2013年5月8日水曜日

義弟の現状とプチ暴走

義弟の躁鬱病の主治医が先月から変わった。
彼は幸いにも復職ができて役職も降格せずに、見守り期間として仕事には通っている。

「主治医が変わるので、保証人家族のアニキ達(私達夫婦)にも新しい先生に会って
欲しい」
そう言われたのが3月末。
毎週末にオットの実家で夕飯を頂くのだけど、その話は聞いてもまったく知らんぷり。
あまり強く言えば姑が怒りのフルスロットルスイッチが入っちゃうし・・・。
(姑と義弟は双方の先生も認める「親子関係の自立ができない共依存親子」それも少し厄介な関係。
間違った事をして不利な立場になっても、頑なに正当化して親(または子)を守ろうとする傾向がかなり強い。
間違いを正しても「意見した側が悪い」と、庇い合う2人で敵視する傾向もある。そうなるとかなり厄介。
どれが良い親子関係とは言えないけれど、多少ゆがんだ愛情でつながっているのは事実です)

あぁ、この何となくキリキリした状態、困った・・・。

連休中にもオットが何度か電話で確認した。
でも「あぁ、先生変わったよ。問題ないよ~」の一言で終わり。
「先生と我が家の面会は?」と聞くと、少々口ごもって「もう、いいんじゃない・・・」
その後は決まって姑からの電話で「復帰した人間の邪魔はするな!」と怒られるオット。
正式な復職でも、今後の職場の異動などで環境が変わったときが、まだ危険な状態。
前の主治医もそれを散々言っていた。
当たり前だ。だって2年半も入退院を繰り返していたのだもの。
確かにその間に離婚があったりと、彼も大変だったとは思うけれど。


思い切って義弟の病院に電話をしてみた。
今の主治医の名前は知らない。これも義弟は頑なに教えてくれない。
事情を話して、主治医から診察終了後にこちらへ電話をかけてくれる約束を取り付けた。

待つこと数時間。今の主治医から電話がかかってくる。
オットが対応。お互いの自己紹介から始まって義弟の現在の病状説明が始まる。
話を聞いてびっくり!

彼の退院以降「先生が付き添いはいらないよって言ってた」と聞いていたのだけど、
実際には数ヶ月に1度は保証人家族に来て欲しいとの事。
そんな話は1度も聞いた事が無い。
それを義弟が勝手に「兄(オット)は仕事が忙しく時間帯が合わない、義姉(私)は自分の
親の介護で無理」と言ったらしい。
以前の主治医は我が家の状況も知っているので、かなり不審に思ったらしいけれど
頑なに保証人家族を呼びたがらない義弟を経過観察していたそうだ。

入院してから義弟は変なところで嘘をつく。
時に見栄であり、都合が悪くなった時であり、そこまでは健常者でもときどきあるけれど、
理解不能な状況で平気で嘘をつく。例えば様々な過去の経験の話をしている。
話を聞いている人はその話に基づいて話を進めていくのだが、再度その経験を確認する
と「知らない。聞いただけ。そんな事はしていない」などと言ってしまうらしい。
入院中もそれでトラブった事も多々あった。
本人にしてみれば事の重大さが判らないので、しら~っとしているけれど聞いたほうは
確かにたまったもんじゃない。
ケンカになれば「相手が勝手に怒った」と自分の発言の責任をすっかり投げ出してしまう。

現在の主治医が言うには「躁鬱だけじゃなく、少々自律神経失調もあるかも」
今は復職して順調にこなしているけれど、環境に慣れてくればそういった事(嘘など)も
起こり得るかもしれないと言っていたそうだ。

更に多少の金銭感覚と思いやりの欠如も指摘された。
まぁ、これは離婚時に古い冷蔵庫以外の家具家電と貯金を全て持っていかれたので
徐々に揃えている事もあり、仕方がない面もあるのだけど。

最近こちらも感じるのは洋服。やたらと買いまくる。
極端に若作りになったり、ジジ臭い格好になったりと、好みが定まらない様子。
それを通院時に入院中知り合った人に「しつこいほど自慢をして、服等を買う事を
強要してしまう」らしい。
看ている看護士さんが注意する事も、しばしば。
「事情があって買えない人もいるし、好みも違う」看護士さんに注意されても、すぐに強要
してしまうそうだ。

確かに週末の食事もおかずの持ち寄りをするのだけど、食事制限がある姑を完全
無視で肉類ばかりの揚げ物三昧。
このメニュー年齢的に叔父もうちら夫婦もちょっと重い。
でも、残っていると「食べなきゃ~!」って強要する事、よくあるよな・・・。

主治医の話を聞いて、夫婦共に脱力~。
義弟は職場内ではともかく、休日や通院時のコミニケーションが思っていたよりもうまく
行っていない様子。
発病前の義弟はマジメ過ぎるほどマジメで、それは確かにつまらない事も多かったけれど
人とのコミニケーションはうまく行っていた。母(姑)との関係以外はだけど。

躁鬱病から回復したとはいえ、まだ完全ではないのだろう。
だけど『嘘と強要』って、コミニケーションではかなり問題な部分だ。
この問題を職場で起こしたらと思うと、ぞっとする。
どのように判ってもらって、修正していくか・・・
まだまだ課題山積みの義弟の病気。

時に明るく、時にシビアに対応していくしかないのかな?
来月には義弟抜きで主治医に会う。その時に対応の仕方を聞いてみよう。

2013年4月10日水曜日

大相撲の車椅子チケットが取れた!

昨年、国技館のイス席で生観戦して以来ずっと考えていた事がある

私の両親を相撲観戦に連れて行きたい

でも、母は7年前の長期入院以来歩く事ができずに外出はもっぱら車椅子生活
家の中では這ったり、背の低い家具に体を支えてやっと伝い歩きができる程度
更に膀胱にはウロバック(尿をためる袋)を着けていて、おトイレの問題もある
父は軽度の認知症だけだけど、皮肉にも母の方がボケる事も無く足が悪いと
いうだけで外出も制限されてしまう
夫婦揃って、毎場所TVで相撲観戦をしながら夕飯を摂る
これが私の両親の生活スタイルでもあり、大相撲開催中の日課でもある

5月場所は両国国技館
偶然オットも同じ事を考えていてくれて、先週から色々と調べたり、問い合わせたり

ネットで車椅子席があることを知り、チケット販売サイトを見ると、その席の販売は
扱っていない
相撲協会の電話はつながらず、半ば諦めていた。

オットの前職で某力士さんのちゃんこ屋さんの知り合いがいる
大関の付け人をやっていた方で、大相撲の事に関しては丁寧に教えてくれる
先週末に久しぶりに連絡が取れて、車椅子席の販売は一般と違う事を知った
ただ、窓口の番号は判らないとの事で問い合わせ窓口の時間と番号を教わった
オットが問い合わせると、車椅子席専用の電話番号を案内してくれた

希望は千秋楽前日か中日8日目

車椅子席は少ないらしく、希望日は既に空き無し 完売状態
千秋楽前前日の24日なら空いているそうだ
だけど人数は3人までということで、両親、オット、私では1人分どこかに席を確保
しなくてはならない

1度電話を切って、オットと相談
その1人の席をどうするか、それとも電話で案内された近くのマス席を購入するか・・・
2人マス席という手もあるけれど、残りわずかで車椅子席からは遠い場所らしい

困った・・・

ふと、5月場所の開催は姑の誕生日が近い事と、母の日があることを思い出す
姑も交通事故で脳損傷をしてしまってから、徐々に認知症が出始めている
先月の通院でも「外に出て頭も体も動かさないとダメだ」と主治医に言われていた

そうだ!姑も招待しちゃえばいいんだ!
車椅子席近くに空いているマス席は4人マス ついでに姑と同居の叔父(姑の弟)も
相撲好きだし誘っちゃえばいい!

母の日のプレゼントとして、両家の親達を招待する

出費はかなり大きいけれど、オット共々「またと無い機会だし」で意見一致
さっそく車椅子席の窓口に電話をした
数時間後の電話だったけれど、24日の席GET!
ついでに一般マス席も買えるのかと聞いてみたら、それは「通常購入」との事で別窓口
「車椅子席も取った」と伝えれば近くの席が取れるとの事
・・・って、今度は通常購入の電話がつながらない
一般販売に再度電話、何度もチャレンジ
かける事約30分、どうにか電話がつながって事情を話すと・・・
先ほど聞いたマス席がまだ空いていた!
即決で予約をして、受付番号をもらいコンビニで決済 マス席のチケットGET!
でも、車椅子席は現金書留か両国国技館での決済でチケット引渡しだそう

そして、今日
オットが仕事の帰りに国技館に寄ると「販売は10時」 待ち時間が1時間以上
1度家に戻ってから、時間つぶしに私も一緒に夫婦でチケット決済に行って来た


手間はかかったけれど、どうにか無事に7人分GET~!
あれ?1人分多いじゃんって、マス席は4人だから仕方ないね・・・
姑の兄弟で誰か行くかな?
自分の両親だけでなく、両家の親のプレゼントにもなったし、良かった♪良かった♪
でも大きな出費~  だからこそ、当日はとことん楽しんでこようと思う(セコイ)
オットもゴールデンウィークをガッチリ出勤する分、代休を取る予定なんだって(笑

それよりさ、どうせ国技館で決済するなら一般チケットもその方が良かったかも
だって、チケットケースもチケットもコンビニのは味気ないよね・・・


★大相撲車椅子チケット購入ののまとめ(両国国技館の場合)★
  • 購入は大相撲協会で専用の電話番号を聞いて、そちらで予約
  • 車椅子チケットは付添人を含む3人で17400円(チケットは2枚)
  • 支払いは現金書留か、直接両国国技館へ(現金書留はチケット郵送費が必要)
  • 専用駐車場あり(但し一般席観覧の同乗人は駐車場に入れません。門前下車)
  • 一般席との同時購入はできません
  • お土産は別に注文予約が必要です(ネットでも購入可)
  • 他、詳細は相撲案内所