雨が強く降ったり、止んだり・・・
そんな中でも行って来た~。路上教習!
今日の教官はスイーツ教官。
あらら、これも何かのご縁かしら?
まずはエンジンなどの点検の仕方を教わって・・・
って、いきなり全部覚えるんですか?
「高速教習の時にしか、ここまで(エンジンルーム)はやりませんよ」と教官。
あぁ、良かった~。
「でも、タイヤの点検は毎日行います」
そうですか・・・
「簡単ですよ。ここに△の印があるでしょう」
う~ん、なんとなく見つけづらいなぁ・・・
「この印を見つけて、その上の(タイヤの)山があるか確認してくださいね」
「ついでに車体の下に何かいないかも確認してください」
タイヤについている、この△の印って以外に見つけづらい。
他の3本のタイヤは見つけられずに山の確認で終った。
「見つかりづらい時は山のチェックをしてくださいね~」
それを早く言って欲しかったなぁ・・・。
△印を見つけるのに、指先が結構どろどろになっちゃった。
雨だとこういうのも嫌だねぇ・・・
車の点検確認も終って、いよいよ路上へ。
教習所の外へ出た途端、そこは30キロ道路。
「ん~、もう少し速度を上げてくださいね」
アクセルを踏む。は、早い・・・。
「私が横に乗ってますから、大丈夫。早くっ!」
もっと速度を上げろと???
「yanagiさん~、今の速度を見てみましょう。30キロ切ってますよ」
そんなことを言われても、思うようにアクセルが踏めない。
速さに慣れるまでは本当に怖かった。
そんなドタバタを起こしながら交差点へ出た。
スイーツ教官は「ここ、右折です。で、ここから先の道は40キロですよ」
なんて、淡々と言うけれど、右折すら怖い・・・。
信号が変わった。
「もっと早くハンドルを回して、アクセルは軽く踏む!」
ひえぇ~、忙しい!目が回りそうだ~。
この先は約5キロほど直線が続く某街道。所々にに残る松並木がキレイ。
でも、今日は違う。
「40キロだよ~」スイーツ教官の声にアクセルを踏む。
「前のトラックが小さくならないようにアクセル調整してくださいね~」
ハンドルがぶれる気がして、つい強く握ってしまう。
「ハンドルは強く握らないで。コース内のように握りましょう~」
ほのぼのとしたスイーツ教官の声が響く。
速度に慣れると周りが一気に広くなった気がした。
左からバイクが近づいてくる。
あっという間にそのまま横を通過していった。
その後、無意識に左に寄ってしまう。
「左に寄り過ぎ~。さっきバイクが通れたのだから、それくらいの位置でね」
反対車線には大型トラックが迫ってくる。
またも無意識に左にきっちり寄ってしまう。
「さっきの車の位置で大丈夫。ぶつからないから」
そうは言われても、やっぱり怖い。
でも、これをクリアしなくちゃ免許は取れないんだよな・・・。
唐突にスイーツ教官が「トノサマバッタってかっこいいよねぇ」
と話を振り出す。
この状況によりによって『バッタ』の話ぃ???
「確かに大きくて顔は仮面ライダーなので格好はいいですね・・・」と私。
「でしょう。この間バイクのコースに異常発生していて、ひかれちゃうと可哀想
だから数匹捕まえて脇の芝生に戻したんですよ」と教官。
「ただ、私は跳ねる虫は嫌いです。先日もエガ教官に捕ってもらいました」
(エガ教官とは言ってない。ちゃんと名前で伝えましたよ。えぇ。)
「そうなの?でもトノサマバッタはかっこいいですよ。形がいいですもん」
スイーツ教官はトノサマバッタマニアなのか?
そんな話をしているうちに渋滞になってくる。
車間距離をとって、前の車に近づき過ぎないようにブレーキ。
「あれ、yanagiさんガックンブレーキが良くなってますよ。スムーズです」
自分でも意識してはいなかったけれど、あれ?上手く出来てる?
その頃から腕時計を見始めるスイーツ教官。
「渋滞でこの先のコースに進めないね~。残念だけど今日は短縮コースで」
内心ホッとしていた自分がいた。
そこそこ大きな道を通って帰ると思っていた。
街道沿いの交差点から県道に入って、また数キロのながい直線。
ここはなんと、50キロ!
最初は緊張したけれど、速さに慣れたのか『アクセル』の声は聞かなかった。
ここからがスイーツ教官。食の話題で盛り上がる。
「近所にマックが出来るらしいんです。もう何年も行ってないんだけど
朝マックが気になるんですよ。お勧めってある?」
う~ん、私もマックはあまり食べない。
サブウェイが近所にあった頃にはそこばかりだし、今は年に数回のモス
だろうか?
「CMでやってるマフィン系なんかどうです?朝マックってそんなイメージ」
それしか浮かばないので、ちょっと雑に答えてしまう。
「マフィンねぇ・・・。朝向きだからCMしてるんだよね?実は食べた事が無い
んですよ」と教官。
私も、もう数年食べた事がないなぁ・・・。マックのマフィン。
「やっぱり、もっとおいしい朝ごはんのお店の方がいいのかなぁ」と教官。
「そういえばコメダ珈琲店ができましたね。そこのモーニングは良さげですね」
数ヶ月前に隣町にできたコメダ珈琲店。
名古屋に数ヶ月滞在した事のある私には、思い入れのあるお店。
でも、連日混んでいて未だに行った事は無い。
「コメダって、デザートがいいんじゃなかった?出来たのは知ってるけど
やっぱり混んでるの?」
「未だに混んでますよ~」と答えた。
ミラー越しに見えたスイーツ教官の目がちょっと寂しそうだった(笑)
県道から市道に入り、すぐに住宅街へ入っていく。
オットに教習所へ送ってもらう時に何度か通っているけれど、S字あり、道幅が
狭いところあり、見通しが悪い場所多数の難所。
通っていたことで先の道の状況が解かる。
それは良かったのだけど、いざ自分が運転するとどうしても怯んでしまう。
見通しの悪いところにミラーがあったな・・・
チラチラとそのミラーを見ながら何とか通過。心臓はバクバク。
この道を抜けると教習所まではもうすぐ!
教習所につながる大きな道に出る。前方から中型トラック。
近づいてびっくり!(トラックもびっくりだったらしい)
乗っていたのは私のオット。
思わず「ぷっ!」と吹いてしまう。
スイーツ教官は「今のトラック、こっちを見てニヤけてましたよ。気にしないで
下さいね。煽られた訳じゃないからね・・・」と気遣ってくれる。
「いや、あの、あの運ちゃん、知ってます」
ちょっと驚いた声で教官「えっ、知り合いだったの?会社の同僚さんとか?」
「いや、今のは私のオットです・・・」仕方なく答える私。
これからも送迎とかで会うかもしれないし、隠したってしょうがないし。
「心配で見に来たとか?この道はあまりトラックは通らないんですよ」
今度は教官の声が明らかにニヤけてる。
「たぶん、違うと思いますよ~」
たまたまだろう。そんなもん。
帰って聞いたら、国道が大渋滞で抜け道を使ったら偶然会ったらしい。
そんな話をしているうちに教習所へ到着。
外周を数回周って、今日の路上は終了。
「コース内の運転じゃどうなる事かと思ったけれど、リラックスすれば
思った以上に路上で運転できてます」と嬉しいお言葉。
「ただね・・、車の位置を左に寄せすぎない。交差点の右折は機敏に
してくださいね。その他の右左折も早め早目を心がけてね」
とアドバイスを貰った。
スイーツ教官だと、なぜかリラックスできるんだよね。
話術のせいなのか、彼の持つ雰囲気のせいなのか・・・
「なるべく最初の3日くらいは間を空けずに乗ってくださいね」
それは充分解かっているんのだけど、予約が取れないんだな・・・。
学科もあるし、明日はキャンセル待ちで乗れるといいな。
0 件のコメント:
コメントを投稿