少ないです。早く終わりますよ」
確かに手数料徴収(安全協会も入ったぞ)の手続きが終わったら、今度はモロに職員風の
マダムが出てきて写真撮影の注意点を説明。
徴収手続きもそうだったけれど、撮影も1列づつの移動。
移動時に一人の若いおにいちゃんが「素顔に近い写真って、女のまつげはいいんですか?」
少し後ろにいた私、思わずニヤリとしてしまう。
そうだよな・・・。姪ですら、つけまつげで顔変わるもんな~。
言われたマダムは「とにかく眼鏡は外してくださいよ」と軽くかわしていた。
そのやりとりも何だか可笑しくて、すぐ後ろのお姉ちゃんと再度ニヤけてしまった。

写真撮影もほぼ順調に進む
時々聞こえてくる「マジ、勘弁してよ~」とか「前髪上げて!」と注意する撮影担当の声。
「撮った写真すぐ見れないの~」なんてのもあったな・・・。

撮影後は15分の休憩(その間に免許の発行をする)
2階の喫煙所でボーっと過ごす。
スタイリッシュ兄ちゃんは居なかった。
先に見える日光の男体山の影、その後ろの大きな山(那須岳?)は頂上がうっすら白い。
そのまま北西に目を流すと谷川岳がちょこんと頭を出している。
やっぱりてっぺんが白い(これは万年雪?)
良かった~。真冬前に免許が取れて・・・。
日陰にあるせいか、体が冷えてきてそんな事を思っていた。

いよいよ免許交付。
1列目から順に免許を貰って帰っていく。
2列目の自分、番が来るのが待ち遠しい。
試験官の合図で2列目がカウンターに向かう。
いよいよ自分の番。
午後の説明をした婦警さんがひとりひとりに「おめでとうございます」と免許を渡す。
ちらっと私の顔を見て淡々と「おめでとうございます」と免許を渡される。
廊下に出て免許の確認、住所も生年月日も間違いない!OK!

免許に載った自分の顔を見ると誰かに似ている。たしか仏壇にいた人だ。
帰りのバスの中で思い出した。父方のおじいちゃんのお母さん、私には曾お婆ちゃんに
当たる人。
不気味なほど似ている。最近は母に似ていると言われるのに、なんだ、この似方は・・・。
血縁ってすごいな。3代後に同じ顔が出てくるんだ。ってことは私がもう少し老けると完全に
曾お婆ちゃんの顔になるんだな・・・。

8月の終わりから教習所に通って、やっと手にした運転免許。
曾お婆ちゃん顔でも、やっぱり嬉しい!

手にしたこの時点から若葉ドライバー。
落ち着いて慎重に運転をしなければ!
長かったようで短かった2ヶ月半、1つの目標をクリアしました。

これで身分証明書は住基カードから変更です~

2012年11月16日金曜日

ご報告

私事ですが、昨日行った直腸検査が母の体に負担がかかったようで
ちょっと体調を崩してしまいました。

そんな中、オットの協力もあり免許センターへ本免試験に行ってきました。
結果はどうにか合格しました!
晴れて若葉(もみじの方が近いような気がするけれど・・・)ドライバーです。

リベンジ本免試験の内容も書いていきたいのですが、今日は親の家に
見守りとしてこれから泊まりに行く為、時間が取れません。

教習所の卒業検定と本免リベンジは明日以降に書いていきたいと思います。

こんな、つたないブログを読みに来てくださる皆様に感謝です。
おかげ様で2000アクセスを超えました!感謝!

2012年11月14日水曜日

本免試験 ダメでした。。。

そうは上手くはいかないと思ったけれど、やっぱり神様は簡単に免許をくれない。
(神頼みかよっ!)
ウルトラ教室や虎の穴なる予習教室にも寄らずに行った私がいけないのか、
とにかく結果は不合格。

昨日は教習所の練習問題とサイトの練習問題を400問解いた。
1回目99点、2回目95点、3回目99点、4回目99点
これで余裕をこいたのが、いけなかった。

受付と視力検査を済ませて、試験会場に入る。少々時間がある。
周りの人は教本や練習問題を黙々と復習中。
教習所で効果測定を受けた時に、間違った問題を印刷してもらった。
それしか持ってこなかった私は、その用紙をひたすら斜め読み。

そんな事をして時間を潰しているうちに、試験の説明。
これがね、あっさり済むと思ったら意外に長い。
まず、筆記用具は机の上に用意されているシャープペンと消しゴム以外は一切
使用してはいけない事。
教習所でも学科で聞いたことがあるけれど、これはカンニング防止だそうだ。
その時の話では年に数人、シャープペンや消しゴムに回答を忍ばせている人がいるとか。
そんな事が多いのか、何人もの試験官が周ってきては机周りを確認。
それだけでも緊張する。
そして、大きなブレスレットと腕時計も外さないといけない。
これもカンニング防止の一環らしい。
朝イチでウルトラ教室などに参加した人は、今日の試験問題がほぼ教えてもらえる。
(まるまる教えてもらえるらしいけど、ここでは一応「ほぼ」にしておきます。だから参加するのは数千円の有料なんだな。)
その回答を小さな紙に書き込んで時計などに仕込めば、確かに出来るわな。。。
まぁ、これも教習所の教官が昨年あったカンニングの例で言っていたけれど。

腕時計&ブレスレットを外したか、試験官が再度見回りに来る。
両方していない私は問題ないけれど、手元をじっくり見られるのはすごいプレッシャー。
何にもしていないのに気分的に滅入っちゃうよ。

説明がやっと終わって試験開始。
しょっぱなの問題から「ひっかけ」なのか「真っ当な内容」なのか、混乱する問題。
迷う問題を飛ばして回答していく。
隣のお姉ちゃんの元に試験官が来て「あまり動かないで回答してください」
隣とは問題が違うけれど、何だか気持ちが悪いな。。。
再度隣のお姉ちゃんの横に来て「次動いたら今回は中止ですよ」
小さな声だけどキツ目の口調で言って、試験官は去っていった。
確かに机が小さいので問題の冊子と解答用紙を並べると、ちょっと厳しい。
でも、イス一つ離れていても肘が当たるって、やはりオーバーアクションの人なんだろうか。

迷った問題をじっくり読んでもまだ迷う。時間が無い。
開き直って正誤を決めた。

合格発表までの時間、かなり待った。1時間半くらいかかったかな?
お茶を飲んだり、ちょっと一服したり・・・。
気分転換の一服タイムをしていると、見慣れないお姉ちゃん。
私の所に寄ってきて「同じ教習所でしたよね?」
はて?知り合った人以外あまり気にしていない私も悪いのだけど、教習所名を伝えると
「やっぱり同じです~」
よくよく聞くと、ロビーで何度か私を見かけているらしい。気にしてなくてごめんね。。。
彼女は今回2回目のチャレンジ。
「本免は難しいですよね」ちょっと神妙な顔で言ってくる。確かに・・・難しいっすね。
そんな会話をしてそのまま別れたと思ったら、ロビーでまたまた遭遇。
今度はもう一人私の子供と言ってもいい様な若いお姉ちゃんが増えていた。
「この子も同じ教習所なんですよ~」
この若いお姉ちゃんも2回目のチャレンジ。今朝は早く起きてウルトラ教室に行って来た
そうだ。
「落ちたら立ち直れないですよ~」若い彼女が半泣きの顔で言う。
最近の我が県の普通免許合格率は、少し上がったとは言え60%満たない。
合格発表を待たされれば、待たされるほど不安ばかりがよぎる。

若い彼女が「メールしてきます」とロビーから出て行く。
もう一人の彼女は「発表が遅いのでちょっとトイレ・・・」

二人が離れて間もなく合格発表のアナウンス。
発表された電光掲示板を見てびっくり!
ぐはぁ~、本当に半分かそれ以下しか受かって無いじゃん。これ。
「あぁ、またダメかぁ~」後からさっきの彼女の声が響く。
振り返ると、その後から携帯電話片手に若い彼女もこちらに走ってくる。
そして電光掲示板を見て「ウルトラ教室、意味無いじゃん!」
当然、自分の受験番号も無い。

試験場で知り合った、同じ教習所卒業の私達3人は見事に撃沈。
とぼとぼとロビーを出た。
若い彼女は「マジ家に帰れないよ~」とかなり落ち込んでしまっている。
よほどショックなのか、何回もチャレンジしてダメなのか、外では泣き出している子も数人。
この合格率、舐めちゃいけないな・・・。

一服して帰ろうと彼女達とは別れて、喫煙所でぼ~っとしていた。
私位の男性が声を掛けてくる。
話を聞いていると、どうやらこの人も落ちてしまったらしい。
「やっぱりね、昨日卒検が受かってすぐに来ても無理だよね。もっと勉強しなきゃ~」
カラカラ笑いながら話す人で、状況が何だか私に似ている。少しだけ気分が軽くなった。
「俺らの歳だよ。若い人には頭も勝てないよ。倍以上勉強しないとダメだよね」
うむむ、確かにそうかもしれない。

帰りの電車でも、どこで間違えたのかずっと考えていた。
不合格者には点数は教えてもらえないので、何問間違ったかも解からない。
駅に着いたら父親から電話。
「ガスが止まった」と言うので行ってみると、長い時間とろ火を使っていて安全装置が
働いたようだ。復旧させて親の家を出たら、ドッと疲れが出た。
今日は練習問題を1回だけ解いて、寝てしまおう。
明日は母の直腸検査が控えている。
19時になったらお腹の処置の薬を確認に、もう1度親の家に行かなくてはいけない。
この検査が終われば、少しは免許に集中できるかな?
明日の検査次第では、明後日もう1度チャレンジしてみようか?

とにかく1発では行かなかった本免許でした。
我が家のニューフェイス車に乗れるのはいつになるやら・・・
(既に先週末に入庫済みっす。。。)

2012年11月13日火曜日

卒業検定

ちょっと母の検査前の処置でバタバタしています。

今日の卒業検定は合格しました!

明日は免許センターへ行って本免試験を受けてきます。
さて、一発で受かるかな?
(その間は両親&姑よ、いい子にしていてくれ~)

本免試験も含めて、詳細は数日中に書き込みます~。



個人情報部分だけ消してあります・・・。
どうにか卒業できました。。。



11月18日 追記

この日の卒業検定は私を含めて4人
マニュアル車の男の子2人とオートマ限定の女の子と私
ここの教習所、検定の時は若い年齢から検定を受けさせるようで・・・
検定教官は数時間前に路上教習でならったK教官。
検定時の注意点やコースの説明に30分。

まずは失格になる行為の説明。
危険運転など、教官がどうしてもブレーキを踏まなくてはならない時。
停車措置や、縦列駐車や方向変換で縁石に乗り上げた時。
信号の変更時以外に停止線を越えた停止をした時。
信号無視。
教官の指示を無視した運転等など・・・。

信号無視や教官の指示を無視した運転って、そんなのあるのか?
それよりも縦列駐車や方向変換の時の縁石乗り上げに注意しなきゃな・・・。
だけど、第1段階の仮免検定より平常心。自分でも不思議な位だ。

次はコースの説明。
今日のコースは工業地帯を周るコース。
途中で停車措置を1回行うそうだ。
年齢順に乗るので私が後半コースになる。何度か周った事のあるコースだけれど
イマイチ解からないコースでもある。教官の案内指示があるのが救いか。

その後は減点ポイントの説明
教官の指示に返事をしない、大きく広がる右左折、障害物への対応等・・・
100点満点から減点制で70点までで合格。
70点を切った時点で、これも検定終了。
うむむ・・・、大丈夫かな?

その後は先に乗る人と、後に乗る人がじゃんけんで縦列駐車か方向変換を決める。
最初に乗るお兄ちゃん二人でじゃんけん。
若いお兄ちゃんのほうが勝ち。彼は方向変換を希望した。
先に乗る組が方向変換。後組が縦列駐車に決定。
おい、おい、後組みのお兄ちゃん、じゃんけんで負けちゃダメだよ~。


その後10分の休憩の後から検定開始。
マニュアル車のお兄ちゃん2人が車に乗り込んでいく。
コースから路上に出るのではなく、検定は正面玄関のロータリーからスタートだ。
待っている間に、一緒に乗るお姉ちゃんと話し込む。
彼女は大学3年生。学校と平行して教習所に通っているらしい。
第1段階は規定+1時限で上がれたのだけど、第2段階は33時限目でやっとみきわめを
もらえたとか・・・。
「方向変換が苦手なんですよ・・・」ちょっと困り顔で言う彼女。
来年は卒業旅行でレンタカーを借りて、友達と交代で運転しながら名所巡りをする予定。
早く免許を取って運転に慣れたいのだそうだ。
「それに私、運転が荒いって教官に言われ続けていて・・・たぶん、無理っぽいです」
そんな風に見えないおとなしそうな女の子。運転すると変わるのかな?

到着予定時間の5分前にはロータリーの乗車場へ出ていないと、減点になる。
二人で外で待つ。
他愛ない話をしながら検定車の帰りを待つ。
あれ?かなり待たされているような???
彼女が腕時計を見ながら「10分は遅れてますよ。何かあったのかな?」
ずいぶん待ったと思ったけれど10分も待っているんだ。渋滞に巻き込まれたのか?
それとも・・・?
「ちょっと不安になりますよね・・・」彼女の言葉で、少しだけ不安がよぎる。
更に待つこと5分。
やっと戻ってきた検定車。降りてきた二人の表情が神妙だ。

オートマ車に交換していよいよ検定開始。
まずは前半コースの彼女。順調に教習所を出て最初のT字交差点に出る。
ここの交差点、左ななめに停止線が引いてあり、右折は少し見えづらい。
みきわめを貰った時に右の脇道から飛び出してきた車がいて、教官にブレーキを
踏まれたっけ・・・。
幸いにも赤信号。彼女は左右確認をしながら信号待ちをしている。
信号が変わる。それでも一息入れて再確認をしながら発車・・・!と思ったら
教官のブレーキと共に「はい!ダメ!これで終了です~」
何が起こったのか全く解からなかった。
右を見ると信号が変わっているのに、小走りで渡ってきた女性。
信号待ちをしている人はいなかったのに、どこから出てきたんだろう?

「引き続き交代ポイントまで運転してくださいね。練習だと思って気を抜かずにね」
教官の一言で彼女の運転が再開される。
ポツポツと教官が話し出す。
「今のはアクシデントだね。前の家から人が飛び出すと思わないものね・・・」
そういうことか!交差点の前の家から飛び出してきたのが、あの女性だったんだ。
彼女の後ろに座っていたので全く見えなかった。
アクシデントとはいえ、これで検定終了じゃ可哀想過ぎるよ・・・。

そんなアクシデントがあり、少しだけ緊張してきた。
前半コースのスーパーなどが乱立している道を抜けて、交代ポイントへ。
いよいよ自分の番が周ってくる。
慎重に、慎重に・・・自分に言い聞かせながら、運転席に乗り込んだ。
検定番号、氏名、生年月日を教官に伝えて、検定開始。
教官の指示通りコースを運転する。
土手沿いの道を抜けて、工業地帯へ。更にそこを抜けて街道へ。
車間、速度、何とかキープ。
街道からもう一つの工業地帯へ右折で入る。
右折で入った後の停止線はアスファルトが削れていて、良く見えない。
とまれの標識の手前で停止。そこを右折。その後、カーブを通ってすぐに左折。
すぐ先の細い道へ右折。
幸いに対向車が来ない。慎重に、慎重に・・・。
雑木林を抜けた先の畑の脇に停車措置。
側溝のふたに乗らないように左ミラーを見ながらゆっくり停車。
停車措置の「終わりました」
教官は淡々と「では、発進してください」
そのまま元の街道に戻り教習所に戻る。あと少しで路上検定は終わる。
彼女が不合格になってしまったT字路に差し掛かる。
幸いにも信号は青。慎重に減速して左折。
その先の教習所近くの小さな交差点。角に開店休業状態のインド料理屋。
信号待ちをしていると中東系の男性が数人。
信号が変わって発進すると、一人の人がこちらを見てお辞儀。そして手を振った。
はて?誰だろうか?
教官の知り合いか?それともお姉ちゃんの知り合い?
検定中なのにそんな事を考えていた。それでもなぜか左方確認は忘れない。
教習所には右折で入る。
前方から中型トラック。パッシングで「どうぞ」のサイン。
左右確認をして少しもたついた。
それでもどうにか駐車位置にたどり着いた。
駐車措置「終わりました」で路上検定終了。
次は所内で縦列駐車だ。

マニュアル車のお兄ちゃんたちが先発組。
教官の「10分から15分位であなた達の番だから、休んでくださいね」
ブレーキを踏まれた彼女は「あんなもんでしょ」とケロッとしている。
ただ、はやく補修予約が取りたいようで「帰れないんですかね?」
私もそう思っていた。一発不合格の人は所内検定はしないものだと。
この彼女は本当に明るい。ポジティブな子。
待っている間も他愛ない話で、和んでしまう。

先発組のお兄ちゃん達が戻ってくる。
教官がオートマ車に交換する。「さぁ、行きましょう」と教官。
そこで彼女が教官に質問「不合格もやるんですか?」
教官は「立会い者がいないと彼女(私)の検定が進まないでしょ。これも練習と思って
一緒に乗ってね」
彼女は検定の緊張から開放されたのか、ニコニコして車に乗り込んだ。

まずは彼女の方向変換
苦手と言っている割に大胆。いや、練習と思って大まかにやっていたのかタイヤを縁石に
擦りながら凹みに車を入れて今来た道を戻る。
所内のコース、見通しの悪い交差点の生垣で、彼女の検定後のアドバイスが始まる。
その間は私は車の外で待つ。
他の教習車が通り過ぎる度に、驚いたような顔をされる。
そうだよね。私も何度かあったけれど普段いないところに人が立ってると、運転していても
焦るよね。
彼女へのアドバイスが終わって、いよいよ私の番。
縦列駐車の練習コースへ向かう。
手順を覚えているかな?路上よりこちらの方が緊張する。
「3番のコースでやりましょう」教官の指示が出る。
3番コースに入った「ここから検定開始です」と教官。
まず、運転席の窓を全開にして、シートベルトを外して・・・、
えぇっと、まずはギアをRに入れて後方確認。その後車を入れるスペースの角のポールで
停車。そこでハンドルを左に全て切って、後方確認後後退。
ドアミラーでスペース奥のポールと車体が直線状に並んだら停止・・・
って、勘違いをしてスペース入り口の角に車体を合わせちゃった。
慌てて、ギアをDに戻して切り返してやり直し。
今度は慎重に・・・後退。ミラーで見てもほぼポールと車体が直線になっている。
ここで一旦停止してハンドルを右に全部切って、前方後方確認で後退。
助手席の窓の角ワイパーの先端に入り口ポールの角が来たら、ハンドルを戻す。
後方確認で後退。停車措置、ブレーキから足を離して「終わりました」
教官の「では、出発してください」で、シートベルトを付けて、右ウィンカー、前方確認で少し
だけ前に出す。
もう1度前後方確認で発進。
コースから出た途端「はい、検定終了です」教官の声。

何とかできたか?どうだろう?

その後は教官からのアドバイス。
なんと!今日の検定の中で私が1番減点が少ないそうだ。
「縦列駐車も間違えに気がついて、すぐに切り返せたよね。いいですよ!
路上も安定していました。すばらしいです。本当によく化けたね」
教習簿を見ながらにっこりして話す教官。
「でもね・・・」教官の話は続く。
「判断がね、やっぱり少し遅いよね。それはこれから自分で運転しながら少しづつ改善して
いこうね。もう一呼吸だけ早く判断しようと心がけてやってみてください。
さっきの教習所に戻る時もトラックが道を譲ってくれたでしょう。ああいう時は確認は迅速に
して早めに通して貰うようにしないといけないですよ。せっかく譲ってくれたのにモタモタして
いたら失礼でしょう」
あぁ、やっぱり・・・。第2段階に上がって注意点で多かったのが判断。
これからはもっと気をつけないといけないな。

「これで検定は終わりです。結果を楽しみ待っているようにね。お疲れ様」

教官のアドバイスが終わって車から降りる。
4人の中で1番減点が少ない?何かの間違いじゃないだろうか?

ロビーに行くと先行組のお兄ちゃん2人と一緒に乗ってくれた彼女。
後ろから教官が来て、「合否発表に15分位かかる」と言って通り過ぎていく。
今回のメンバーは男の子達がおとなしい。
唯一ブレーキで一発不合格だった彼女が、元気。
「もう落ちているの判っているから」と補修予約を取りにカウンターに向かう。
すぐに戻ってきて「ケチ!合否発表が出ないと予約を取れないんだって」と仏頂面をする。
確かにそこまで引き止めておくのは、結果が判っているだけにかわいそうだ。

合否発表が出る。彼女以外は合格。
「やっと予約が取れるよ~!お元気で!」さっぱりしたような顔をして彼女はカウンターへ
向かっていった。

合格者を集めて卒業式?と本免試験の説明。
書類の準備の間に教習所のアンケートに答えて欲しいと、用紙が配られる。
教習内容は満足かとか、学科は判りやすいかとか、色々と書いてあった。
特に問題も無く(第1段階なんて、むしろ私に問題が多かった・・・)ここまで来れたので
備考欄にお世話になった教官達を思い浮かぶ範囲で書いておいた。

卒業証明書を受け取り、本免試験の受付用紙を貰って解散。

帰りがけに第1段階でお世話になったT教官とぶっきら教官にお礼が言いたくて、ロビーに
声を掛けた。
受付の人が調べてくれたら、なんと!今日は2人ともお休み。

あぁ、残念。

スイーツ教官はただ今教習中と言うことで、教習が終わったら呼んでもらうことにした。
待っている間、学習室の立会い教官をしていたK教官が出てきて「どうだった?検定」と
聞かれる。
口にせず頭のうえで〇のジェスチャーをしたら、おなじジェスチャーをしながらK教官
「よく化けたね~。第1段階ではどうなるかと思ってたんだよ。おめでとうさん。
それより、なんで俺を指名してくれないの。第2段階で運転見ないうちに終わっちゃって」
いつもの北関東弁で言ってくれた。
その一言で嬉しいような、寂しいような不思議な気持ちになる。

学習室にいたIさんにも結果を伝えて、教習が終わる10分間おしゃべりタイム。
Iさんも20日ごろにはきっと卒業しているだろう。
話し込んでいると終業のチャイム。
スイーツ教官はバイクの教習と言う事でなかなか戻ってこない。
バスの時間に間に合わないので、バイクコースの近い玄関で待つことにした。
遠くからスイーツ教官が歩いてくる。
思い切って呼んでみた。でも、聞こえない。
もう1度読んでみる。やっと聞こえた。
大きな体を揺らしてこちらにやってくるスイーツ教官。
「どうしたの?」
卒業検定に受かった事を伝えると「えぇ、もう終わっちゃったの?早くない?」
私もこれは奇跡としか言いようが無い。
「すごいよね。yanagiさんの追い上げは・・・。第2段階で一気に進んだもんね。
何かあったら遊びにおいでよ。お友達もまだ通っているんだし。ね。」
相変わらずの癒し系なスイーツ教官の言葉に、ちょっとだけ、うるっと来た。

バスの発車放送が入る。
スイーツ教官、Iさんともここで一旦お別れ。

本免が取れて少し落ち着いたら、改めて挨拶に伺おう。
なんともあっけないけれど、私の教習所通いはここで終わった。

2012年11月11日日曜日

11月10日 第2段階 技能20時限目 みきわめ

それは突然にやってきた。

前の晩に教習所で知り合った仲良しのHさんと、おさらい教習の話を
メールでやり取りしていた。
金曜日のおさらい教習では、まだまだ判断が遅いと言われていた。
そんな内容のメールのやり取りをして「当分は一緒に頑張ろうね」なんて
交わしていたのに・・・。
まさかこの教習がみきわめだったとは、想像もつかなかった。



技能教習20時限目
またまた教わる、言葉は優しいがしっかり厳しいY教官。
予約がこの時限しか取れなくて、次の時限のキャンセル待ちを申し込んでおいた。
教習の出だし、路上に出る前にちょっとしたミス(左折を右折と間違えた)
教官は「落ち着いて。本当は出来るし、解かっているんでしょう」
この言葉が意外にプレッシャーになる。
「スミマセン」と謝ったけれど、気持ちはドキドキ・・・。

路上に出て最初の交差点(T字路)
右折をしようとミラーを確認、目視、車の流れが途絶えない。
しばらくして車の流れが途絶えた。右折しようとしたら・・・教官のブレーキ。
右側先のすぐ脇の道から出てきたすごい勢いで飛ばしてくる車。目の前を通り過ぎていく。
「ちゃんと確認しましょう。でも、今のはかなりのスピードで出てきたから仕方無いですね」
あぁ・・・、また失敗しちゃった。
教官の指示通りに路上コースを周る。最初の2連続失敗からどうにか順調。
助手席の教官は何やら白い紙を取り出し、何かを書き出している。
教官の指示で停車。
縁石に近づきすぎて「車を傷つけるのと、ギリギリまで寄せるのどちらがいい?」と
教官からの質問に「車が傷つくのは勘弁です・・・」
「それじゃぁ、もう少し(縁石から)離してもいいよね。きっちりやろうとしないんだよ」
微妙な雑加減と言う事か・・・?このニュアンスって難しい。

その後も引き続き路上コースを周る。
その間に先ほど書いていたメモをくしゃくしゃに丸めた教官。
突然「yanagiさん、できる事はやりましょう。障害物を避けるの時は合図を出しましょうよ」
はっ!対向車に気を取られていて合図を出していなかった!
思わず「対向車に気を取られていました」
「じゃぁ、解かっているんだね。解かっている事はタイミングがずれてもやりましょう」
そう言うとまた白い紙を取り出して何かを書き始めていた。
今にして思えば第1段階もそうだったけれど、この白い紙は検定許可のカードだった。
つまりこの時間は「みきわめ」だった。

合図する事、左折の時は右に膨らまない事、意識しながら路上を運転する。
イマイチ上手くいかない。
そのまま教習所に戻って縦列駐車と方向変換の練習。
縦列駐車 これはイマイチ。斜めに駐車してしまう。でもなぜか「元に戻してやりなおし」
が縁石にぶつけることなく出来てしまう。
教官は「もう少しで出来るね」
方向変換 変換する凹みの左に寄りすぎて切り返して修正。
「まぁ、いいでしょう」と教官。

もう1回づつ練習するのかなと思ったら「少し早いけど配車場に戻りますよ」と教官。
次のキャンセル待ちを申し込んでいる事を伝えたからかな?と思っていた。
車を停めて駐車措置。
いつも通りの「終わりました」
教官が突然「はい、これでyanagiさんの教習は終わりですよ。検定はいつやりますか?
明日の午後にしますか?それとも、火曜日ですか?」
先ほど書いていた白い検定許可カードなる物を渡される。
そ、卒業検定って事???
教官の話は続く。

「あのね、前の(第1段階)時もそうだったと思うけど、yanagiさんの場合はね、あえて「み
きわめ」と伝えません。(運転)適正欄を見ても解かるけど伝えれば緊張しちゃうでしょう。
いつもの運転が見れないんですよ。今日の失敗の時のアドバイスは今後の免許を取った
後にも参考になると思います。ぜひやってください。もちろん検定では必ずやってくださいよ」

そう教官に言われても、まだ信じられなかった。

第1段階は高齢者並みの44時限も乗った。
第2段階は規定の19時間よりたった1時限多い20時限。それでいいんだろうか?

それを聞いたY教官は笑いながら言う
「あなたの場合はね、私達教官から見たらオバケって言うんですよ(笑)
第1段階でなかなか覚えられず、もたもた進んでいたのに路上に出ると一気に変わる。
これはいい意味でも悪い意味でもあるんです。
あなたの場合は初心者マークは危険者マークかな(笑)
だって、流れに乗って速度超過はするは、障害物の回避に合図は出さないは、左折は
ときどき大きく右に膨らむし・・・ね。
『私は危険ですよ~』って周りの運転者に知らせるためにも。免許を取って1年間はしっかり
マークを付けてね。慣れたからって、数ヶ月で外す人が多いけれど本当は違反なんだよ。
知ってるよね。だから、ちゃんと付けて走行してくださいね。教習車じゃないから、もっと
意地悪するドライバーもいるでしょう。でもちゃんとマークを付けていれば周りの運転者から
見たら初心者イジメされている車だって解かるし(笑)あまり近寄る車はいないでしょう(笑)」

その欠点はもう教われないって事か・・・。
教官の話は続く。

「運転の自主性もあるのだし、あなたはもっと人に頼らない運転をした方がいいと思います。
早く検定を受けて、後は家族の方などのアドバイスで一人前になってください。
突き放すわけではなく、その方があなたに向いているんです。
さっき言ったダメな部分だって危険運転ほどじゃない。気がつけば直そうとしているでしょ。
それは解かっているという事で、これ以上は教習所では教える事はありません」

そう言われても、縦列駐車の不安が残る。

「じゃぁ、このみきわめは取り消しますか?この先は縦列駐車が少し上手くなるだけで
特に変わらないと思いますよ(笑)これをきれいに出来る人なんてなかなかいません。
だって、初心者なんだから。
それなら、気持ちを大きく持って検定に挑んでください。
もし落ちて補修になって、また私の教習になったら今以上に厳しくするからね(笑)」

今まで見たことが無いほどケラケラ笑いながら話す教官。
話を聞いて、やっと「ありがとうございます」とお礼が言えた。

「オバケはね、年に数人出るんです。これは歳には関係ない。
第1段階が規定で終わって、第2段階で苦労している逆オバケもあるんですよ(笑)
私も正直、yanagiさんがこんなに早く第2段階を終えると思わなかったけれど、頑張りまし
たね。効果(測定)を早く終えて、交通ルールを叩き込んで、運転に集中したのも良かったの
かもね。ただ叩き込んだルールを解かっていてやらないんだもの。危険オバケですよ(笑)」

何度も何度もお礼を言って車から降りる。
最後に教官は
「お礼はね、次(卒業検定)が受かったらたくさんしてね(笑)
落ちたら・・・本当に厳しくするからね」
そんな事を言って去っていた。

本当に卒業検定まで来ちゃった・・・。
1日経った今でも「キャンセルが取れない」と気を揉んだりしている。
でも、もう、検定に受かれば教習は無いんだ。
残るは卒業検定。
その後は免許センターで本免許の筆記試験。
教習所に通うのは火曜日1日になるのか、検定に落ちて補修で数日通うのか・・・
いづれにしても今週中には終わってしまうんだろう。

最後のスパートの卒業検定。
落ち着いて、緊張せずに頑張ってみよう。

2012年11月9日金曜日

第2段階 技能18、19時限目

今日からみきわめ&卒業検定に向けてのおさらい教習。
第2段階に上がってから「良い流れ」なんて言われているけれど、そう簡単には
行かないと思っている。
この教習が終われば、みきわめ、卒業検定に進む。
あせらずボチボチやっていこう。



技能教習18時限目
この時間もF教官。
第2段階の教官になってからこの教官がメインだな。
すっかり顔なじみになってしまった。
でも、教習前の顔合わせの時に次の時間の配車券を持っていて、F教官を惑わす
事をしちゃったよ。
みんな教習が始まっているのに、配車場に残っているのはF教官と私だけ。
配車券を見せたら「おかしいな?」と、事務所に戻っていって確認してくれた。
戻ってくると・・・
「yanagiさ~ん、うっかりなの?どっきりなの?どっち?この時間は僕が担当ですよ」
あちゃ~、ごめんなさい。
おっちょこちょいのすっとこどっこい、また、やらかしました・・・。

「ま、僕も教習時間の確認をしなかったんで、おあいこですね」
出発前の点検をして、路上へ出る。
「う~ん、左折が広がりすぎかなぁ」さっそくの注意。
今日は何故だか路上駐車が多い。
ウィンカーを点けて避けながら走行。元の道路に戻ったらウィンカーを消す。
「ちょっと合図(ウィンカー)が遅いかな?」
う~ん、やっぱり合格点には遠いみたいだな。
「信号待ちの停止のブレーキはとてもきれいなんですけど、一時停止のブレーキは
ちょっと雑ですね~」
出てくるは、出てくるは・・・の注意点。
検定コースになる路上を2種類回る。
教官の指示で停車、その後停車措置。
「今の停止位置でOKです。検定まで忘れないでね」これはどうにかうまくいった。
教習所に戻るコースで飛び出す学校帰りの子供&おじいちゃん。
一時停止と徐行で難なく通過・・・って「もう少し早めにブレーキ準備をしましょうね」
ふえぇぇ~、危険予測のタイミングって難しい。

教習所に戻って不安だった縦列駐車の練習
操作方法を飛ばしていて、不思議な駐車になってしまった。
「練習ですから、何度やってもいいんですよ。戻してもう1度やってみましょう」
自分でも不思議な事に、元の位置に戻す事は出来るんだな。
F教官も「操作手順をよく読んで、手順を飛ばさないようにしましょう。
でも、なんで戻せたの?」と不思議顔。
高速教習の前の始めて教わった時もそうだった。
なぜか間違ったら元の位置に戻せる。
「頭が混乱している訳じゃないみたいですね~。車両感覚があるんでしょう。
でも、戻せるって事はきちんとやれば出来るって事じゃないですか?」
そうなのかも知れないけれど、手順を逆にしたから戻せただけだと思うんだ。
「やっぱり手順をしっかり覚えればできるんですよ。検定も切り替えしOKだけれど、
できたら1発で決めたいですよね」
F教官はずっと不思議そうな顔で見ていた。
当の本人も不思議でしょうがない。なぜにきっちり元の位置に戻せるんだろう???
教官の指示通りに操作して、みごとに縦列完了。
次は自分だけでやってみようと思ったら、教習時間終了。

終わりのアドバイスの時に「縦列駐車と方向変換をメインに出来ないか」確認してみた。
答えは「もう少し路上が安定するまでは、今のおさらい教習で進む」んだって。残念。
教習簿には「障害物の判断」
「いきなり次がみきわめになるかも知れないし、少しかかるかも知れない。今ちょっと
微妙な時ですよ」と、F教官のアドバイス。
「次の教官は間違えないように(笑)」笑いながら事務所に戻るF教官。
これでこの時間は終わった。



技能教習19時限目
最短で進んだら、この時間がみきわめになる。
・・・ったって、最短ですよ。最短。当然私には無理な訳でおさらい教習となる。
今回は初めて教わる教官。第1段階の学科では2時限ほど教わっている。
でも、顔をすっかり忘れていたので思い出せなかった(失礼しました)

点検後に車内で教習簿のチェックと質問から入る。
前の時間に何を注意されたか、自分の技能で不安な面が無いかなどなど・・・。
教習簿に書かれた「障害物の判断」の事を話すと、「とりあえず初めてなんで運転を
見せてね」と優しいお答えが返ってきた。

路上に出る。
相変わらず路上駐車が多い。今日は週末だからかな?
対向車がいないけれど、ウィンカーを出して路上駐車の車の脇を通過。
ウィンカーをやめようと思ったら「今のは対向車が来なかったよね。そういう時は
ウィンカーを出さずに徐行で、車の脇に来たら徐々に速度を上げるといいよ」
えっ?ウィンカーは出さなくていいの?
「基本の教え方は合図(ウィンカー)を出して避けるんだけど、この場合はいいよ。
それか、出すのならもう少し早めに出してアクセルから足も離さないとね」
おぉ、そういうことか。
早めに出せば「避けますよ」のサインが周りにも解かるし、その時にブレーキの
準備をしておけば手前で飛び出しとかがあっても対処できるんだね。
言われてみて妙に納得の私。
しかし、このおばちゃん脳ったら何とかならないものか・・・。

この教官の説明は、本当に解かり易い。
注意点と改善点を伝えながら、自分自身で考える時間をくれるので自然と頭に
入って来るし、納得できる。

数種類のコースを周っていると、教官から「もう少しメリハリの利いた運転が欲しいな」
例えばカーブ前で減速する、減速した分周りの状況が良く見える、カーブを抜けたら
一気に制限速度まで加速(障害物や歩行者などがいない場合)
この1連の動作のメリットは「メリハリも利くし、確認が早いキレの良い運転」になるという事。
そのためには、曲がり角やカーブに入る時は早めに減速しないといけない。
「歩行者がいなければ、今の運転でもいいいんですよ。でもメリハリがあると検定も
評価され易いじゃない。しっかり状況確認もしているってアピールできるし」
これまた、納得。
「でもね、後続車がたくさん付いちゃったら、その時の流れでね。逆にもたもた運転に
見られちゃうからね」
そうか、検定のハウツーも兼ねているのか。

またまた路上駐車がある。この道は狭い。
今回は早めにウィンカーを出して脇を通り過ぎる。
「う~ん、通り過ぎる車の車体半分になったら、もう少し加速していいよ」
これは安全確認が丁寧すぎて「もたつき運転」になるそうだ。
「これは検定だけじゃなく、他のドライバーさんたちにも迷惑がかかるよ」
危険予測と安全確認と交通状況のバランス これが難しい。
「かと、言って雑な運転しろって事じゃないからね」笑いながら話す教官。

その後は所内に戻って縦列駐車と方向変換の練習。
縦列駐車はちょっと斜めになっちゃた。
「そこそこ出来てますよ。簡単な切り返しで真っ直ぐになる方法を言うからね」
今にして思えば、失敗した。この後の切り返しの真っ直ぐに直す方法を教官の
指示だけで動かしていて、すっかり覚えていない。ダメだな。
方向変換も左に寄りすぎたけれど、なんとかクリア。
これも切り返して修正するやり方を教わる。
ギアをDに入れ替えてハンドルを右に全部回して、運転席から右のタイヤを見る。
縁石の角と対象になったら今度はハンドルを左に全部切る。ギアをRへチェンジ。
ハンドルを1回転半戻して(真っ直ぐ)そのまま後退。
すっきりきれいに入庫。
「これで車庫入れも出来るようになるでしょ」と教官。確かに!納得です!
このまま所内のコースへ出たところで終業のチャイム。

教習簿には「状況の読み取り及び判断の遅れ」
自分でも解かっているだけに歯がゆいし、悔しいな。
教官は「卒検が終われば試験受けて一般ドライバーでしょ。
あえて厳しく書いておきましたよ。
今でも乗れているし極端に悪いところは無いのだけど、事故が無い方がいいしね。
注意点は深刻に考えないで、できるだけ修正する位の気持ちで行きましょう」

それよりも、路上の注意点より縦列駐車と方向変換が不安な私。
思わず「縦列駐車と方向変換をもう少しおさらいしたいです」と言ってしまう。
教官は「毎回やるから大丈夫。それよりもあと数時間の路上教習の注意点をもっと
気にした方が、免許を取ってからも為になるよ」と言っていた。
確かに一般ドライバーになったとき、この運転じゃ迷惑だし頼りないよね。



あとどれ位で卒検まで進むのだろう。
明日も午前中に1時限だけ取れた。
午後からは忙しく、日曜日も通えない。月曜日は教習所の休校日で、明日の次に
乗れるのは火曜日になるか?でも予約が取れていない。
明日教習所に行ったら火曜日の空きが出るんだろうか?
無理なら水曜日の予約だ。かなり時間が空いちゃうな。大丈夫だろうか?
ちょっと心配になってきた・・・。

2012年11月7日水曜日

第2段階 技能15~17時限目 高速道路教習

昨日の雨の寒くて暗い日中はどこへやら、教習が始まる頃には
すっかり晴れてぽかぽか陽気だった。
高速道路&経路設計の教習なので、この陽気はありがたい。
暗いと高速道路入り口までの自主経路は、何となく不安だし、
高速道路なんてもってのほか!スリップは怖いし・・・。ハンドル操作も不安だ。

何はともあれ、今日は晴れ。
昨晩ヤフーの地図で経路を調べて、グーグルアースで曲がり角などのポイントを
調べてある。
帰り道はちょっと怖いけれど、なんとかなるだろう。

この教習は2~3人で行う教習。
予約日に一人だった場合は別の日に変更になる。
今日は私と19歳のお姉ちゃん。なんと!このお姉ちゃん仕事が休みになったので
急遽昨晩予約を入れたのだとか。
彼女が予約を入れてくれなかったら、危うく別の日に延期になっていた。セーフ。
お姉ちゃんに感謝!

今日の教官も2段階の3時限目、危険予測ディスカッションで教わった若手のF教官。
なんだろうね、第2段階はこの教官ばかりが当たるね。

今回は2人なので往路と復路をじゃんけんで決める。
じゃんけんでは私が勝って、往路を取った。
エンジンルームの点検、路上に出る時にいつも行うブレーキランプやその他のランプ、
タイヤの点検が終わって運転の準備。
発進前に教官から今日の教習の説明。
まずは地図を見て、自分で作った経路(自主経路)の説明。
その途中でお姉ちゃんが「ごめんなさい、私、極度の方向音痴なんです・・・」
往路も復路もわからないと言う。
もう1度、私の自主経路を教官と見直して、1番簡単な道順で高速の入り口まで向かう
事になった。
当然彼女が往路なので、地図を高速道路から逆にたどって教習所につく順路を教官が
説明する。
「う~ん・・・、難しいですぅ」彼女はお手上げ状態のようだ。
特別教習なので卒業検定には影響がない。
帰りは教官と私で彼女の運転をナビゲートしながら帰ることになった。

「危険な運転以外は殆ど指示なしですから、慎重かつ、のんびり行きましょう」
教官の一言で教習スタート。

教習所を出て高速の入り口に向かう。
目指すは東北道。コンビニを右折して、マックのある交差点を左折。
その後は変更した経路で県道に出るまでは道なり。
ここまではヘタなりに順調。
県道に出る間際に教官の一声がかかる「yanagiさ~ん、前の車を追うのも車間も
いいけど、速度見てね」
スピードメーターを見たら、OH!10キロオーバー。いけない、いけない・・・。
「アクセルでスピード調整しましょう」
県道に出る前に40キロに戻して、無事に県道にでた。
高速の入り口案内の看板が見えてくる。
ホッとしていたら、速度標識が40だったり、50だったり、コロコロ変わる県道。
忙しすぎる・・・。
後には大きなトラックがぴったりくっついてるし、信号が変わったらと思うだけで
ヒヤヒヤ。
ここでバイクが左から来たら、怖さ倍増だわ・・・。

なんて、思っているうちにあれよあれよと高速の入り口に入る。
教習車はETCなので、徐行してETCゲートに向かう。
ゲート通過・・・って、加速車線~。
「思いっきりアクセルを踏んで!いきますよ~」教官の声が響く。
運転席のドアミラーには、後続の車がぞくぞくと向かってくる。
うわぁ~~~、これ、入れるの?大丈夫なのか?
「右ウィンカー!行きますよ~。ハンドルを軽く右に曲げて!少しだけね!」
教官に言われるまま操作をしていたら、気が付いたら本線に入っていた。
「どうですか?このまま少し左車線で行きましょう」教官の指示が入る。
・・・って、前の景色がどんどん変わって、運転席の方が体感速度を早く感じる
というのは、今までの路上教習の比じゃない。このことを言うんだ。
慣れるまで車線変更なんて出来ないよ。

80~90キロでひたすら走る。
少しだけ高速の視界に慣れてくる。
「車も減ってきたし、そろそろ真ん中の車線に変更しましょう」あっさりと言う教官。
右にウィンカーを出して、ドアミラーを見る。
ちょっと離れているけれど車が向かって来ている。
教官もそれは見逃さない。「今通過する車の後ろに他の車が着いてこなかったら
車線変更しましょう」
そういわれて間もなくミラーに写った車が脇を通り過ぎていく。
「今です!」教官の声で車線変更。
この時はなんだかあっさり過ぎて、不思議な気分だった。
「では、更に加速して100キロを目指してくださいね」
目が慣れたのか、加速はあまり怖くなかった。

車の切れ目に左車線に戻る。
慣れって恐ろしい・・・。これは自分の感覚でできてしまう。
そのままパーキングエリアに入って、駐車。
駐車場の白線よりちょっとだけ斜めに駐車したけれど、教官は「いきなりですから、
これでいいでしょう」

ここで、15分の休憩。
教官からは「カバンに入る小さなものなら、お土産を買ってもOK」の許可が出た。
第2段階の教習説明の時は「ダメ」って言っていたのに、いいのかな?
カバンに入るものならバレないからOKなのか?
一緒に教習しているお姉ちゃんと、売店をウロウロ。
「さっきの教官の話、いいのかな?」と私。
「いいって言ってるんだから、大丈夫ですよねぇ~」とお姉ちゃん。
私の姪が「ご当地キティ」なるキーホルダーを集めているので、めぼしい物を探す。
お姉ちゃんは「あんまり、いいものが無い~」とコーヒーを買いに別の売店へ。
見慣れないキティを発見。その一つをゲット。
車に戻ると、教官がいない。
どうしたんだろうと周りを見渡すと、交通情報をじっと見ていた。
そうだよね、運転のど素人を2人も乗せて、教官だって大変だよね・・・。

休憩後は橋を渡って隣の県へ。
その県に入って間もなく、運転交代ポイントの出口。
ETCレーンを通過して国道に出る・・・前にUターン道路がある。
Uターン道路ってあまり見慣れない。
こんなのあるの?と思っていたら、教官が教えてくれた。
「出口を間違えたり、通過してしまった場合の戻り口についている」のだそうだ。
高速道路にこんなフォロー道路があったの、今まで知らなかった。
Uターン道路に入ってカーブ部分の広い道路で停車。
そこでお姉ちゃんと交代。慣れてきたので、少しだけ残念。

その後は彼女の運転で教習所へ向かう。
休憩で停まったパーキングエリアで、またまた売店巡り。
何も知らない彼女が「これって・・・」と持って来たのは、なんと!イナゴの佃煮!
思わず声にならないような意味不明の声を上げてしまう。
お姉ちゃんは少し驚きながら「そうですよね。これ虫ですよね。食べないですよね」
いや、いや、そうじゃなくて、バッタ系は苦手なんですよ。私。
そう説明したけれど「当然っすよね。虫ですもんね」
いや、ずっと持っていないで早く元の場所に戻してください。おばちゃん、ダメなんだよ。
まさか、こんなところで遭遇すると思っていなかったわ・・・。

高速を降りて県道を通り、街道へ。教習所はもうすぐ。

教官が腕時計を見て「時間が少しあるので、教習コースの停車をやりましょう」
運転しているのはお姉ちゃん。
高速を降りてからは、帰りの道も不安そうで、更に10分の運転なんて可哀想だ。
思わず彼女に「大丈夫?」と声をかけてしまう。
彼女は「ちょっと疲れてます~」
それを聞いた教官「では、1コースの停車2回をして戻りましょう」
検定の1コースは教習所の近くだった。
路側帯のある道と、外側線上の停車。お姉ちゃんがその2つを練習して教習所に戻る。

車の中で今日のおさらいと今後のアドバイス&説明。
この教習で第2段階の技能教習は終わりだ。
あとは「みきわめ」「卒業検定」に向けてのおさらい教習になる。
路上を運転していて不安な事、縦列や方向変換がうまくいかなかったなどの、教官への
伝え方や、今後の教習内容。
F教官はわかりやすく説明してくれる。
第1段階のおさらい教習とは違う、もっと自主性が必要になる。
「それが終われば卒業検定、免許センターの試験を合格したら晴れてドライバーです」
教官の説明で、お姉ちゃんと私は少し嬉しくなる。
彼女も仕事をしながら通って3ヶ月。私も入校して2ヶ月半。
お互いやっとここまでこれた!って感じだろうか。
今日のおさらい(アドバイス)は「二人ともそこそこ乗れていた」と言う事で無し。
教官も含めて3人同時に「お疲れ様~」で解散した。

あさってからは、おさらい教習。
第1段階のように時間がかかるのか?それともあっさり検定まで進むのか?
やっとここまで来れたんだ。最後までしっかりやらなきゃ!

2012年11月5日月曜日

第2段階 技能14時限目

2日ぶりの教習所、今日はいよいよ恐怖の縦列駐車の教習日。
教官は第1段階の4時限目に習った教官だった。
口調は穏やかだけど、結構厳しい人。少しだけ緊張気味で教習が始まった。

縦列駐車の教習なので今日も所内を走る。
ちょっとホッとしたような、路上の楽しさが味わえないのがつまらないような・・・。

まずは縦列駐車の操作方法を教官から教わる。
その後教官がお手本を見せる・・・って、前回の方向変換の時の教官と違って
外から見ることが出来ない。
助手席で教官のお手本を見ながら、ひたすら感覚を掴む。
本当は外からタイヤの動きを見ていたいのだけど、教官によって教え方が違うのは
仕方が無い。
ポイントになるポールなどは教えてくれるので、何とかなりそうかな?

細かな動作など様々な注意点を聞いて、いよいよ、自分で操作して縦列駐車。

1.左合図を出して、駐車する入り口の先に約1mの間隔を空けて、縁石と平行に停止
2.ギヤをRにして、合図を止め、右の窓を全開、左右の後方確認
3.左後ろを見ながら後退。入り口角のポールが右後ろの小窓の中心に見えたら停止
4.ハンドルを左に全部切る
5.左後方確認後、右後方を見て(窓から顔を出して)車体の延長線を後の角ポールに
合わせて停止(ドアミラーでも停止位置確認)
6.前方を見てハンドルを真っ直ぐに戻す。そのまま後退して、入り口角のポールを前面
窓の左端に合わせて停止
7.ハンドルを右に全部切って、左前確認後、後退
8.駐車範囲に車体が全部入ったら停止。駐車措置(ハンドブレーキ、ギヤはP、申告)
9.右合図を出して右後方を確認後発進。車体の安全が確認できるところで右後方確認

ざざっと書き出しても、これだけやる事があるんだよぉ~。
なんとなく要領は解かっているのだけど、上手くできるかな?

最初は教官の指示ありで操作。
上に書いた1~4をやり終えた時、さっそく教官から「後方確認が足りませんね」
うむむ・・・、確かにこれが路上だったら通行人とか巻き込んじゃうもんね。反省。
それでも、教官の指示ありならばどうにか駐車できた。

「次からは私は指示しないので、頑張ってやってみてください」

コースを周って、縦列駐車の位置に戻る。
えぇっと、ギアをRにして、窓を開けて・・・
早速教官から「ウィンカー、ちゃんと消しましょう」
しょっぱなからこれだもんな。もうね、動作が多くてどうにもこうにも頭がいっぱい。
上に書いた6番まで、なんとかうまく?いった・・・けれど、停止してみると斜め駐車。
「後退する時に、無意識にハンドルを切っていませんでしたか?」
そう指摘されると、そうなのかも知れない。でも動作に追われて覚えていない。
「これは今後(免許取得後)も使う大事な操作ですからね。自分の操作ミスは
しっかり覚えておいて繰り返さないようにね」
確かに・・・、スミマセン。

2回目もどこかの動作を忘れてしまう。
戸惑っていると教官から指示が出るけれど、完全には覚え切れない。

3回目 ハンドル操作を間違ったのか、おかしな車体位置。
それでもまだ縁石にぶつかっていない。
第1段階のS字クランクであんなに縁石ガリガリ&ボコボコがあったのに不思議だ。
教官からは「では、先ほどの位置まで戻してやり直しましょう」
えっ?と思ったけれど、右や左にハンドルを回して、やってみたら元の位置に戻った。
「元の位置にほぼ戻りましたよ。さぁ、もう1度やってみましょう」
ハンドルを右へ左へ、その間に停止、確認・・・
駐車措置の申告「終わりました」で、またまた教官か「確認を忘れている箇所があり
ますよ。路上だと思って慎重にやりましょう。検定でも損しますよ」
う~ん、きっちりいかないなぁ・・・。

4回目もどこかしらの動作を忘れて、教官に指摘を受けた。

その後は先日のおさらい 方向変換
あんなに上手く出来たのに、今日はハンドルの回す分量を間違えて散々だった。
それでも、縦列駐車、方向変換共に縁石にぶつかる事も無く今日の教習は終了。

終わりの教官アドバイスがこれまた意外で・・・
「あなたはね、方向変換より縦列駐車の方が出来ると思いますよ。
間違った操作を元の位置に戻せますし、初めてなのに縁石にぶつかっていない。
これ、すごい事なんですよ。操作をしっかり覚えれば縦列駐車は出来るでしょう。
方向変換は、家の車を駐車場に入れるときに必要な操作だからしっかり覚えましょう」

ほえ?縦列駐車の方ができる?
この間の方向変換の時も似たような事を言われたような気がする。
でも、数日経つと覚えたことが脳みそから流れ出てしまう私。
おさらい教習では一からやり直しかも?

教習簿の備考(注意)欄には「各手順」
・・・って、今回の方向変換&縦列駐車の教習は終了になってる~!!!

思わず帰りかけた教官を呼び止めて確認する。
「あぁ、これね、そんなにひどい操作は無かったから、おさらい教習で路上の後に
練習してくださいね。yanagiさんの場合はこの教習は今日で終わりです。」
ちょ、ちょっと~、もう1,2時間練習したいんですけど・・・
「不安なら、その時の教官に言って多めに練習してください。覚えれば大丈夫です」

第2段階って一気に進んで、おさらい教習のみだけどこれでいいんだろうか?
次回、水曜日に高速(道路)教習が終わったらおさらい教習、みきわめ、検定と進む。
なんだか第1段階の後半のようになりそうな気配。
「大丈夫です」って言われても、私自身が「大丈夫かぁ?」

さて、明後日はいよいよ高速教習。
指定の高速入り口まで自分で調べた経路で行くという、課題つき。
その間は教官の指示は危険な場合のみで、経路は教えてくれないんだって。
今晩と明日はグーグルマップを開いて予習しなくては!

2012年11月2日金曜日

第2段階 技能13時限目

今日と月曜日の2時限は教習所内で縦列駐車&方向転換を教わる。
(本当は今日この2時限を終わらせたかったのだけど、予約が取れない~)
いよいよ、ここまで来ちゃったんだな・・・。
先に卒業していったOさんも、Sさんもみんなが苦手とする項目。
あぁ、上手く出来るのかな?
第1段階のS字クランクのように、高速教習後はこればかりになったりして。

今日の教官も初めて教わる男性教官。
恰幅の良い、雰囲気からも穏やかさがにじんでくるような人。
なんだかね、ここまで来るともうね、教習所内の教官すべてに当たりたい気に
なってくる。50数名の在籍教官のうちどれ位の人が私を教えてくれたんだろう?
今度数えてみよう←かなり、おバカです。

挨拶もそこそこに車内で方向転換の説明を受ける。
「今日は方向転換のみで、次回が縦列駐車ですよ」そう説明する教官。
あぁ、よかった!二つまとめての教習じゃ覚えきれないもの。
「でも、次回縦列駐車の練習後にまた方向転換もするんで、よく覚えておいてね」

まず、教官の運転で方向転換用に作られたコースへ向かい、そのままお手本を見る。
「車から降りて、芝生の上に乗ってください。縁石と車全体が見える位置に立ってね」
方向転換は決められた凹みに後退(バック)で車を入れて、反対方向へ発進する教習。
規定の位置からハンドルを右に半分だけ回す。
「今ハンドルを回しましたよ。タイヤが動いているの判りますか?」
車の足元を確認して、OKです~。
「では、少しづつ動かしていきます。後退で車が入れるなと思ったら言ってください」
ゆっくりと後退しながら動き出す車。
思わずじーっと見入ってしまう。
何も言わない私に車を停めて教官「どうですか?車全体と、後輪の位置を見て!」
車の前方に周って見ると、まだ、縁石に乗り上げそうな感じ。
「もう少し後退したほうがいいです」と私。
また少し後退「これ位?」と教官。
OKです!と言ったものの「実際に停車できるか、やってみます」と教官が後退する。
縁石にゴツン。あらら・・・。
切り替えして、先ほど私が出したOKの位置に車を戻す教官。
「今ので大体解かりましたね。後退可能な位置でOKを出してください」
そう言ってまた、じりじりと車を後退させる。
後輪の位置と全体を交互に見ていると、ふと、後退後の車両位置が見えた気がした。
「ここでOKです~」慌てて、車を停めてもらう。
教官もここでいったん車を降りてきて、丁寧にポイントを教えてくれる。
「この位置でほぼ正解です。車の前に行って確かめてくださいね」
車の前方に出て確認したけれど何が何だか、イマイチポイントがつかめない。
「では、運転席に乗ってください。乗ったら窓から顔を出して見てね。縁石の曲がり角と、
後部ドアの取っ手が並んでいませんか?」
運転席に乗って窓から顔を出して右後方確認。で、後部のドアノブをみて納得。
ちゃんと縁石の角と後部ドアのドアノブが並んでいた。

ここからは教官が助手席へ変更して、まずはこの位置から後退で凹みに車を入れる。
「ここに入れる前にハンドルを右回しに全部回します。思いっきり回してね」
そんなに回していいのか?
でも、言われたとおりにやってみよう。
「その後前方、左右、後方確認です」順番どおりに教えてくれるので判り易い。
「確認が終わったら、ゆっくり後退しましょう。ブレーキから気持ち足を離す感じです」
窓から顔を出したまま、ゆっくりと後退。
「縁石と車体が平行になったら、一旦ハンドルを止めて停止ですよ」
ん?平行になったかな?微妙な車体位置で停止。
「ん~、ちょっと右斜めに入ったかな?でも、初めてじゃ上出来です」
ここでハンドルを全て戻す。再度前方、左右、後方確認でハンドルは動かさず、窓から
顔を出して確認しながら後退。
「この後は外したシートベルトを着けて、左ウィンカーを出して左折でコースに戻ります」
そういう手順なのか。しっかり覚えないと!

1度コースに出て、今度からは自分の運転で方向転換をする。

1回目は後退の仕方が悪く、かなり斜めに入れてしまった。
当然教官からアドバイスがある。
「これはまずいですよ~。これが駐車場だったら大変な事です。つまり、この教習は
入庫の練習も兼ねていると思ってくださいね」
確かに!斜め駐車じゃ、お隣の車が何台あっても傷付けてしまう。しっかりしなきゃ!

2回目、右斜め入庫を意識しすぎて、左に寄りすぎた入庫。
これでは、左折でコースに戻れない。
「この場合は・・・っと」教官が修正の仕方を教えてくれた。
「前進する前にハンドルを右へ思いっきり最後まで回してください」
よいっしょっと!停車しながらぐるぐる回す。
「そのままゆっくり発進して・・・、(数メートル前に出た)ストップ!ここでハンドルを戻す」
よいしょ、よいしょとハンドルを戻す。
「ここで、ギアをバックに変えてゆっくり後退します。窓から顔を出して確認してね」
じりじり・・・じりじり・・・後退モード
「はい!ストップ!ここでどうですか?左に寄り過ぎないから左折しやすいでしょう」
おぉ!これならば、左折でコースに戻るのは大丈夫だ。
「これはオマケです。というか検定でどちらかに寄りすぎたと思ったらやってみてください。
よせた方向が右過ぎたなら、ハンドルは逆の回し方ですからね。」
検定対策?いやいや、これも入庫対策になるものね。マスターしよう!

3回目、4回目はやや右寄りの少し斜めながら、方向転換クリア。

5回目 「初めての割には上出来ですよ。しっかり覚えておきましょう」
お褒めの言葉を頂いた。

6回目の練習をしようとした時に終業のチャイム。
車を戻して教官のアドバイス
「方向転換に関しては今のところありません。第1段階でかなり苦労されたようですね。
その分車両感覚がつかめた結果じゃないでしょうか。今日覚えた事を忘れないで
路上教習のおさらいも頑張ってくださいね」
教習簿にも注意点は書いていない。
教習所に来て初めての出来事だ。

これは嬉しい事なのに、第1段階のみきわめの時と同様、急に不安になってきた。
思わず教官を引き止めてしまう。
私  「月曜日まで技能教習が無いんです。本当に大丈夫でしょうか?」
教官 「体が覚えていれば大丈夫ですよ。今日の手順をどこかにメモってイメトレでも
していれば、忘れる事はないですよ。
それに高速教習が終わればおさらい教習ですから、次にやる縦列(駐車)も含めて
不安な時はその時の教官に言って練習させてもらってください。大丈夫だからね」
私  「備考欄(注意欄)に何も書いていないんですが・・・」
教官 「さっき上出来って言ったでしょう?心配性なんですね(笑)大丈夫ですよ」

・・・そう言って貰うのは本当にありがたい。
でも、第1段階のトラウマ(おさらい教習が10時限)か?不安が先立つ。

ロビーに向かって、とぼとぼ歩いていると見覚えのある姿。
第1段階でT教官共々私のツートップだった、ぶっきら教官だ。
仮免許を取って第2段階に上がった後、全く見かけることは無かった。
そういえば第2段階に上がった報告もまだだし・・・
そう思ったら懐かしくなっちゃって、ぶっきら教官に声を掛ける。
ちょっと驚いた顔をして「久しぶりですね~」とぶっきら教官。
第2段階に上がれた事、ここまで進んだ事を伝えると、
「すげぇじゃん・・・じゃなかった、すごいですね。お疲れ様」
相変わらずのぶっきらぶり。そして変な敬語(笑)
「でもさ、ちゃんと卒検(卒業検定)受かってからの方が、報告はありがたいよなぁ。
ま、弱気で進んで前みたいにならないように!」

そう言って、そそくさと去っていった。
言動も態度も本当にぶっきらぼうな教官。でも、感謝していますよ。

3日後の月曜日は縦列駐車の教習か・・・。
方向転換も何とかなったから、どうにかなるかな?

第2段階 技能10~12時限目 危険予測ディスカッション

ふえぇ~、今日は朝イチから教習所で疲れた~。

なぜかというと昨日のブログにも書いたように、今日は路上教習でも
『危険予測ディスカッション』連続で行う技能3時限+学科1時限の日。
この内容がまた濃いんだな。

技能1時限目 路上で駐停車の練習と今までの走行
   2時限目 教習所内で急ブレーキと急カーブの体験
   3時限目 路上での危険を予測する
学科1時限  技能3時限目で体験した危険を各々で発表。ディスカッション。

「各々」と書いたように、3人1組で行う学科。
今日のメンバーは、私より20歳下のお姉ちゃん、もうすぐ20歳のギャル、私
・・・という、不思議な組み合わせ。
歳も服装も髪型も3人3様で共通点が無い。ある意味すごい組み合わせだ。
今日の教官は第2段階の3時限目に教わった、若手のF教官。
この3人に若手のお兄ちゃん教官。端から見るとすごい教習車だろうな・・・。

1時限目 まず、じゃんけんで運転する順番を決める。
1番目は20才下のパフィーみたいなお姉ちゃん、2番目は私、3番目ギャルちゃん。
一人15分くらいづつ運転して、教官の指示に従って停車措置を2回行い交代する。
パフィーなお姉ちゃんの2回の停車措置が終わって、自分の番。
外側線をまたいでの停車と、外側線の無い場所の停車。
3人とも停車場所が違うので、その都度、教官から駐停車の仕方の説明を受ける。
ギャルちゃんも無事に終り、教習所に戻って教官からおさらいを聞いて終わり。
この学科は技能(路上)での各自のアドバイスは無いそうだ。


2時限目 今回もじゃんけんで順番決め。なぜか1時限目と変わらない順番。
この時間は教習所のコース内で、25キロと35キロでの走行の急ブレーキと、
20キロ、30キロ走行での内周コース(左回り)での急カーブの体験。
各自2回づつ体験する。
後ろに乗って体験するのと、自分が運転して体験するのでは勝手が違う。
急ブレーキ 教官は「タイヤを鳴らす位ブレーキを踏んで」と言うけれど、
ガクーッとのめって停まるだけで、タイヤは鳴らない。
急カーブ これも教官から「ブレーキを踏まずタイヤを鳴らすくらいの早さで
ハンドルを回してみてください」
そう言われたのだけど、タイヤが鳴る事は無かった。
でも、急ハンドルは怖いわ~。
内周のカーブがすごく小さく見えたもの。
幸い誰も縁石に乗り上げることなく、この時間も無事に終了。
ここでF教官の担当は終わり。残りの2時限は別の教官にチェンジする。

しっかし!歳も服の好みもバラバラとは言え、3人とも会話が無い。
まぁ、それはいいのだけど、F教官は「和気藹々で行きましょう」なんて場を
盛り上げようとしてくれていたけれど、各々で笑うだけで連帯感が無い。
F教官が気の毒になってしまった・・・。


3時限目 第1段階で教わったミキティーに似ている女性教官にチェンジ。
この時間は各自渡された用紙に、他の2人が運転している時の「危険な物や人」
や「運転」などを書き出すという、チェックのような、交通観察のような不思議な教習。
それを次の学科の「ディスカッションで各自発表してもらう」んだそうだ。
今回の運転はよほど危険じゃない限り、教官のフォローは無いらしい。
あるのはルート案内のみ。うまく走れるかな?

またまた、じゃんけんで運転順番を決めたけれど、なぜか1時限と一緒。
みんなバラバラなのに、それだけはいつも同じ結果。変なの。

パフィ姉ちゃんの運転が始まる。
教官からは「気になった点はどんどん書き出して下さいね」
でも、なんだか、人の運転を言えるほど(書けるほど)私自身できる訳じゃないし、
2人とも2時限通して乗っていても、極端に怖くなる事もない。
なので、道路上の危険を書き出していくことにした。
飛び出してくる自転車、交差点の真ん中で停まる大型トレーラー・・・。
周りを見ていると、たくさん出てくる。

ふと、隣に座るギャルちゃんと目が合った。
彼女は口パクで「人の事、書けないっすよ~」と言っている。
思わず私もうなずいてしまう。更に口パクで「でしょ?!」

それからはまた周りを見て、危険そうな物を書き込む。

自分の運転が周ってきた。
教官からは「検定の時の練習だと思って」と声を掛けてもらう。
運転席に座ったら妙に緊張してきた。
自分の判断で運転する。
横に教官が座っているとは言っても、アドバイスが全く無い。
大丈夫かな?
ルームミラーに写る自分の顔は引きつっている。
発進して間もなく停車中のトラック。ウィンカーの戻し忘れがあったけれど、
どうにか通過。街道沿いの直線は40キロなのに50キロ出していた。
慌てて減速。周りの車の速度に合わせたらそうなっちゃった。
もっと、スピードメーターも見ないとダメだな。
細い道でのトラックとのすれ違い。怖いけれどひたすら停車で通過してもらえる
までガマン。
やっと落ち着いて運転が出来ると思ったら、運転交代。

ギャルちゃんの運転で教習所に戻る。
少し早く戻ってきたとの事で、今度は自分の運転の反省点を書き出す事になった。
車の中で黙々と書き出す。
連続3時限の疲れか、気温が上がったせいなのか、ちょっとだけ車酔い。
次のディスカッションが終われば、今日の教習は終わる。長いな・・・。


4時限目 危険予測ディスカッション
小さな教室の小さな4人がけのテーブルで、教官を交えて先ほどの運転や
危険予測について教わる。
教科書を見ながら、時に教官の道路イラストで説明を受けながら、運転の心得のような
運転中にしなくてはならない注意をじっくりと教わる。
まずは教官から3人の運転を見て気になった部分の注意と説明。
その後は様々な危険な場面のイラストを見ながら、各自で思った危険箇所を述べていく。

唐突に「この学科を受けたと言う事は、卒業検定が近づいたと言う事なんですよ」と教官。
そうだよ~、考えたら路上教習は一気に進む。
次の2時限は教習所内で「方向転換」と「縦列駐車」を習って、その次の3時限はいよいよ
高速教習(高速道路を実際に走る)、その後は第2段階のおさらいの路上教習数時限だ。
今後の流れの説明や、免許を取得した以降も必ず行う運転の注意点などの説明を受け
ているうちに終業のチャイム

車内で書き込んだ危険箇所の用紙は、結局使わなかった。

教官からは「今の話と書き出したものを比べてください。自分の注意点が当たっている
のか、足りないのかが解かると思いますよ」と終わりのアドバイス。

挨拶をしてパフィー姉ちゃんとギャルちゃんは、ささっと出て行った。
最後に教官と一緒に教室を出る。
「yanagiさん、一気にここまで来たね。先月の今頃はどうなるかと思ったよ~」
突然の教官からの語り掛けにちょっとびっくり。
でも、1度しか教わっていないけれど、どこで会ってもいつも笑顔で「どう?進んでる?」
と声賭けしてくれる。
教習中は怖いし、ちょっと苦手だったけれど、教習外だと懐っこい教官。
教官からの「教習簿、もう1度見せてくれる?」に素直に差し出す。
「あららっ!効果測定もしっかり終わっているね。第2段階に来ていい流れだよ~」

「いい流れ」って、昨日の教官も言ってたな・・・

「だって、あんなにたくさん乗って(第1段階)頑張って来たんでしょう。学科も順調だし
第2段階でガラっと変わったんだよyanagiさん。自信を持ってやりましょうよ!」
何だかすごく励まされる。
流れの話が昨日の教官からも出た事を言うと「教習簿を見ればそう思うわよ」と教官。
続けざまに教官が笑いながら言う。
「躓いてばかりの人が上に上がって、また躓いているのを見るより、例え学科でも順調に
こなしているのを見るほうが嬉しいし『この人いい流れだな』って思うじゃない」
何だか部活の先輩後輩みたいな会話になってきた。
話が盛り上がったところでバスの出発のアナウンス。
「乗り遅れたら流れが逃げるよ~」そう言って別れた。

明日は教習所内での技能(方向転換・縦列駐車)だ。
みんなが恐怖する縦列駐車~。どうなる事やら・・・。
1時限だけしか予約が取れなかったけど、週明けにはまた1時限乗るので何とかなるよね。

2012年10月31日水曜日

第2段階 技能9時限目、効果測定2 2回目

日に日に冬に向かっているな。今朝は本当に寒かった。
送迎バスの乗車所が近いので、私の両親の家に自転車を停めるのだけど
そこまで行くのも風が冷たい!
仕事をしている時はこの時期にはあまり感じられなかったのだけど、体を
甘やかしてきた証拠かな?
運転免許を取ったら、次は乗馬を復活しようかな・・・?
せめて4級は取っておきたいもの。


今日の路上教習が終わると、次からは『危険予測ディスカッション』や『高速
教習』、教習所内で『縦列駐車と方向転換』をやって、あとは検定に向けての
おさらいというか、総仕上げになる。
第1段階と同じく、体が覚えるまで時間のかかる私、これからが長いかも。

路上教習9時限目
昨日の学科で教わった教官が担当だった。
配車券を渡すと「毎日お疲れさま」
あら、覚えてくれていたんだ。
・・・って、女性ばかり5人の学科教習で他の人よりグッと年上。
笑いながら教官が言う。そりゃ、目立つわ・・・。

「検定に向けての停車措置を3回と、免許取得後の参考に今日はロータリーも
入りますよ」さらりと言う教官。
駅前のロータリーって・・・、今日は月末。車も多いだろうに、なんて不運な巡り合せ。
「小さい駅のロータリーですから、客待ちのタクシーだらけです。でも、タクシーも
変な停め方して休んでいたりするから、気をつけてね」
そんなアドバイスを受けながら路上に出る。

教習所の周りはいつもどおりの交通量。
でも街道筋に出ると・・・、うっひゃぁ~!大型トラック、トレーラー、商業車等など・・・。
路上コースにも組まれている工業団地も近いから、幹線道路並みの交通量。
交差点で左折で街道に入るときに、思わず躊躇してしまう。
「左側の巻き込み確認が終わったら、さくっと曲がりましょう」
はい・・・、対向車線のトラックの右折(こちらと同じ方向へ向かう)が気になってました。
1キロくらい走って、次も左折。
「う~ん、もうちょっと小回りにね。ハンドルをもっと回さないとね」
どうも、私の左折は大きく膨らんでしまう。
車両感覚なのか、第1段階から気にしている縁石が気になるのか・・・。
教官の言う「さくっと」が上手くいかない。トロいなぁ・・・。

「よしっ、駅に出る前に駐車措置を1回やります」
さっきの街道筋とは全く違うひっそりとした住宅街で、突然教官が言い出す。
「そこの電信柱の先、政党ポスターが貼ってある塀の、木が飛び出しているところね」
木の下辺りを目指せばいいのか・・・?
左ウィンカー、左後方確認、徐行して、じりじりと寄せていく。
左のミラーで確認してみると、うわぁ~、ミラーが擦りそうで怖い・・・。
そこで駐車措置。
左の寄せ幅を確認した教官「もう少し、あと15センチくらい寄れますよ」
うむむ・・・、この微妙な数センチ。難しいなぁ・・・。

1回目の駐車措置を終えてその先を左に曲がると、ロータリーに出る。
「さっ、いよいよロータリーですよ。慎重にスムーズに行きましょう」
スムーズにって・・・そんなに明るく言わないでくださいよぉ。
教官が言うとおり確かに小さなロータリー。
でも、でも、タクシーが「どこからこんなに集まったの?」って位、大量停車中。
停まりきれなくて、右にも停車中だし、タクシーの運転手さん同士で道の真ん中で
話しているし、タクシーのほかにも送迎なのか一般車が数台いるし・・・、もうね。

ロータリーに入りかけた時、この光景を見た教官「今日は悪かったかなぁ」
お~い、勘弁してください~。
「まぁ、しょうがないね。行きましょう!徐行で慎重にね」またまた明るく言う教官。
進路変更(障害物回避)みたくウィンカーを出して右に寄ったり、左に戻ったり、
「今日は車が多いから、ウィンカーはいいですよ。出るまでは徐行でゆっくりね」
突然停車中の車の右ドアが開く。思わずブレーキを踏む。
「ずいぶん前に停まっちゃったね。この場合はもう少し右によって徐行で通過、
若しくはもう少し前で停まりましょう」
ロータリーを出る間際タクシーの運転手さんから野次が飛ぶ。
「ロータリーを回れないと免許は取れないぞ~」だって。そうなんだけどさ。
横に座っている教官はクスクス笑っている。
ちっ、うまく回れるようにならないと!

その後はいつもの工業地帯で2回目の停車措置。
これも「もう少し寄りましょう」
3回目の停車措置は外側帯(道に書いてある白い線)をまたいでの停車。
これまた「75センチの間隔を空ければいいので、あと30センチ位ですね」
う~ん、難しい。

その後は教習所まで先日のつづら折の住宅街やら、農道を通って帰ってくる。
教習所に戻ってからのアドバイスは「左折ですね。左折をもっと小さく周るように
してくださいね。おさらいもあるのでその時にはなるべく小さく周れるようになり
ましょう」
教習簿の注意欄には「左折、視点」

その後、次の技能教習からの説明を受けて終了。
教官は「歳は関係ありません。検定はみんな平等です。出来るのも出来ないのも
個人差があるので焦らないように」とも。
帰りがけに「ついでに・・・」と、もう一言教官が言う。
「第2段階からいい流れで来ていますね。効果(測定)も1度すでに受かっているし、
時間があるのなら、流れがいいうちにもう1度受けてみるといいかも知れないよ。帰り
がけに受けたら?」と言われた。
そんなつもりは無かったのだけど「流れがいい」の教官の言葉を信じて受ける事にした。



効果測定2 2回目
これが受かれば、後は技能(路上)のみの教習になる。
でも、大丈夫かな?
効果測定を受ける自習室を覗いてみると、担当教官は第1段階でお世話になったT教官。
顔を見るなり「どうしたの?2段階進んでる?もしかして効果?」
満面の笑みでお出迎えしてくれる。
さっき教官に言われた事を話すと、教習簿を見ながらT教官「1回受かっているじゃない!
それはやってみた方がいいよ~。あと1回で効果測定はクリアできるんですよ!」
その言葉に押されて、まずは自習で練習問題を解いてから受ける事にした。

練習問題が思うように回答できず、迷って回答する問題が全て×。ギリギリ合格ライン。
でも「流れがいい」なら何とかなるかな?と開き直って2回目の効果を受けてみる。
教習番号、名前を入力・・・立ち会うT教官「緊張しないで、頑張って!」と去っていった。
いよいよ問題開始。
最初から20数問は自分でもびっくりする位すらすら解けた。
その後は昨日の通り。
バイクの問題で迷い、高速道路のルールで迷い・・・。
あぁ、そうだ。バイクの事オットに聞いておけば良かった・・・って、後の祭りだ。
無い頭でイメージして〇か×を決める。
問題と格闘する事25分。何とか回答終了。

立会いのT教官の席へ向かう。

誤解答の印刷が始まる。
「どう?上手くいきそう?」T教官は私の顔を覗きこむ。
「印刷、早く終わらないかな?」と言っているうちに誤解答の表が出てきた。
「あらっ、合格ですよ!良かったね~」とT教官。
「5問、間違えちゃってます。yanagiさん、引っ掛けにちゃんと引っかかってますよ」
表を見ると・・・確かに!
バイクの問題と高速道路の問題は1問づつしか間違わなかった。
あとは見事に引っ掛け問題だ。
「免許センターまでに引っ掛け問題に慣れましょうね」とT教官。
自習室を出る時に、こっそりと「頑張ってね。もう少しだからね」と言ってくれた。
本当に『流れがいい』のかな?
そういえば今日はゲンかつぎのJUSTFITも聞いてないし・・・。

こういう日もあるんだな、明日は「危険予測ディスカッション」
技能3時限+学科(ディスカッション)1時限の長丁場だ。
来週は親の通院が多いから、どこまで進めるだろう?
今のうちにできる事はやっておかないと!

さて、お夕飯にしましょうか!

2012年10月30日火曜日

第2段階 効果測定2 1回目

昨日は父の通院と親の家の家電搬入の立会いで教習所はお休み。
今日の学科は残り一つ。これを学べば効果測定を受けられる。
第1段階でひねったニュアンスの問題に四苦八苦していたので、
はやく受けてしまいたい。

学科が終わった。
戻ってきた教習簿には、ポストイット(付箋)に印刷された小さなメモが付いていた。
そこには
第2段階学科終了おめでとうございます。
もうすぐ卒業です!早めに効果測定を受けましょう。
・・・と、書いてあった。
「おめでとうございます」って、少々大げさじゃないかい?

私もそのつもりで、練習問題を少しだけでもやっていた。
今日は路上教習が無いので、このまま効果測定を受けていく事にした。

効果測定を受けるために自習室に向かう・・・んじゃなくて!
ゲンかつぎに外にある喫煙コーナーで、陽水さんのJUSTFITを聴く。
周りのタバコに誘われて自分もつい一服(あぁ、禁煙が遠のく~)
気分転換も出来たし、少しだけ気合を入れて自習室に向かう。

自習無しでいきなり効果測定を受ける事にした。
自習をすると余計に頭が混乱しそうだったし、問題数も増えるので
(第1段階50問、第2段階は95問)自習だけでかなりの時間を潰すのが
嫌だった。
自習室の立会い教官は「おっ、いいですね~。ストレート目指しますか?」

教習番号、名前を入力して効果測定スタート。

・・・最初の問題からぶっ飛んだ。
ぶ、文章が長い・・・、ひねった問題と言うよりは、かなりひねくれた問題。
引っ掛け問題にハマらないように、何度も読み返して回答していく。
・・・ん?バイクの操作?
「クラッチを切って堕力で安定を保ち・・・」って、なんだぞりゃ?
わからない問題は後回しにして、じっくりと、じっくりと・・・
またバイクの問題「カーブに差し掛かってからブレーキを踏み・・・」
車と操作が違うのか?それとも同じなのか?
この問題も後回し。
10問に1回くらいの割合でバイクの問題。
危険予測ディスカッションの問題(イラストを見て3問答えます)は思いのほか
簡単に解けた。
でも・・・、でも、バイクの問題が解からない。
想像とカンで回答した。

結果は88点(90点以上でで合格)
ぐっは~。ダメじゃん。練習問題よりもひねくれ過ぎだよ。この問題。
それにバイクの問題の比率が高いんじゃ???

回答を渡しながら教官
「惜しい!危険予測の問題は全問正解です。でも、第1段階の問題の
引っ掛け問題にかなり引っかかってますよ。あと、バイク問題が弱いね」
間違った問題の回答を貰えるので、改めて見てみると確かに見事にひっかかっていた。
もっと落ち着いて回答しなきゃだわ。
それにバイクの問題は教科書をもう1度見ないといけないな。

回答を見ていると教官から
「惜しかったですね。もう1度受けられますよ。どうします?」

回答を一通り読み直してから、もう1度チャレンジする事にした。

問題のひねくれ具合に少しだけど慣れた。
すぐに答えられない問題は何度か読み直すと「そういうことか」と解かってくる。
でも、でも、バイクの問題が・・・やっぱり解からない。

何度も見直して、やっとの思いで95問回答終了。

結果は・・・93点で見事合格!

2回目も危険予測ディスカッションは満点。
あとは、引っ掛け問題とバイク問題の克服だ・・・。
あと1回合格すれば、あとは技能のみになる。
気持ち的にも楽になるものね。

数日後にもう1度チャレンジしよう。

そのためには教科書もしっかり読まないといけないな。
バイクの問題は特にしっかりやらないと・・・
それとも、バイクに乗ってるオットに聞くと解かるかな?

とりあえず、少しだけ肩の荷が降りた気がした。(大げさ)
明日1度路上に乗ったら、明後日は危険予測の連続教習。
その後は予約が取れないからはっきりしないけれど、
来週には高速教習(実際に高速道路を走る)があるだろう。
それが済んだら検定に向けてのおさらいのみ。
卒業まで、あとどれだけ時間がかかるかな?

2012年10月28日日曜日

10月27日  第2段階 技能8時限目

昨日はまだ取れていない学科を受けるついでに路上教習のキャンセル待ちをした。
今までなかなか取れなかったキャンセル待ち。
この日は、なぜだかあっさりとキャンセル枠が取れた。
週末だからかなぁ・・・?でも、来週の予約は取れない。どうなっているんだ?



技能8時限目
「道路及び交通の状況にあわせた運転」
今回の教習項目だ。
ついでに「状況にあわせた停車措置」も少し練習するという。
今日も初めて教わる教官。
無口な、少し近寄りがたい雰囲気。
それでも一つ一つの指示は的確だ。

今回もいつもと違うルート。
工業地帯は前回と同じだけど、ここで停車措置を少しやって別のルートに
なるという。
教官の指示で工場の塀に沿って停車。
路側帯があるから75センチ以上空けて・・・と、左のドアミラーで感覚を掴むけれど
停車措置後の「終りました」(必ず掛け声を入れるんです~)の後の教官からは・・・
「ちょっと、大きく空けすぎてない?」
ドアを開けられて納得。あと30センチは寄れそう。
別ルートへ向かって走行中、またまた教官から「ここで停車お願いします」
今度は畑の脇、側溝がある場所。
路側帯も何も無いけれど「寄れるだけ、寄ってみてください」と教官。
ドアミラーで見ながら幅寄せをするけれど、側溝が近づくと脱輪が怖くて切り返す。
「自分がいいと思ったところで措置してください」
教官は焦らせる事はしないけれど、側溝が気になって真っ直ぐに停車するのも
怖い。
それでも、これくらいかな?の場所に停車して「終りました」
左端を見ながら教官「う~ん、ちょっと寄りが少ないね」
「できたら側溝ギリギリまで寄せるようにしてください」とアドバイスをもらう。
ギリギリって、脱輪したらどうするんだ???これは難題だ~。

今回のルートは教習項目どおりで、住宅街から狭い農道、カーブだらけの
入り組んだ住宅地まで様々な道を運転する。
対向車とすれ違えるか微妙な道もある。
指示通りに進めば進むほど、周りの景色がどんどん変わる。
左折をしたとたんに犬の散歩のおじいさん、慌ててブレーキを踏みながら車間距離を
とって徐行する。
やれやれと安心していると、道幅が狭くなってくる。
道路ミラーにうつる対向車。車を止めて対向車の通過を待つ。
「今のは進めたと思うけど、まぁ、いいでしょう。この道幅なら本当は行くんですよ」
そうか・・・。危ないと思って止まったけれど、今のは通過できたのか?
・・・って、もっと左に寄るって事だよな。
左のミラーに写る側溝。市街地のはずれだから仕方ないけれど側溝に慣れないと
検定でも苦労しそうな予感。

後半、突然教官から「一時停止をちゃんとして下さいね」と言われる。
しっかり一時停止をしていたつもりだったけれど・・・あらら?
「焦っているんですか?軽く止まって発進はダメですよ」
「しっかり止まって、しっかり左右確認しましょう。左右確認の途中から動き出してます」
はぁ~、やってしまった。意識していないけれど右左折を早くしなきゃって、気持ちが
先に出すぎているんだな。

その後も住宅地の狭い道や長くつづら折が続く道など、目も神経も使う道を運転。
たくさんの指摘があると自分の運転の不甲斐なさに凹むけれど、やっぱり路上って
楽しい。

教習所へ戻って教官からのアドバイス。
「側溝を怖いと思っているうちは卒業できませんよ。苦手でも出来るようになろうと
いう気持ちをしっかり持って覚えてください。あと、一時停止は焦らず今よりも一呼吸
おいて発進するくらいがいいでしょう」
教習簿の注意(備考)欄には「一時停止」 今回は仕方ない。

帰りがけに教官から『危険予測ディスカッション』の連続教習予約を取るように言われた。
フロントの予約窓口に行くと「水曜日の通常予約であと1時限乗るのか、火曜日までに
キャンセル待ちで1時限乗るかで、連続教習の日にちが変わってくるらしい。
10時限以降は連続教習が多く、予約を取らないと殆どが進まない。
月曜日は父親の病院もあるので、思い切って教習は休みにした。
火曜日は残り1時限の学科がある。その時にキャンセル待ちで乗れるか乗れないか・・・。
乗れなければ効果測定をやってみようか。

第2段階 運転の楽しさも解かってきたけれど、予約の複雑さにちょっと頭が混乱するな。

2012年10月26日金曜日

第2段階 技能6,7時限目

今日は取得学科の都合もあって、技能と学科の交互教習で4時間。
正直言って、疲れた。
2時限連続技能教習+学科1時限くらいがちょうどいい。
残りの学科が3時限だから、今後はこんな事をする日は無いだろう。
それにしても疲れた~・・・


技能教習6時限目
入りたて?先月の教官パネルにはいなかったお兄ちゃん教官が担当。
配車券を手渡す時も、大きな声で「共に頑張りましょう!よろしくお願いします」って・・・。
あまりにもベタ過ぎて、おばちゃんは何だか照れてしまうよ。

今までのルートで路上に出る。
「この時間はは交差点の通行をメインにやって行きましょう」ハツラツとした声が響く。
はっきりと指示してくれるので、聞き取り易い。
でも・・・、今日の私の運転はなんだかうまく行かない。
指示速度が安定しない、自転車と歩行者ばかりに気が行ってフラついてしまう。

どうしてなんだろう?

お兄ちゃん教官、テキパキと悪い部分を指摘してくれる。
とてもありがたい事なのにそれに応える事が出来ない。
この数時限、いつも通っている道なのに本当にどうしちゃったんだろう?
運転適正検査では私は「戸惑いタイプ」らしい。
いわゆる回帰性が弱い(回帰性 例えば失敗をずっと引きずってしまうとか、すぐに気持ちを切り替えられないタイプ)
でも、ここのところ、そんなに落ち込むような事は無かったんだけど・・・。
教習簿を見ながらお兄ちゃん教官「あっ、言い過ぎましたね。あまり気にしないで
ください。失敗しながらみんな上手くなるんですよ~」
あらら、私がふと考えている事を読み取られちゃったのかな?
適正数値を見られちゃったかな?
だけど、お兄ちゃん教官に対して何とも思っていないので
「大丈夫です。こういう事も勉強です。これからは直すように頑張りますね」
そう伝えた。
お兄ちゃん教官「路上は覚える事が多い上に、複雑な動作や思考になりますから
ゆっくりでもいいので慣れて行きましょうね」と言ってくれた。

今日は納品トラックの駐車が多い。
対向車を気にしながら進路変更、トラックを避けて、左に戻る。
これは昨日と同じでウィンカーのタイミングが上手く出来ない。
少しづつでも出来るようにならないとね。

あっという間にこの時限は終了。
教習簿には『優先判断、左折対応』
「細かくてごめんなさい。でも、頑張ってください」お兄ちゃん教官はそう言って
去っていった。
謝らなくてもいいのに~。オバちゃん、怖くないよ(笑)



技能教習7時限目
この時限も初めて教わるW教官。
Hさんはよく教わるらしく「W教官の技能はわかり易い」とお墨付き。
相性はあるかも知れないけれど、むしろ全く知らない教官よりは緊張が和らぐ。
今回も「交差点の通行」でもルートも変わるし、道端の駐車する練習も入る。
「工業団地を通るので走り易いと思いますよ」と教官。
道端駐車の手順を教わって「後は実践で覚えましょう」
さっそく路上に出る。

う~ん、今日はやっぱり変だ。速度が安定しない・・・。

「このルートはよく検定で使うから覚えた方がいいですよ」
2時限目に通ったルートから左に外れて、進むにつれて道が広くなる。
行きかう車もトレーラーとトラックがメイン。
それがポツリポツリと道端に駐停車している。
「対向車は来てますか?来ていないなら前方のトラックを避けますよ~。
はい、右ウィンカー(その間通過中)、つぎは左ウィンカーです。すぐ戻してね。」
W教官の指示で今回は成功。
「次は自分の判断でやってみましょう」
Hさんの言ってた通りの教官だ。確かに解かり易い。

反対車線に止まっているトレーラーを避ける為に、対向車がどんどんこちらに
はみ出してくる。
「おっと!もう少し左に寄って進みましょう」
さりげなくハンドル操作の補助が入る。避けているつもりだけど左へのより方が
少なかったみたい。
「本当はすぐに感覚を覚えてもらうといいけれど、焦らないで。今、ハンドル補助した
くらいの車間で通っていくようにしましょうね」
次回ここを通るときにはしっかり出来るようにしなくちゃ!

いよいよ交差点へ入る。ここで左折だ。
「大きな車が多いので、歩行者や自転車に注意しようね」
大型トレーラーの後ろで信号が全く見えない。
「トレーラーについていく感じで、左右後方確認も忘れないでね」
トレーラーが動き出す。
車間を空けて左折したけれど、曲がる時にもたついた・・・。
「今の場合は少しアクセルを踏みながら曲がりましょう」
巻き込みを気にし過ぎているのか、うまく行かない。
次の右折でも一緒だった・・・。あぁ、だめだな~。

気を取り直して道端駐車
まずは縁石のある県道での駐車
「僕が指示したら止めてくださいね」
そのまま直線を40キロで走行。いつ指示が出るんだろう?
突然「左の白いポールの先、電信柱があります。そこで停めましょう」
左ウィンカーを出して、減速して・・・おろおろしているうちに教官のハンドル補助。
「ちょっと、操作が遅かったかな。検定でもいきなり言われるから早めに対処できる
ように覚えていきましょう」
ニブさがもろに露呈してるじゃん。情けない・・・。

少しルートを進んで、次は畑の脇に駐車
これは上手くいったと思ったら・・・、「縁石の上は乗らないで。このまま駐車です~」
縁石の上は老朽化などで脱輪する可能性があるからだそうだ。
それに昨年の震災以降は、駐車して震災にあって路肩が崩れて脱輪、なんて事も
ありえるので『避けて駐車』が基本とか。
そうか、これはしっかり覚えておこう。

後半の住宅街の交差点でも、イマイチ流れに乗れない。

そのまま教習終了で車の中でのアドバイス
「交差点は思いっきり行くと決めたら、注意を忘れずに行かないとダメですよ」
当たり前なのだけど出来ないんです~。思わす口にしてしまう。
教官 「乗りながら話している感じでは、交通ルールなどは理解してるんだもんね。
でも、規定どおりには行かないから混乱しているんじゃないかな?」
私  「解かっているんです。体が頭のとおりに動かないです(笑)体だけメカ化
出来ないものですかね???」
教官 「(爆)ちょうどyanagiさんくらいの人で頭も体も錆止めをかけたらいいのかしら
って言っていた人がいたけれど、人間そうも行きませんからね。頭と体で覚えるしか
ないですよ(笑)路上はたくさん考える事があるので意外に疲れるんですよ。
そろそろ、予約も混んでいるみたいだし1日1時限期間にした方がいいかもよ」
私  「歳ですね~。はぁ~・・・」
教官 「僕も似たような歳ですよ(笑)後は慣れですよ」

教習簿を渡される今回の注意点は『交差点判断』



確かにW教官の言うとおり、今日は疲れた。
本当に予約が取れなくて水曜日までは未定状態。
学科は進めつつ、路上は1時限でやっていこうかな・・・

2012年10月25日木曜日

第2段階 技能4,5時限目

第2段階に上がって初めての2時限連続教習。
最近は路上に出るのが怖い反面、なんだか楽しくなってきている。



4時限目
今日は障害物等をよける進路変更を教わる。
今回の教官も初めて教わる人。第2段階に上がって教官の顔ぶれが
一気に変わった気がする。
もう少しするとT教官やぶっきら教官(第1段階参照)に当たるんだろうか?
指名制度を使っていないから、仕方ないのかな?まぁ、いいか!
路上に出る前に教科書で教官からレクチャーを受ける。
避ける方向にウィンカーを出すのは障害物を避けて通過する場合、
後続車や対向車などに知らせる意味もある。
「たまぁにやらずに通過するドライバーもいますけど、教習所の通りに
覚えてくださいね」
話を聞いていると、障害物を避ける手前で右ウィンカー、障害物を通過途中で
元の道に戻る左ウィンカー、元の道に戻ったらすぐにウィンカーを消す。
「リズム良くやってみましょう」なんて教官は言うけれど、忙しそうな動作に
ちょっと緊張してしまう。

路上に出る。2日間のブランクがさっそく出てしまう。
「速度をもっと上げましょうね~」
40キロ出しているかな~なんて、メーターを確認しなかった。改めてメーターを
見ると35キロ。アクセルを踏む。
当初から苦手としているS字の道、今日は側溝のふたが閉まっているので
まだ安心だ。
でも、トラックと行き違うたびに左によってしまう。
「怖い時はブレーキに足を置いて、止まっているのもOKですよ」
そうなのか・・・。
ここを通ると余裕が無くなる。それでも気持ちを持ち直して教官の指示ルートを
左折したり、右折したり・・・。
少し狭い歩道のない県道に入る。
「ここから歩行者や自転車、駐車している車が増えますよ~。さっきのとおりで
やってみましょう」
教官がそういった早々に、県道沿いの家から飛び出すおばあちゃん。
なんと、道のど真ん中を歩き出した。
安全な間隔をあけるには対向車もビュンビュン来てるし・・・、おばあちゃんの
数メートル手前で徐行運転。
「こればかりは、仕方ないですね・・・」と教官。
そう言われた矢先に対向車がパタリと来なくなった。
「今です!ウィンカー右で反対車線に入って!」
ドタバタ目視でウィンカー、反対車線に入っておばあちゃんの脇を通過。
「ここから左ウィンカー!で、元の車線に戻る!」
うっは~、想像していたよりも忙しい。
「こういった時は信号待ちで対向車が来ないうちに、進みましょう。臨機応変にね」
確かに!ルームミラーから見える私の後続には数台の車・・・。
「確かに渋滞しちゃいますね・・・」
「そういうことです。でも焦っちゃいけないですよ。常に最悪のパターンを考えて
頭の中は慎重に行動しないとね」
楽しいけれど、運転って目も頭も体も使うよな~。しみじみ思う。甘く見ていたと。
その後の帰りのルートは教官の真骨頂。
前にSさんから聞いていたけれど、和ませてくれているのか、話す。話す~。
「そこのハム工場直営のフランク屋台知ってます?」から始まり、「うちの父の
ブレーキのかけ方は今でも尊敬してます」まで、教習所に戻るまで延々と続いていた。
もしかしたら教官親子なのかな?
戻った最後のアドバイスも「進路変更はもう1時限やりますから、慣れましょうね」以外
車の話(その車種がいいとか、あれは乗り易いとか)だけだった(苦笑)
でも、教習簿に書かれた注意点は「速度」
あれ?最初の加速がまずかったかな?それ以外は何も言われてないような?
帰りも速度を超過する事も遅すぎる事もなかったような???
書かれたって事は何かあるんだな。気をつけよう。



5時限目
最初の頃に教わった小遊三(に、似ている)教官。
配車券を渡す時に「お久しぶり」と言われる。
1度しか当たってないけど、覚えてくれていたのですね~。ありがたい。
・・・って、点検をして、もう1度進路変更のレクチャーを聞いて、発車前に教習簿を
みながら教官が一言
「効果測定最初の頃は苦労したでしょう?1番初めの効果測定の時、私が担当した
んですよ。あなた、ひどい落ち込みようで、運転も(笑)どうなる事かと思ってました」
あぁ!そうだ。学科も何度か教わっているし、初めての効果測定の立会い教官だ。
運転も内回りで四苦八苦の時だった気がする・・・。
「目立っちゃいましたね」と私。
「効果測定が不合格ってだけで、あんな顔する人あまり見ないから。運転は時間を
かけて覚えればいいとしても(笑)この世の終わりみたいな顔をして帰るから・・・」
そういって教官はケラケラ笑ってる。
「根がマジメ。悪く言えば『くそマジメ』なんでしょうね。だからここまで来たんでしょう」
あらら、また『マジメ』って言われた。
周りが言うのならそうなのかも知れないけれど、負けん気が強いだけだよな。だぶん。

そんな事を話しながら路上に出る。
さっきの教習とほぼ同じルート。
早速停車中の車を避けて通り抜ける関門が来た。
「じゃ、さっきの通りに行きましょう」
ウィンカーを出したら、停車中の車も発進準備。減速に気を取られてウィンカーの
戻し忘れ。
「右に行かないなら、すぐ戻しましょう。判断は間違っていないけど、動作がダメです」
確かに・・・、以後気をつけます。

その後は歩行者も自転車も障害物も無く、帰りのルートまで大きな注意もされないまま
来れた・・・のだけど・・・
教官の指示の右折その先には運動公園、そこを左に曲がる指示があったのだけど、
なぜかその手前の右にある警察に入って行こうとしてしまう。
しかも、なぜか右ウィンカーを出してしまう。
「おいっ、警察に用はないでしょ。ちが~う!その先の公園のところですよ!」
当然です。なんで教習中に警察に行くんだ。何を考えていたんだろう、私。
今思い出しても、顔から火が出るほど恥ずかしい。

その先を更に左折、もう1度左折。
「ここは歩行者も自転車も多いんです。気をつけましょう。知ってるね?近所ですよ」
親の処方箋をお願いしているドラックストアの交差点。
助手席では気にならないことでも運転席だと目に入る。
信号が変わる。「左の巻き込みに注意して、曲がりましょう!」教官の合図で曲がる。
すっかり忘れていた。曲がった先のスーパーが今日から新装開店だった事。
曲がってすぐにこのスーパーの駐車場の出入り口。
当然対向車線からも駐車場に入ろうとずらりと車が並んでいる。
車の隙間からは、人と自転車がポンポンと軽快に飛び出してくる。
「あぁ~、最悪のパターンですね。免許を取った後の練習と思って慎重に進みましょう」
教官の顔に真剣さが増す。
数100メートルくらいの出来事だったけれど、徐行運転でも怖いと思うくらいどんどん
飛び出す、人と車。
スーパーの前でちらりと入り口を見ると「12:00開店」の大きなポスター。
教習車の時計で11:55、人がたくさんなのはそういう事なのね。
恐怖の渋滞&飛び出しゾーンが終ったと思ったら・・・前方に左から飛び出す自転車。
・・・と思ったら渡りきる寸前でUターン、こっちに向かってくる~。(逆走っすよ~)
これには教官もびっくり。思わず二人でブレーキを踏んでしまう。少し手前で停止。
ホッとしたのは良いけれど、この自転車のオバちゃんに怒られちゃった。
「開店日に教習車なんか通んないでよ!」だって。
さすがに小遊三教官も「あれは無いですよね~。逆走ですよ」

その後は無事にルート通過なるか?
教習所に向かう道、行きに使うS字の道の手前で引越しトラック。
「今度こそはきれいに進路変更してみましょう」
教官の合図どおりに動いたつもりだった・・・けど、違ったみたいだ。
トラックの脇を通過しようとした時に「もうちょっと右!寄らないと!」
久々の小遊三教官の渇が入る。
「す、すみません・・・」・・・やっちゃった~。
「もうすぐ教習所だから、今のは戻って説明しますね」と教官。
「・・・はい」
「そこで落ち込まない事です。最初は誰でも初心者なんですよ(笑)」
小遊三教官の一言で和みモードで、教習所に無事生還!

最後のアドバイスで先ほどのトラックの進路変更の話になる
教官 「私がなぜもっと右と言ったのか解かりますか?」
そう聞かれると答えが出ない。学科の予習もしているのに。
教官の話は続く。
「トラックのドアが開いたらどうしますか?さっきの間隔じゃギリギリです。
そこで運転手が降りてきたら・・・解かるよね?」
そこまで言われないと、頭に浮かばない私。情けない・・・。
「それは大変な事です・・・」そう答えるのがやっとだった。
「理解しないで乗っている訳じゃないのだし、これが危険予測です。教習簿にも
書いておきますね。
でも、あなたは路上が楽しいんですか?場内コースより生き生きしてますよ(笑)
運転も路上の方が安定してます。注意点を守って行きましょう」

教習簿に書かれた事は「判断」

第2段階になって注意点の文章が一気に減っている。
明日は連続教習ではなく、学科と技能の交互教習。
頑張っていこう!

2012年10月22日月曜日

第2段階 技能3時限目

やっと乗れる~。路上教習3時限目。

夕方からの教習にちょっと不安があるけれど、まぁ頑張りましょう。
今日の教官は1番最初の技能教習で教わった教官。1ヶ月半ぶり。

今日は国道16号線に出ると言う。
この時間は通勤帰り等の車が増えてくる時間帯。
「とりあえずは60キロという速度に慣れる教習ですから」と教官。
国道に向かう道は側溝のあるつづら折の道を抜ける。
初めての路上でも通ったけれど、側溝のある左に気を取られたり
右の対向車に気を取られたりでフラフラ・・・

どうにか16号までたどり着く。
「次、いよいよです!右折で入りましょう」
信号が変わる。「前の車に着いて行く様な感じで行きましょう」
交差点でもたつく私、必死に前の車に着いていく。
「さぁ、ここから60キロです。行きましょう」

ひょえ~~~、速い!

「体感速度は運転席の方が速く感じますから、高速教習の予習と
思ってくださいね」

速度の維持は何とかできた。
ただ、16号から抜ける左折の合図が早すぎた。
「う~ん、もう少し合図は遅く出しましょう」
あっという間に左折の信号に着いてしまう気がして、早く出しちゃった。
「距離感とスピード感、バランスを心がけてくださいね」

そのまま高校周辺の通学路から教習所へ戻ると言う。
時間が時間だ。これがまた怖い・・・。
ガードレールのない道、学生達が自転車で出てきたり。いきなり横断したり・・・。
どうしても指定の40キロが出せない。
「ここまで来れば学生さんは減ります。さぁ、スピードを上げましょう」
バックミラーを見たら、後続車が数台。

あぁ、迷惑だな。私。

少し大きな交差点で左折。
無事にまがれたと思ったら「今、左に突っ込んできた自転車がいましたよ」
うぅ、何も無かったから良いけれど言われると怖くなる。
巻き込み確認を、もっとしっかりしないといけないな。

途中で踏切を通過。そこは「そうです。今の感じで」で通過。

またも戻ってきた、側溝のあるつづら折の道。
帰りは後ろに大型トラック、最後のカーブで煽られてクラクション2発。
「気にしないで。そのままの運転でいいです」
またも迷惑だな~。私ったら・・・。

教習所に続く道へ戻る。
やれやれと思っていたら、信号の少し前で車が駐車している~。
「対向車が来なければ、右にはみ出して信号に出てください」
車をよけたら信号が赤に変わる。思いっきり斜め停車。あらら・・・

それでもどうにか教習所に戻ってきた。
不思議な事にもう1時限乗りたくなってくる。
教官のアドバイスは
「ハンドル操作の戻しが遅れがち」
右左折後のハンドルの戻しが遅いのだそうだ。
だから、その後にふらつくのか・・・。
でも、最初の教習を覚えていてくれたのか「初めての時はどうなるかと思いましたよ。
路上もそこそこ安定してますから、この調子で頑張ってくださいね」とありがたい言葉。

教習を終えてカウンターでキャンセル待ちを確認をしたら、次の時限は満車。
そうだよね・・・予約だって満足に取れないんだもの。
そういえば、同じ日に入校日だったHさんも「仮免が受かった」と先ほどメールが届いた。
同じ時間に仮免の先行学科で教習所に居たんだ。ニアミスだね。

怖いと思いながら、本当に不思議。
もっと路上を走りたくなっている。
明日明後日は休校日。木曜、金曜は2時限乗れる。
学科も進めながら頑張ってやってみよう。

10月20日 第2段階技能2時限目、応急学科

昨日はキャンセル待ちでやっと、1時限だけ路上教習が出来た。
第1段階の技能で時間がかかってしまった分、どの教官にも
「なるべく間を空けないで乗ってください」と言われる。
でも、予約が取れないのだもの。仕方が無いよね・・・。
今回の教官も同じ事を言っていた。
事情を話すと「第2段階の生徒さんがめずらしく多いんです」だって。
・・・って事は簡単に卒業させてもらえないって事か。


第2段階技能教習2時限目

今回の男性教官は初めて教わる人。
やっぱり1日おきの技能教習、まして路上だと常に初めて状態。
今回もビクビク、おどおどの運転だった。
前回のコースと違うコースを周る。
県道から土手沿いの道、農道を通って住宅街へ。
途中で縁石に沿った停車を習う。
いきなりの停車指示で戸惑ってしまう。
「やっぱり、毎日乗った方が路上感覚を掴むのにはいいんだけどね」
そんな事を言われても~・・・。
「第2段階は路上教習が一気に進むんだよ。その後におさらいと補修ね」
50キロの速度が安定してきた時に、ふと話す教官。
「補修はその都度じゃないんですね」と余裕のない中、何とか答える。
「備考欄に書いておく事が注意ポイントね。後で見て参考にしてね」

先の信号に杖をついたおばあさん。
信号を渡るのかと思ったら、路側帯を歩き出す。進行方向は同じ。
「あわわ、どうしましょう?」
「道幅は広いんだから、少し速度を落として右に寄ってね」と教官。
おばあさんの近くまで来たら、なんと右に大きくふらついてくる。
思わずブレーキ。
なんとおばあさん、歩き方のクセなのかS字を書くように大きく右にふれたり
左にふれたりの歩き方。
教官は「大丈夫、進んで!」「徐行ですよね?」と私。
教官はちょっと困りながら「脇を通りながら徐々に加速していいよ」
え?いいの?
「後続が詰まってますよ~。ここは一気に通過しましょう」
恐々と無事に通過。

その後の住宅街では右折をしたとたん、子供が道路をダッシュで横断。
またまた、ブレーキを踏んでしまう。
「う~ん、悪くはないけど充分距離はあったからここは徐行で良かったかも」
教官のアドバイスが入る。
その先でも「早く渡って~」と小さな子供を呼ぶ声。
速度を落とすと「今のうち~、早く早く!」せかす声が聞こえる。
右から飛び出してきたのは小さな子供。
おい、おい、勘弁してくれ~。寿命が縮む~。

「路上2回目で随分色々な体験をしましたね。まぁ、慣れるしかないです」
教官が言うのは尤もだけど、怖かったよ~。
「でも、緊張しすぎも身に付かないから気をつけて」
おばあさんや子供の一件でかなり力が入っていたみたい。
小さく曲がる左折で、教官のハンドル補助が入ったときに言われた。
教習所に戻ってアドバイスを貰う。23日24日は休校日。
「できたら月曜日に2時限は乗った方がいいけれど・・・、予約が1時限しか取れ
ないんですね。休校日明けには集中して乗るようにしてくださいね」
「運転のカン以外に路上に慣れることが一番ですよ。それには出来るだけ乗る
事です。恐怖感は持ってもいいけれど、少し大きな気持ちでやってみましょう」
教習簿の備考欄には「先の状況をよく見る」
うむむ、しっかりしなくては!


応急学科
3時限連続の学科と応急処置の方法を習う。
本来ならば第2段階のもっと後半に習うのだけど、技能(路上)教習の予約が
取れないので「時間のある人は先に取っておく様に」と仮免合格の時に言われた。
参加した私を含めて8人のうち一人は一緒に仮免合格をとったお兄ちゃん、別の
2人も「予約が取れないから」とこの学科を先行予約した人たちだった。

レクリエーションルームなる部屋に通される。
そこにはAEDや人口呼吸、心臓マッサージに使う人形が5体。
みんな顔にタオルがかけてあって、ちょっと不気味。(衛生上の処置なんだけどね)

教官が入ってくる。
この学科の必要性の説明から入って、教本を読んだり、処置の方法を学ぶのか
と思ったら「この人形がダメな人はいませんか?」の質問から入る。
この質問参加者全員クリア。
「では、マウスピースを使った人工呼吸の練習があります。2人1組でやります。
マウスピースを使うので直に口を付けませんが、どうしてもダメな人はいますか」
ここで数人が「虫歯とかうつりませんよね?」「以前の人の菌とか無いんですか」
の質問が入る。
そこで教官の説明が続く。
ここ数年、人形を見ただけで「気持ち悪くなった」と途中退場する人、「2人一組だと
家族に変な病気を持帰ると大変だから」と拒絶する人、異常なくらい潔癖な人など
『特別教習の更に特別個別教習』になる人が月に数人いるらしい。
教習中に流すDVDの怪我のシーンを見て倒れた人もいるとか。
事前に伝えないと3時限連続の特性もあって、「途中退場だから1時限はやった
事にして欲しい」とか「生理的に無理だから免除して欲しい」とか色々あるらしい。
だから事前に細かい事を確認をするそうだ。
無理な人たちはここで退場して、相談コーナーに行って再度教習説明を受ける。
いずれにしてもこの学科を終えなければ、卒業はできない。
教官の説明が終った時点で全員「引き続き教わる」事になる。

2人1組のグループ分けをして人形の前に座る。
私の相方は二十歳位違うお姉ちゃん。最近はいつも私が最年長参加者。
二人でコットンを使って消毒をする。
思わず「納棺っぽい?」と不謹慎にも口をついてしまう。
それを聞いたお姉ちゃん「私もそう思います~」とニヤリ。
その脇でヤンキー風のお兄ちゃんが「うわっ、マジ?キモイ!こいつ」と恐々と
人形を触っている。
教官が「無理かな?」と聞くと「我慢するっす!」
そういいながらも「うわ~」だの「ひぃ~」だの、見た目を覆す怯え様。
休憩時間になっても「免許の為に我慢する。でも本当は無理」と一人怖がっていた。


いよいよ人工呼吸の練習
左手をおでこに添えながら鼻をつまんで、右の人差し指と中指であごをグッと
引き上げる。気道確保。
そしてマウスピースの周りのビニールに描いているイラストのように口を添えて
一気に息を吐く。
人形の胸が膨らめば成功。
最初の数回息がどこからか漏れているのか、上手くいかない。
数回繰り返す。人形についている電気メーターを相方が見て、成功や失敗を教えて
くれる。基準の数値に満たないと失敗になるけれど、肺活量などの問題があるので
基準値を目標として息を吐く。
汗が流れてくる。10回近く練習した頃「うまくいってますよ~」の声。
何とかクリア。

次は心臓マッサージ
胸の真ん中変に右手の平の下側を乗せて、左手で手の平全体で押さないように
指を絡めて固定する。肘を真っ直ぐに伸ばして体重をかけるように押す。
基準は5センチ沈む事。
これもまた上手くいかない。
30回繰り返すとじわりと汗が出てくる。運動不足だなぁ~。
「最後の方で何度か5センチ行きましたよ」と相方のお姉ちゃん。
教官からは「まだ体重のかけ方が甘いね」
簡単そうで難しい。

休憩を挟んでDVDを見て、いよいよ事故を想定した模擬手当て。
部屋の隅に立って怪我人(人形)を発見→小走りで近づく(本当は駆け足、室内のため)
怪我の状態や息をしているか確認→声かけ→周りの人へ応援を求める→
心臓マッサージ30回、人口呼吸2回を5セット
始めてみると、周りの人への応援要請までは良かったけれど、実践がキツイ。
5セット終了する頃には汗だく&息切れになっていた。
相方の彼女も同じで終った途端、ぐったりしていた。
先ほどの人形が怖い彼も「うわっ」「キモっ」と声を出しながら何とかクリア。
参加者全員クリアで終了した。

1日経って今日21日にはじわりと腕に筋肉痛。
相方のお姉ちゃんは帰りがけに「腕が痛くなりますね~」と言っていた。
1日経ってそれが出るとは・・・やっぱり歳だね。

2012年10月19日金曜日

予約が取れない!!!

今日はキャンセル待ちで路上教習に出るつもりだった。
その予定もキャンセル待ちでことごとく外れて、学科のみ2時限受けてきた。
明日は応急手当の学科連続3時限のみで、路上教習の予約が取れない。
来週の火、水曜日と休校日なので技能教習(路上教習も含む)が
すごく混んでいるんだって・・・。

本来は通わない日曜日の午後も満員。
やっと取れた予約は月曜の16時~1時限のみ。

明日も1時限余裕を持ってキャンセル待ちを申し込もうか・・・

学科を稼ぐのにはちょうどいいけれど、昼休みを挟むのが難点だな。
もう少し経てば予約が取り易くなるんだろうか?

それとも学科を取れる時にとって、2段階の効果測定も済ませてしまおうか?

運転のカンが落ちそうで心配。
でも、予約が取れないし、キャンセル待ちも1台に5人待ちとか厳しそうだな。

月曜日まで様子をみようか・・・
とりあえず、明日は応急手当の学科のみ。
もし乗れるようならここも更新しようっと!

2012年10月18日木曜日

第2段階 技能1時限目

雨が強く降ったり、止んだり・・・
そんな中でも行って来た~。路上教習!
今日の教官はスイーツ教官。
あらら、これも何かのご縁かしら?

まずはエンジンなどの点検の仕方を教わって・・・
って、いきなり全部覚えるんですか?
「高速教習の時にしか、ここまで(エンジンルーム)はやりませんよ」と教官。
あぁ、良かった~。
「でも、タイヤの点検は毎日行います」
そうですか・・・
「簡単ですよ。ここに△の印があるでしょう」
う~ん、なんとなく見つけづらいなぁ・・・
「この印を見つけて、その上の(タイヤの)山があるか確認してくださいね」
「ついでに車体の下に何かいないかも確認してください」
タイヤについている、この△の印って以外に見つけづらい。
他の3本のタイヤは見つけられずに山の確認で終った。
「見つかりづらい時は山のチェックをしてくださいね~」
それを早く言って欲しかったなぁ・・・。
△印を見つけるのに、指先が結構どろどろになっちゃった。
雨だとこういうのも嫌だねぇ・・・


車の点検確認も終って、いよいよ路上へ。
教習所の外へ出た途端、そこは30キロ道路。
「ん~、もう少し速度を上げてくださいね」
アクセルを踏む。は、早い・・・。
「私が横に乗ってますから、大丈夫。早くっ!」
もっと速度を上げろと???
「yanagiさん~、今の速度を見てみましょう。30キロ切ってますよ」
そんなことを言われても、思うようにアクセルが踏めない。
速さに慣れるまでは本当に怖かった。


そんなドタバタを起こしながら交差点へ出た。
スイーツ教官は「ここ、右折です。で、ここから先の道は40キロですよ」
なんて、淡々と言うけれど、右折すら怖い・・・。
信号が変わった。
「もっと早くハンドルを回して、アクセルは軽く踏む!」
ひえぇ~、忙しい!目が回りそうだ~。

この先は約5キロほど直線が続く某街道。所々にに残る松並木がキレイ。
でも、今日は違う。
「40キロだよ~」スイーツ教官の声にアクセルを踏む。
「前のトラックが小さくならないようにアクセル調整してくださいね~」

ハンドルがぶれる気がして、つい強く握ってしまう。
「ハンドルは強く握らないで。コース内のように握りましょう~」
ほのぼのとしたスイーツ教官の声が響く。
速度に慣れると周りが一気に広くなった気がした。
左からバイクが近づいてくる。
あっという間にそのまま横を通過していった。
その後、無意識に左に寄ってしまう。
「左に寄り過ぎ~。さっきバイクが通れたのだから、それくらいの位置でね」
反対車線には大型トラックが迫ってくる。
またも無意識に左にきっちり寄ってしまう。
「さっきの車の位置で大丈夫。ぶつからないから」
そうは言われても、やっぱり怖い。
でも、これをクリアしなくちゃ免許は取れないんだよな・・・。

唐突にスイーツ教官が「トノサマバッタってかっこいいよねぇ」
と話を振り出す。
この状況によりによって『バッタ』の話ぃ???
「確かに大きくて顔は仮面ライダーなので格好はいいですね・・・」と私。
「でしょう。この間バイクのコースに異常発生していて、ひかれちゃうと可哀想
だから数匹捕まえて脇の芝生に戻したんですよ」と教官。
「ただ、私は跳ねる虫は嫌いです。先日もエガ教官に捕ってもらいました」
(エガ教官とは言ってない。ちゃんと名前で伝えましたよ。えぇ。)
「そうなの?でもトノサマバッタはかっこいいですよ。形がいいですもん」
スイーツ教官はトノサマバッタマニアなのか?

そんな話をしているうちに渋滞になってくる。

車間距離をとって、前の車に近づき過ぎないようにブレーキ。
「あれ、yanagiさんガックンブレーキが良くなってますよ。スムーズです」
自分でも意識してはいなかったけれど、あれ?上手く出来てる?

その頃から腕時計を見始めるスイーツ教官。
「渋滞でこの先のコースに進めないね~。残念だけど今日は短縮コースで」
内心ホッとしていた自分がいた。

そこそこ大きな道を通って帰ると思っていた。
街道沿いの交差点から県道に入って、また数キロのながい直線。
ここはなんと、50キロ!

最初は緊張したけれど、速さに慣れたのか『アクセル』の声は聞かなかった。

ここからがスイーツ教官。食の話題で盛り上がる。
「近所にマックが出来るらしいんです。もう何年も行ってないんだけど
朝マックが気になるんですよ。お勧めってある?」
う~ん、私もマックはあまり食べない。
サブウェイが近所にあった頃にはそこばかりだし、今は年に数回のモス
だろうか?
「CMでやってるマフィン系なんかどうです?朝マックってそんなイメージ」
それしか浮かばないので、ちょっと雑に答えてしまう。
「マフィンねぇ・・・。朝向きだからCMしてるんだよね?実は食べた事が無い
んですよ」と教官。
私も、もう数年食べた事がないなぁ・・・。マックのマフィン。
「やっぱり、もっとおいしい朝ごはんのお店の方がいいのかなぁ」と教官。
「そういえばコメダ珈琲店ができましたね。そこのモーニングは良さげですね」
数ヶ月前に隣町にできたコメダ珈琲店。
名古屋に数ヶ月滞在した事のある私には、思い入れのあるお店。
でも、連日混んでいて未だに行った事は無い。
「コメダって、デザートがいいんじゃなかった?出来たのは知ってるけど
やっぱり混んでるの?」
「未だに混んでますよ~」と答えた。
ミラー越しに見えたスイーツ教官の目がちょっと寂しそうだった(笑)

県道から市道に入り、すぐに住宅街へ入っていく。
オットに教習所へ送ってもらう時に何度か通っているけれど、S字あり、道幅が
狭いところあり、見通しが悪い場所多数の難所。

通っていたことで先の道の状況が解かる。
それは良かったのだけど、いざ自分が運転するとどうしても怯んでしまう。
見通しの悪いところにミラーがあったな・・・
チラチラとそのミラーを見ながら何とか通過。心臓はバクバク。

この道を抜けると教習所まではもうすぐ!

教習所につながる大きな道に出る。前方から中型トラック。
近づいてびっくり!(トラックもびっくりだったらしい)
乗っていたのは私のオット。
思わず「ぷっ!」と吹いてしまう。
スイーツ教官は「今のトラック、こっちを見てニヤけてましたよ。気にしないで
下さいね。煽られた訳じゃないからね・・・」と気遣ってくれる。
「いや、あの、あの運ちゃん、知ってます」
ちょっと驚いた声で教官「えっ、知り合いだったの?会社の同僚さんとか?」
「いや、今のは私のオットです・・・」仕方なく答える私。
これからも送迎とかで会うかもしれないし、隠したってしょうがないし。
「心配で見に来たとか?この道はあまりトラックは通らないんですよ」
今度は教官の声が明らかにニヤけてる。
「たぶん、違うと思いますよ~」
たまたまだろう。そんなもん。
帰って聞いたら、国道が大渋滞で抜け道を使ったら偶然会ったらしい。

そんな話をしているうちに教習所へ到着。

外周を数回周って、今日の路上は終了。
「コース内の運転じゃどうなる事かと思ったけれど、リラックスすれば
思った以上に路上で運転できてます」と嬉しいお言葉。
「ただね・・、車の位置を左に寄せすぎない。交差点の右折は機敏に
してくださいね。その他の右左折も早め早目を心がけてね」
とアドバイスを貰った。

スイーツ教官だと、なぜかリラックスできるんだよね。
話術のせいなのか、彼の持つ雰囲気のせいなのか・・・
「なるべく最初の3日くらいは間を空けずに乗ってくださいね」
それは充分解かっているんのだけど、予約が取れないんだな・・・。
学科もあるし、明日はキャンセル待ちで乗れるといいな。

2012年10月17日水曜日

第1段階検定試験・仮免試験

いよいよこの日が来てしまった・・・。
みきわめが済んで空く事4日、その間に親の通院などで考えさせられる事
数回。
検査もまたまた増えてしまったし、今後の事が頭から離れない。
正直、仮免許の勉強に集中できる状態ではなかった。
昨晩は一気に練習問題を頭に詰め込んで就寝。
何だか寝付けずに数回目を覚ます。
ぐっすり寝付けたと思ったら、何だか周りが明るい。
時計を見てみると出発時間の30分前だった・・・。
バタバタと支度をして、近所の送迎バスの停車ポイントに向かう。
なぁんか、嫌な予感・・・
バスの中では、気分を変えてゲンかつぎに陽水さんの「justfit」を聞く。
効果測定で最初に受かった時に、外に出て聞いた曲。
リラックス、リラックス・・・


本日第1段階の検定を受けるのは私を含めて5人。
・・・って、最初に受験番号と氏名、生年月日などを告げて視力測定や、運動
測定(数メートルまっすぐ歩くだけ)を受けるのだけど、他の4人は私の子か?
ってくらい若い子ばかり。
一番年上さんで私の二周り下だもん。一人だけみんなの母年齢。
一番若い子は平成6年だって!もぅね、浮いてるよな・・・。

受験番号どおりに検定を受ける。
私の番号は5番。一番最後だ。誰かが言っていたけれど年齢順に受けるって
まんざら嘘でもないのかな?

検定は教官が二人に教習生一人が立ち会う。
番号順に次に受験する人が立ち会う形だ。
最後の私は誰が立ち会うんだろうと思っていたら、4番目に乗る女の子。
3番目の人に乗って、私とも乗るのか。何だか申し訳ないなぁ。
その4番目の彼女と検定車をロビーから追う。
ポツリポツリ会話をするけれど、お互いかなりの緊張が襲ってきて最後には
殆ど会話が無くなっちゃった。
4番目の彼女が出て行く。
と、言う事は3番目の検定が始まる。次は自分の立会い。
ただ後部座席に乗っているだけなのに、それすらも緊張する。
3番目の人が乗った検定車が動き出して間もなく、検定発着点へ向かう。
その間も長い・・・

3番目の検定終了。
4番目の女の子と車に乗ろうと思ったら、これまでの検定はMT車と言う事で
AT車に交換。
数分はもう一人の立会い教官が「よかったらMT車でやりますか?」なんて
軽いジョークで緊張をほぐしてくれる。
それも束の間、AT車が到着。
まずは立会い乗車。
コースの案内は教官がしてくれる。あとはミス無くコースを通れるか・・・
彼女の運転で窓から見えるコースを漠然と追う。
今日の検定コースは一番難しいとされる3番コース。
なぜか、復習教習はこのコースが多かった。
でも、なんだか新しいコースを通っている気がして、不安ばかりがよぎる。
そんな事を思っているうちに4番目の女の子の検定終了。
彼女が教官からのアドバイスを受けている間が、あっという間に過ぎる。
いよいよ自分の番が周ってきた。

正直、どこをどの様に走ったのかすら覚えていない。
最後の坂道(左側・緩やかな方)、踏切から外周コースを出て、発着点に
着くのだけど、その部分しか覚えていない。
最後の最後、発着点で縁石ガリガリ。慌てて切り返して縁石より15センチに
停車した。
終ってみるとあっけなかった。
最後の教官からのアドバイスでは
「緊張してますね~。殆ど息していなかったでしょう?(笑)」から始まり、
「外周を回る際、一時的に右により過ぎてセンターラインの白線を通ってました。
あと、交差点で左折の時に後方確認が甘かったですね。これは路上に出たら
巻き込みの危険があるので必ずしっかり行ってください。
最後の発着点の縁石ですが、切り替えした後は良かったけれど、路上の縁石は
高いので車を傷つける事になります。注意してください」
後部座席の教官からは「肩が上がったままで全くリラックスできてません。もう
少し力を抜いて運転しましょう」だった。
このアドバイス時間、他の4人よりも長い。

ロビーに戻って結果を待つ。

と、思ったら再度教室へ呼ばれて合格した場合と不合格の場合の説明。
その後ロビーで待つこと40分。
多少の連帯感なのか、バラバラに座りつつもひと塊でいる検定組。
誰と無く「受かりそう?」なんて話が出る。
「まずいんじゃね?」「大丈夫でしょ」「たぶんね・・・」
みんな様々な感想。
私だけが縁石ガリガリとアドバイス時間が長くて、一人落ち込む。
そのうちそれぞれ別の場所に移動して4番目の女の子と二人だけになった。
彼女は「逆にアドバイスが簡単すぎて不安」だと言う。
そうだよね、みんな結果が出るまで気持ちが落ち着かないよね。
たぶん、私はダメだろうなぁ・・・最後の縁石でやっちゃったもん・・・

待つこと40数分。
試験結果表(電光掲示板)に出た数字は、なんと!全員合格!

ぶっきら教官に『縁石だけは擦るなよ』って散々言われていたので、自分が
受かったのが信じられない。何かの間違いじゃなかろうか???

再度、教室に呼ばれて仮免手続きと、仮免試験の説明を受ける。
その中に名前が入っていたので、間違いでも嘘でもないらしい。
でも、1時間10分後には仮免試験がある。
これをクリアしないと仮免合格にはならない。
一息ついて頭を切り替えなきゃ!



この教習所の周りには飲食店が無い。デリバリー弁当も無い。
パンと冷凍食品の販売機があるだけ。
食べたい物が特に無いけれど、朝寝坊のお陰でバナナ1本しか
お腹に入れてない私は少々パワーダウン気味。
検定の極度の緊張もあって、履いているジーンズが緩んできた。
ダイエットなら嬉しいけれどすぐ戻るだろう。少し小腹に貯めなくては・・・
パンの販売機にあったカロリーメイト1箱でお昼ご飯を済ます。
仮免学科の試験が受かれば、その後に第2段階の学科を2時限受けなく
てはならない。
今のうち食べておかないと、食べる機会が無さそうだもの。

その後自習室で練習問題を2回
1回目100点、2回目98点
何とかいけそうかな?



自習室で練習問題以外は何もやらずにブラブラ過ごす。
その内に試験時間。
マークシート方式で50問。
説明を受けて、数分の待機時間(その間何も出来ず)、試験スタート。

最初は順調。
中盤も順調・・・後半ものつもりで解いていたら、マークシートが一マス
多い。
そんな訳がないので最初からそこまで見直しも含めて、チェック。
1問題、連続同じ回答だったので飛ばしていた。
危ない、危ない・・・

それでも迷うことなく、一通り回答終了。
見直しをしても終了時間まで10分ほど余った。
その頃になるとみんな回答が終る。

再度見直す人、肩を上下する人、窓の方に顔を向けている人・・・

様々な時間の潰し方。一番後ろの席だから、何だか前の人たちの
それぞれの動きを見ていた。
その内に試験終了。結果は15分後らしい。

教室から出て下のロビーに向かうと、入校式で一緒だった今も仲良しの
Hさんに会う。
顔を見て話しかけたその時に、結果発表。
電光掲示板を見ると無事に合格。

今日の検定の事はHさんには日曜日に伝えてある。
自分の事のように喜んでくれるHさんに感謝、感謝。
通りかかったスイーツ教官も「あれから一気に進んだね」と言ってくれた。
じわじわと実感が湧いてくる。

その後は第2段階の先行学科を2時限受け、仮免許の交付を受けて、
今日の検定は終了。8時50分~17時10分までの長丁場だった。
帰りのバスでふと、思い出した。
仮免試験で満点だと『クオカードがもらえる』と言っていたけれど、誰も
もらってなかったな・・・。もちろん自分もだけど。
まぁ、受かったから良いか!

ここまで来るのに早かったような、長かったような・・・不思議な感覚。
学生気分で通ったり、途中で投げ出したくなったり・・・
自分の技量や年齢を思い知らされた時もあったな。

明日から第2段階の技能も入る。いよいよ路上に出る。
嬉しいような・・・でも、まだまだ不安の方が多いな。
Hさんもお仕事をしながら頑張っている。
「先に上がったんだから私をけん引してよね(笑)」
そんな事をサラリと言うHさん。
大丈夫、雑で良ければいつでも引っ張りますよ~!
同時に進めなくても、何でも話せる彼女の存在は本当にありがたい。
お互いに少しづつでも進んでいこう。




yanagi 第1段階
技能(みきわめ含む) 44時限
学科           10時限
効果測定(2回合格)   7回
みきわめ           1回
技能検定         1回
仮免学科測定      1回


なんとか、ここまで来れました・・・