2012年11月2日金曜日

第2段階 技能13時限目

今日と月曜日の2時限は教習所内で縦列駐車&方向転換を教わる。
(本当は今日この2時限を終わらせたかったのだけど、予約が取れない~)
いよいよ、ここまで来ちゃったんだな・・・。
先に卒業していったOさんも、Sさんもみんなが苦手とする項目。
あぁ、上手く出来るのかな?
第1段階のS字クランクのように、高速教習後はこればかりになったりして。

今日の教官も初めて教わる男性教官。
恰幅の良い、雰囲気からも穏やかさがにじんでくるような人。
なんだかね、ここまで来るともうね、教習所内の教官すべてに当たりたい気に
なってくる。50数名の在籍教官のうちどれ位の人が私を教えてくれたんだろう?
今度数えてみよう←かなり、おバカです。

挨拶もそこそこに車内で方向転換の説明を受ける。
「今日は方向転換のみで、次回が縦列駐車ですよ」そう説明する教官。
あぁ、よかった!二つまとめての教習じゃ覚えきれないもの。
「でも、次回縦列駐車の練習後にまた方向転換もするんで、よく覚えておいてね」

まず、教官の運転で方向転換用に作られたコースへ向かい、そのままお手本を見る。
「車から降りて、芝生の上に乗ってください。縁石と車全体が見える位置に立ってね」
方向転換は決められた凹みに後退(バック)で車を入れて、反対方向へ発進する教習。
規定の位置からハンドルを右に半分だけ回す。
「今ハンドルを回しましたよ。タイヤが動いているの判りますか?」
車の足元を確認して、OKです~。
「では、少しづつ動かしていきます。後退で車が入れるなと思ったら言ってください」
ゆっくりと後退しながら動き出す車。
思わずじーっと見入ってしまう。
何も言わない私に車を停めて教官「どうですか?車全体と、後輪の位置を見て!」
車の前方に周って見ると、まだ、縁石に乗り上げそうな感じ。
「もう少し後退したほうがいいです」と私。
また少し後退「これ位?」と教官。
OKです!と言ったものの「実際に停車できるか、やってみます」と教官が後退する。
縁石にゴツン。あらら・・・。
切り替えして、先ほど私が出したOKの位置に車を戻す教官。
「今ので大体解かりましたね。後退可能な位置でOKを出してください」
そう言ってまた、じりじりと車を後退させる。
後輪の位置と全体を交互に見ていると、ふと、後退後の車両位置が見えた気がした。
「ここでOKです~」慌てて、車を停めてもらう。
教官もここでいったん車を降りてきて、丁寧にポイントを教えてくれる。
「この位置でほぼ正解です。車の前に行って確かめてくださいね」
車の前方に出て確認したけれど何が何だか、イマイチポイントがつかめない。
「では、運転席に乗ってください。乗ったら窓から顔を出して見てね。縁石の曲がり角と、
後部ドアの取っ手が並んでいませんか?」
運転席に乗って窓から顔を出して右後方確認。で、後部のドアノブをみて納得。
ちゃんと縁石の角と後部ドアのドアノブが並んでいた。

ここからは教官が助手席へ変更して、まずはこの位置から後退で凹みに車を入れる。
「ここに入れる前にハンドルを右回しに全部回します。思いっきり回してね」
そんなに回していいのか?
でも、言われたとおりにやってみよう。
「その後前方、左右、後方確認です」順番どおりに教えてくれるので判り易い。
「確認が終わったら、ゆっくり後退しましょう。ブレーキから気持ち足を離す感じです」
窓から顔を出したまま、ゆっくりと後退。
「縁石と車体が平行になったら、一旦ハンドルを止めて停止ですよ」
ん?平行になったかな?微妙な車体位置で停止。
「ん~、ちょっと右斜めに入ったかな?でも、初めてじゃ上出来です」
ここでハンドルを全て戻す。再度前方、左右、後方確認でハンドルは動かさず、窓から
顔を出して確認しながら後退。
「この後は外したシートベルトを着けて、左ウィンカーを出して左折でコースに戻ります」
そういう手順なのか。しっかり覚えないと!

1度コースに出て、今度からは自分の運転で方向転換をする。

1回目は後退の仕方が悪く、かなり斜めに入れてしまった。
当然教官からアドバイスがある。
「これはまずいですよ~。これが駐車場だったら大変な事です。つまり、この教習は
入庫の練習も兼ねていると思ってくださいね」
確かに!斜め駐車じゃ、お隣の車が何台あっても傷付けてしまう。しっかりしなきゃ!

2回目、右斜め入庫を意識しすぎて、左に寄りすぎた入庫。
これでは、左折でコースに戻れない。
「この場合は・・・っと」教官が修正の仕方を教えてくれた。
「前進する前にハンドルを右へ思いっきり最後まで回してください」
よいっしょっと!停車しながらぐるぐる回す。
「そのままゆっくり発進して・・・、(数メートル前に出た)ストップ!ここでハンドルを戻す」
よいしょ、よいしょとハンドルを戻す。
「ここで、ギアをバックに変えてゆっくり後退します。窓から顔を出して確認してね」
じりじり・・・じりじり・・・後退モード
「はい!ストップ!ここでどうですか?左に寄り過ぎないから左折しやすいでしょう」
おぉ!これならば、左折でコースに戻るのは大丈夫だ。
「これはオマケです。というか検定でどちらかに寄りすぎたと思ったらやってみてください。
よせた方向が右過ぎたなら、ハンドルは逆の回し方ですからね。」
検定対策?いやいや、これも入庫対策になるものね。マスターしよう!

3回目、4回目はやや右寄りの少し斜めながら、方向転換クリア。

5回目 「初めての割には上出来ですよ。しっかり覚えておきましょう」
お褒めの言葉を頂いた。

6回目の練習をしようとした時に終業のチャイム。
車を戻して教官のアドバイス
「方向転換に関しては今のところありません。第1段階でかなり苦労されたようですね。
その分車両感覚がつかめた結果じゃないでしょうか。今日覚えた事を忘れないで
路上教習のおさらいも頑張ってくださいね」
教習簿にも注意点は書いていない。
教習所に来て初めての出来事だ。

これは嬉しい事なのに、第1段階のみきわめの時と同様、急に不安になってきた。
思わず教官を引き止めてしまう。
私  「月曜日まで技能教習が無いんです。本当に大丈夫でしょうか?」
教官 「体が覚えていれば大丈夫ですよ。今日の手順をどこかにメモってイメトレでも
していれば、忘れる事はないですよ。
それに高速教習が終わればおさらい教習ですから、次にやる縦列(駐車)も含めて
不安な時はその時の教官に言って練習させてもらってください。大丈夫だからね」
私  「備考欄(注意欄)に何も書いていないんですが・・・」
教官 「さっき上出来って言ったでしょう?心配性なんですね(笑)大丈夫ですよ」

・・・そう言って貰うのは本当にありがたい。
でも、第1段階のトラウマ(おさらい教習が10時限)か?不安が先立つ。

ロビーに向かって、とぼとぼ歩いていると見覚えのある姿。
第1段階でT教官共々私のツートップだった、ぶっきら教官だ。
仮免許を取って第2段階に上がった後、全く見かけることは無かった。
そういえば第2段階に上がった報告もまだだし・・・
そう思ったら懐かしくなっちゃって、ぶっきら教官に声を掛ける。
ちょっと驚いた顔をして「久しぶりですね~」とぶっきら教官。
第2段階に上がれた事、ここまで進んだ事を伝えると、
「すげぇじゃん・・・じゃなかった、すごいですね。お疲れ様」
相変わらずのぶっきらぶり。そして変な敬語(笑)
「でもさ、ちゃんと卒検(卒業検定)受かってからの方が、報告はありがたいよなぁ。
ま、弱気で進んで前みたいにならないように!」

そう言って、そそくさと去っていった。
言動も態度も本当にぶっきらぼうな教官。でも、感謝していますよ。

3日後の月曜日は縦列駐車の教習か・・・。
方向転換も何とかなったから、どうにかなるかな?

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