2012年11月19日月曜日

11月16日 本免試験 リベンジ

母の体調がようやく戻った~。
3日ほど遅くなったけれど、本免試験のリベンジ編を書きま~す!


前の晩に教習所の入校式から一緒のHさんと午前1時半まで長電話。
7時には家を出なくてはならない私と、この日は高速教習のHさん、今にして思うと
オバちゃんパワー炸裂で、数時間しか眠っていないのに2人とも眠気に襲われる事も
なく無事にそれぞれの課題を終えたと思う。
むしろ二人で他愛ない話で盛り上がった事で、Hさんは苦手としている運転の一部を
緊張することなく終えたし、私も前回の不合格を忘れて挑める事が出来た。

この日の試験場へは1本電車に乗り遅れた事もあり、少しのんびりモード。
9時15分に受付終了なので8時55分に免許センターに着いたら、当然窓口は混雑状態。
でも、視力検査は前回行ったので証紙を買って、受験申込書を提出して受付は終わった。

これは昔からなのだけど、試験会場独特の雰囲気にどうにも馴染めない私。
最後の最後まで教本を読んでとか、問題集を解いていると言う行為が、なぜかできない。
開き直っちゃうんだろうか?でも、試験開始まで何もせずに机に座っているのが苦手。
困ったもんだ・・・。
前回の受験番号は110番、今回は118番だから、前回より気持ち遅い受験番号。
それでも受付時間終了の放送と共に席に着いた。
最終の受付の人たちが入って来るまでそんなに時間はかからない。
手持ち無沙汰になるよりはずっと良い。
この日の受験者は少ないようで、4列びっちり埋まっていた席は全員揃っても3列を
少し欠けるくらいだった。

試験中の注意点やカンニング防止のチェック、淡々と時間が進んでいく。

「それでは、始めて下さい」試験官の合図で試験開始。
問題集を開いて「あれ?」っと思う。
この日の私の問題は今まで練習問題でやってきていた内容と殆ど変わらない。
前回の〇とも×ともどちらとも取れる問題が少ない。

その分、危険予測のイラスト問題はどちらとも取れる問題が多かった。
『高速道路の真ん中の車線で後続の車が加速して近づいて来ました。どうしますか』
1.車間が詰まると危険なので、車線を変えずに自分も加速して車間を空ける これは×
2.左の車線の後続車が途絶えたところで、再度安全確認し左車線へ移動する これは〇
3.右車線の車が自車の脇を通り過ぎた後、すみやかに右車線に入る  これは・・・

この問題しかほぼ鮮明に覚えていないのだけど、3番の問題 どちらとも取れるよね・・・。
でも、問題のイラストの車のバックミラーには右車線にも白い車が写っているし、真横にも
赤い車が走っている。
右車線の車が・・・って、ミラーに写っている車も含めるのか、そこが微妙に難しい。
確か×にマークして回答を済ませた。

すべて回答した後に、どちらとも取れる微妙な問題を何度も読み返す。
2問は回答を修正。
これでダメなら、3度目の正直!と開き直って試験終了10分前に会場を出た。


息抜きの一服タイム。
前回の時も一緒だった人が何人かいる。
喫煙所という狭い空間。1度会っただけでも記憶に残る。
一人のお兄ちゃんが軽く会釈してくれる。
あぁ、彼も前回いた子だ~。ちょっとスタイリッシュでショールの巻き方に特徴がある子。
「今回は簡単でしたよね」とお兄ちゃん。
「だけど、結果が出るまで判らないよね・・・」とネガティブな私。
「いやぁ~、実は昨日も来たけれど難しすぎてダメだったっす。今日の問題はいいっすよ」
ニコニコしながら話すお兄ちゃん。
続けて「3度目の正直ですからね。ここで受かっておかないとね・・・」と言う。
どこから受験に来ているか知らないけれど、そうだよね。何回も通いたくないよね。

周りの人も「ここ最近では1番簡単」だの「余裕だった~」だの、みんな妙に安堵の表情。

免許センターの試験で1番難しいと言われている我が県の問題。
死亡事故がまた上がったんだろうか?
教習所でも「合格率が50%ちょい」って、学科の時に教官が強調して言っていたな・・・。
何はともあれ今回の問題は『易しい問題』だったんだろう。
合格しているといいけれど・・・。

合格発表の電光掲示板の前で発表を待つ。
本当に今回は受験者が少ないらしく、ロビーのイスもあちこちで空いている。
空いている席に腰掛けて「まだか、まだか・・・」とひたすら待つ。

まずは2種免許の発表、自動2輪と大型自動2輪、そして外国人試験・・・
この次だ。
放送が入ったと思ったら、何の手違いがあったのか外国人試験の合格者で2人ほど
掲示板に番号が出ない人がいたらしい。その受験番号を呼び出している。
人数が少ないのに前回よりも合格発表が遅い・・・。
まだか~!!!
「間もなく普通免許試験の合格発表です」やっと放送が入る。
・・・って、まずはいわゆる1発試験の人たちの学科合格発表。はぁぁ・・・。
そして、やっと教習所卒業の合格者発表。
109、111・・・115・・・あれ?もう1度確認。
・・・119じゃなくて、その上118 あった~!!!

あぁ、良かった~。これで晴れて若葉ドライバーだ・・・。
喫煙所で話していたお兄ちゃんもグーサインを出している。

「合格者は速やかに第一受験室へ来てください」の放送
合格した人がぞろぞろと階段を上って、先ほど試験をした場所へ戻っていく。
自分の受験番号の席に座ってみると、結構空きが多い。
3分の1は不合格だったみたいだ。

免許交付の説明を受けてお昼休みになる。
説明は少しだけで1時間半も時間が空く。
免許センターの食堂を覗くと、そこそこの混雑。
時間もあるので思い切って近くの公会堂に入っているパスタ屋さんまで、足を伸ばす。
一人のプチ贅沢 パスタランチで時間を潰した。
その間に教習所のお友達のHさん、Iさんにメール、私の両親を仕事帰りに見てくれている
であろうオットと私の両親にも電話で報告した。
母の調子はイマイチだったけれど「横になっていれば大丈夫」と言っていたので、今回は
オットにお任せしておこう。

メールを打ったHさんから間もなく電話が入る。
ちょうど高速教習から戻ったところで、おさらい教習の教官指名があるので休憩も兼ねて
少しの時間教習所にいるらしい。
Hさんも寝不足にも拘わらず、高速教習は順調にこなせた様だ。
「眠気なんか高速に乗って吹っ飛んだわよ~」とHさん。お互いに良かった。

午後からは免許証の発行手数料徴収と写真撮影。
婦警さんの説明が終わって、交通安全協会のおじさんが入会のお願いと手数料徴収の
ガイドをする為に現れる。
マイクの位置が近いのか、耳がキンキンする。
入会願いを言うたびに音が割れてキンキンするので、これじゃぁ逆効果だよ・・・。
手続きの合間におじさんが「今日は本当に合格者が少ないです。早く終わりますよ」
確かに手数料徴収(安全協会も入ったぞ)の手続きが終わったら、今度はモロに職員風の
マダムが出てきて写真撮影の注意点を説明。
徴収手続きもそうだったけれど、撮影も1列づつの移動。
移動時に一人の若いおにいちゃんが「素顔に近い写真って、女のまつげはいいんですか?」
少し後ろにいた私、思わずニヤリとしてしまう。
そうだよな・・・。姪ですら、つけまつげで顔変わるもんな~。
言われたマダムは「とにかく眼鏡は外してくださいよ」と軽くかわしていた。
そのやりとりも何だか可笑しくて、すぐ後ろのお姉ちゃんと再度ニヤけてしまった。

写真撮影もほぼ順調に進む
時々聞こえてくる「マジ、勘弁してよ~」とか「前髪上げて!」と注意する撮影担当の声。
「撮った写真すぐ見れないの~」なんてのもあったな・・・。

撮影後は15分の休憩(その間に免許の発行をする)
2階の喫煙所でボーっと過ごす。
スタイリッシュ兄ちゃんは居なかった。
先に見える日光の男体山の影、その後ろの大きな山(那須岳?)は頂上がうっすら白い。
そのまま北西に目を流すと谷川岳がちょこんと頭を出している。
やっぱりてっぺんが白い(これは万年雪?)
良かった~。真冬前に免許が取れて・・・。
日陰にあるせいか、体が冷えてきてそんな事を思っていた。

いよいよ免許交付。
1列目から順に免許を貰って帰っていく。
2列目の自分、番が来るのが待ち遠しい。
試験官の合図で2列目がカウンターに向かう。
いよいよ自分の番。
午後の説明をした婦警さんがひとりひとりに「おめでとうございます」と免許を渡す。
ちらっと私の顔を見て淡々と「おめでとうございます」と免許を渡される。
廊下に出て免許の確認、住所も生年月日も間違いない!OK!

免許に載った自分の顔を見ると誰かに似ている。たしか仏壇にいた人だ。
帰りのバスの中で思い出した。父方のおじいちゃんのお母さん、私には曾お婆ちゃんに
当たる人。
不気味なほど似ている。最近は母に似ていると言われるのに、なんだ、この似方は・・・。
血縁ってすごいな。3代後に同じ顔が出てくるんだ。ってことは私がもう少し老けると完全に
曾お婆ちゃんの顔になるんだな・・・。

8月の終わりから教習所に通って、やっと手にした運転免許。
曾お婆ちゃん顔でも、やっぱり嬉しい!

手にしたこの時点から若葉ドライバー。
落ち着いて慎重に運転をしなければ!
長かったようで短かった2ヶ月半、1つの目標をクリアしました。

これで身分証明書は住基カードから変更です~

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