2012年10月25日木曜日

第2段階 技能4,5時限目

第2段階に上がって初めての2時限連続教習。
最近は路上に出るのが怖い反面、なんだか楽しくなってきている。



4時限目
今日は障害物等をよける進路変更を教わる。
今回の教官も初めて教わる人。第2段階に上がって教官の顔ぶれが
一気に変わった気がする。
もう少しするとT教官やぶっきら教官(第1段階参照)に当たるんだろうか?
指名制度を使っていないから、仕方ないのかな?まぁ、いいか!
路上に出る前に教科書で教官からレクチャーを受ける。
避ける方向にウィンカーを出すのは障害物を避けて通過する場合、
後続車や対向車などに知らせる意味もある。
「たまぁにやらずに通過するドライバーもいますけど、教習所の通りに
覚えてくださいね」
話を聞いていると、障害物を避ける手前で右ウィンカー、障害物を通過途中で
元の道に戻る左ウィンカー、元の道に戻ったらすぐにウィンカーを消す。
「リズム良くやってみましょう」なんて教官は言うけれど、忙しそうな動作に
ちょっと緊張してしまう。

路上に出る。2日間のブランクがさっそく出てしまう。
「速度をもっと上げましょうね~」
40キロ出しているかな~なんて、メーターを確認しなかった。改めてメーターを
見ると35キロ。アクセルを踏む。
当初から苦手としているS字の道、今日は側溝のふたが閉まっているので
まだ安心だ。
でも、トラックと行き違うたびに左によってしまう。
「怖い時はブレーキに足を置いて、止まっているのもOKですよ」
そうなのか・・・。
ここを通ると余裕が無くなる。それでも気持ちを持ち直して教官の指示ルートを
左折したり、右折したり・・・。
少し狭い歩道のない県道に入る。
「ここから歩行者や自転車、駐車している車が増えますよ~。さっきのとおりで
やってみましょう」
教官がそういった早々に、県道沿いの家から飛び出すおばあちゃん。
なんと、道のど真ん中を歩き出した。
安全な間隔をあけるには対向車もビュンビュン来てるし・・・、おばあちゃんの
数メートル手前で徐行運転。
「こればかりは、仕方ないですね・・・」と教官。
そう言われた矢先に対向車がパタリと来なくなった。
「今です!ウィンカー右で反対車線に入って!」
ドタバタ目視でウィンカー、反対車線に入っておばあちゃんの脇を通過。
「ここから左ウィンカー!で、元の車線に戻る!」
うっは~、想像していたよりも忙しい。
「こういった時は信号待ちで対向車が来ないうちに、進みましょう。臨機応変にね」
確かに!ルームミラーから見える私の後続には数台の車・・・。
「確かに渋滞しちゃいますね・・・」
「そういうことです。でも焦っちゃいけないですよ。常に最悪のパターンを考えて
頭の中は慎重に行動しないとね」
楽しいけれど、運転って目も頭も体も使うよな~。しみじみ思う。甘く見ていたと。
その後の帰りのルートは教官の真骨頂。
前にSさんから聞いていたけれど、和ませてくれているのか、話す。話す~。
「そこのハム工場直営のフランク屋台知ってます?」から始まり、「うちの父の
ブレーキのかけ方は今でも尊敬してます」まで、教習所に戻るまで延々と続いていた。
もしかしたら教官親子なのかな?
戻った最後のアドバイスも「進路変更はもう1時限やりますから、慣れましょうね」以外
車の話(その車種がいいとか、あれは乗り易いとか)だけだった(苦笑)
でも、教習簿に書かれた注意点は「速度」
あれ?最初の加速がまずかったかな?それ以外は何も言われてないような?
帰りも速度を超過する事も遅すぎる事もなかったような???
書かれたって事は何かあるんだな。気をつけよう。



5時限目
最初の頃に教わった小遊三(に、似ている)教官。
配車券を渡す時に「お久しぶり」と言われる。
1度しか当たってないけど、覚えてくれていたのですね~。ありがたい。
・・・って、点検をして、もう1度進路変更のレクチャーを聞いて、発車前に教習簿を
みながら教官が一言
「効果測定最初の頃は苦労したでしょう?1番初めの効果測定の時、私が担当した
んですよ。あなた、ひどい落ち込みようで、運転も(笑)どうなる事かと思ってました」
あぁ!そうだ。学科も何度か教わっているし、初めての効果測定の立会い教官だ。
運転も内回りで四苦八苦の時だった気がする・・・。
「目立っちゃいましたね」と私。
「効果測定が不合格ってだけで、あんな顔する人あまり見ないから。運転は時間を
かけて覚えればいいとしても(笑)この世の終わりみたいな顔をして帰るから・・・」
そういって教官はケラケラ笑ってる。
「根がマジメ。悪く言えば『くそマジメ』なんでしょうね。だからここまで来たんでしょう」
あらら、また『マジメ』って言われた。
周りが言うのならそうなのかも知れないけれど、負けん気が強いだけだよな。だぶん。

そんな事を話しながら路上に出る。
さっきの教習とほぼ同じルート。
早速停車中の車を避けて通り抜ける関門が来た。
「じゃ、さっきの通りに行きましょう」
ウィンカーを出したら、停車中の車も発進準備。減速に気を取られてウィンカーの
戻し忘れ。
「右に行かないなら、すぐ戻しましょう。判断は間違っていないけど、動作がダメです」
確かに・・・、以後気をつけます。

その後は歩行者も自転車も障害物も無く、帰りのルートまで大きな注意もされないまま
来れた・・・のだけど・・・
教官の指示の右折その先には運動公園、そこを左に曲がる指示があったのだけど、
なぜかその手前の右にある警察に入って行こうとしてしまう。
しかも、なぜか右ウィンカーを出してしまう。
「おいっ、警察に用はないでしょ。ちが~う!その先の公園のところですよ!」
当然です。なんで教習中に警察に行くんだ。何を考えていたんだろう、私。
今思い出しても、顔から火が出るほど恥ずかしい。

その先を更に左折、もう1度左折。
「ここは歩行者も自転車も多いんです。気をつけましょう。知ってるね?近所ですよ」
親の処方箋をお願いしているドラックストアの交差点。
助手席では気にならないことでも運転席だと目に入る。
信号が変わる。「左の巻き込みに注意して、曲がりましょう!」教官の合図で曲がる。
すっかり忘れていた。曲がった先のスーパーが今日から新装開店だった事。
曲がってすぐにこのスーパーの駐車場の出入り口。
当然対向車線からも駐車場に入ろうとずらりと車が並んでいる。
車の隙間からは、人と自転車がポンポンと軽快に飛び出してくる。
「あぁ~、最悪のパターンですね。免許を取った後の練習と思って慎重に進みましょう」
教官の顔に真剣さが増す。
数100メートルくらいの出来事だったけれど、徐行運転でも怖いと思うくらいどんどん
飛び出す、人と車。
スーパーの前でちらりと入り口を見ると「12:00開店」の大きなポスター。
教習車の時計で11:55、人がたくさんなのはそういう事なのね。
恐怖の渋滞&飛び出しゾーンが終ったと思ったら・・・前方に左から飛び出す自転車。
・・・と思ったら渡りきる寸前でUターン、こっちに向かってくる~。(逆走っすよ~)
これには教官もびっくり。思わず二人でブレーキを踏んでしまう。少し手前で停止。
ホッとしたのは良いけれど、この自転車のオバちゃんに怒られちゃった。
「開店日に教習車なんか通んないでよ!」だって。
さすがに小遊三教官も「あれは無いですよね~。逆走ですよ」

その後は無事にルート通過なるか?
教習所に向かう道、行きに使うS字の道の手前で引越しトラック。
「今度こそはきれいに進路変更してみましょう」
教官の合図どおりに動いたつもりだった・・・けど、違ったみたいだ。
トラックの脇を通過しようとした時に「もうちょっと右!寄らないと!」
久々の小遊三教官の渇が入る。
「す、すみません・・・」・・・やっちゃった~。
「もうすぐ教習所だから、今のは戻って説明しますね」と教官。
「・・・はい」
「そこで落ち込まない事です。最初は誰でも初心者なんですよ(笑)」
小遊三教官の一言で和みモードで、教習所に無事生還!

最後のアドバイスで先ほどのトラックの進路変更の話になる
教官 「私がなぜもっと右と言ったのか解かりますか?」
そう聞かれると答えが出ない。学科の予習もしているのに。
教官の話は続く。
「トラックのドアが開いたらどうしますか?さっきの間隔じゃギリギリです。
そこで運転手が降りてきたら・・・解かるよね?」
そこまで言われないと、頭に浮かばない私。情けない・・・。
「それは大変な事です・・・」そう答えるのがやっとだった。
「理解しないで乗っている訳じゃないのだし、これが危険予測です。教習簿にも
書いておきますね。
でも、あなたは路上が楽しいんですか?場内コースより生き生きしてますよ(笑)
運転も路上の方が安定してます。注意点を守って行きましょう」

教習簿に書かれた事は「判断」

第2段階になって注意点の文章が一気に減っている。
明日は連続教習ではなく、学科と技能の交互教習。
頑張っていこう!

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