今日と月曜日の2時限は教習所内で縦列駐車&方向転換を教わる。
(本当は今日この2時限を終わらせたかったのだけど、予約が取れない~)
いよいよ、ここまで来ちゃったんだな・・・。
先に卒業していったOさんも、Sさんもみんなが苦手とする項目。
あぁ、上手く出来るのかな?
第1段階のS字クランクのように、高速教習後はこればかりになったりして。
今日の教官も初めて教わる男性教官。
恰幅の良い、雰囲気からも穏やかさがにじんでくるような人。
なんだかね、ここまで来るともうね、教習所内の教官すべてに当たりたい気に
なってくる。50数名の在籍教官のうちどれ位の人が私を教えてくれたんだろう?
今度数えてみよう←かなり、おバカです。
挨拶もそこそこに車内で方向転換の説明を受ける。
「今日は方向転換のみで、次回が縦列駐車ですよ」そう説明する教官。
あぁ、よかった!二つまとめての教習じゃ覚えきれないもの。
「でも、次回縦列駐車の練習後にまた方向転換もするんで、よく覚えておいてね」
まず、教官の運転で方向転換用に作られたコースへ向かい、そのままお手本を見る。
「車から降りて、芝生の上に乗ってください。縁石と車全体が見える位置に立ってね」
方向転換は決められた凹みに後退(バック)で車を入れて、反対方向へ発進する教習。
規定の位置からハンドルを右に半分だけ回す。
「今ハンドルを回しましたよ。タイヤが動いているの判りますか?」
車の足元を確認して、OKです~。
「では、少しづつ動かしていきます。後退で車が入れるなと思ったら言ってください」
ゆっくりと後退しながら動き出す車。
思わずじーっと見入ってしまう。
何も言わない私に車を停めて教官「どうですか?車全体と、後輪の位置を見て!」
車の前方に周って見ると、まだ、縁石に乗り上げそうな感じ。
「もう少し後退したほうがいいです」と私。
また少し後退「これ位?」と教官。
OKです!と言ったものの「実際に停車できるか、やってみます」と教官が後退する。
縁石にゴツン。あらら・・・。
切り替えして、先ほど私が出したOKの位置に車を戻す教官。
「今ので大体解かりましたね。後退可能な位置でOKを出してください」
そう言ってまた、じりじりと車を後退させる。
後輪の位置と全体を交互に見ていると、ふと、後退後の車両位置が見えた気がした。
「ここでOKです~」慌てて、車を停めてもらう。
教官もここでいったん車を降りてきて、丁寧にポイントを教えてくれる。
「この位置でほぼ正解です。車の前に行って確かめてくださいね」
車の前方に出て確認したけれど何が何だか、イマイチポイントがつかめない。
「では、運転席に乗ってください。乗ったら窓から顔を出して見てね。縁石の曲がり角と、
後部ドアの取っ手が並んでいませんか?」
運転席に乗って窓から顔を出して右後方確認。で、後部のドアノブをみて納得。
ちゃんと縁石の角と後部ドアのドアノブが並んでいた。
ここからは教官が助手席へ変更して、まずはこの位置から後退で凹みに車を入れる。
「ここに入れる前にハンドルを右回しに全部回します。思いっきり回してね」
そんなに回していいのか?
でも、言われたとおりにやってみよう。
「その後前方、左右、後方確認です」順番どおりに教えてくれるので判り易い。
「確認が終わったら、ゆっくり後退しましょう。ブレーキから気持ち足を離す感じです」
窓から顔を出したまま、ゆっくりと後退。
「縁石と車体が平行になったら、一旦ハンドルを止めて停止ですよ」
ん?平行になったかな?微妙な車体位置で停止。
「ん~、ちょっと右斜めに入ったかな?でも、初めてじゃ上出来です」
ここでハンドルを全て戻す。再度前方、左右、後方確認でハンドルは動かさず、窓から
顔を出して確認しながら後退。
「この後は外したシートベルトを着けて、左ウィンカーを出して左折でコースに戻ります」
そういう手順なのか。しっかり覚えないと!
1度コースに出て、今度からは自分の運転で方向転換をする。
1回目は後退の仕方が悪く、かなり斜めに入れてしまった。
当然教官からアドバイスがある。
「これはまずいですよ~。これが駐車場だったら大変な事です。つまり、この教習は
入庫の練習も兼ねていると思ってくださいね」
確かに!斜め駐車じゃ、お隣の車が何台あっても傷付けてしまう。しっかりしなきゃ!
2回目、右斜め入庫を意識しすぎて、左に寄りすぎた入庫。
これでは、左折でコースに戻れない。
「この場合は・・・っと」教官が修正の仕方を教えてくれた。
「前進する前にハンドルを右へ思いっきり最後まで回してください」
よいっしょっと!停車しながらぐるぐる回す。
「そのままゆっくり発進して・・・、(数メートル前に出た)ストップ!ここでハンドルを戻す」
よいしょ、よいしょとハンドルを戻す。
「ここで、ギアをバックに変えてゆっくり後退します。窓から顔を出して確認してね」
じりじり・・・じりじり・・・後退モード
「はい!ストップ!ここでどうですか?左に寄り過ぎないから左折しやすいでしょう」
おぉ!これならば、左折でコースに戻るのは大丈夫だ。
「これはオマケです。というか検定でどちらかに寄りすぎたと思ったらやってみてください。
よせた方向が右過ぎたなら、ハンドルは逆の回し方ですからね。」
検定対策?いやいや、これも入庫対策になるものね。マスターしよう!
3回目、4回目はやや右寄りの少し斜めながら、方向転換クリア。
5回目 「初めての割には上出来ですよ。しっかり覚えておきましょう」
お褒めの言葉を頂いた。
6回目の練習をしようとした時に終業のチャイム。
車を戻して教官のアドバイス
「方向転換に関しては今のところありません。第1段階でかなり苦労されたようですね。
その分車両感覚がつかめた結果じゃないでしょうか。今日覚えた事を忘れないで
路上教習のおさらいも頑張ってくださいね」
教習簿にも注意点は書いていない。
教習所に来て初めての出来事だ。
これは嬉しい事なのに、第1段階のみきわめの時と同様、急に不安になってきた。
思わず教官を引き止めてしまう。
私 「月曜日まで技能教習が無いんです。本当に大丈夫でしょうか?」
教官 「体が覚えていれば大丈夫ですよ。今日の手順をどこかにメモってイメトレでも
していれば、忘れる事はないですよ。
それに高速教習が終わればおさらい教習ですから、次にやる縦列(駐車)も含めて
不安な時はその時の教官に言って練習させてもらってください。大丈夫だからね」
私 「備考欄(注意欄)に何も書いていないんですが・・・」
教官 「さっき上出来って言ったでしょう?心配性なんですね(笑)大丈夫ですよ」
・・・そう言って貰うのは本当にありがたい。
でも、第1段階のトラウマ(おさらい教習が10時限)か?不安が先立つ。
ロビーに向かって、とぼとぼ歩いていると見覚えのある姿。
第1段階でT教官共々私のツートップだった、ぶっきら教官だ。
仮免許を取って第2段階に上がった後、全く見かけることは無かった。
そういえば第2段階に上がった報告もまだだし・・・
そう思ったら懐かしくなっちゃって、ぶっきら教官に声を掛ける。
ちょっと驚いた顔をして「久しぶりですね~」とぶっきら教官。
第2段階に上がれた事、ここまで進んだ事を伝えると、
「すげぇじゃん・・・じゃなかった、すごいですね。お疲れ様」
相変わらずのぶっきらぶり。そして変な敬語(笑)
「でもさ、ちゃんと卒検(卒業検定)受かってからの方が、報告はありがたいよなぁ。
ま、弱気で進んで前みたいにならないように!」
そう言って、そそくさと去っていった。
言動も態度も本当にぶっきらぼうな教官。でも、感謝していますよ。
3日後の月曜日は縦列駐車の教習か・・・。
方向転換も何とかなったから、どうにかなるかな?
介護などで専業主婦になりました。複数介護も初めての経験、それならば空き時間にこれまで出来なかった事を色々やってみようと一念発起。 まずは車の運転免許を取得! 運転免許を取得するまでの記録と愛車生活、そして両家の親達と義弟の見守り記録、その他趣味や日常などをグダグダ書いてます。
2012年11月2日金曜日
第2段階 技能10~12時限目 危険予測ディスカッション
ふえぇ~、今日は朝イチから教習所で疲れた~。
なぜかというと昨日のブログにも書いたように、今日は路上教習でも
『危険予測ディスカッション』連続で行う技能3時限+学科1時限の日。
この内容がまた濃いんだな。
技能1時限目 路上で駐停車の練習と今までの走行
2時限目 教習所内で急ブレーキと急カーブの体験
3時限目 路上での危険を予測する
学科1時限 技能3時限目で体験した危険を各々で発表。ディスカッション。
「各々」と書いたように、3人1組で行う学科。
今日のメンバーは、私より20歳下のお姉ちゃん、もうすぐ20歳のギャル、私
・・・という、不思議な組み合わせ。
歳も服装も髪型も3人3様で共通点が無い。ある意味すごい組み合わせだ。
今日の教官は第2段階の3時限目に教わった、若手のF教官。
この3人に若手のお兄ちゃん教官。端から見るとすごい教習車だろうな・・・。
1時限目 まず、じゃんけんで運転する順番を決める。
1番目は20才下のパフィーみたいなお姉ちゃん、2番目は私、3番目ギャルちゃん。
一人15分くらいづつ運転して、教官の指示に従って停車措置を2回行い交代する。
パフィーなお姉ちゃんの2回の停車措置が終わって、自分の番。
外側線をまたいでの停車と、外側線の無い場所の停車。
3人とも停車場所が違うので、その都度、教官から駐停車の仕方の説明を受ける。
ギャルちゃんも無事に終り、教習所に戻って教官からおさらいを聞いて終わり。
この学科は技能(路上)での各自のアドバイスは無いそうだ。
2時限目 今回もじゃんけんで順番決め。なぜか1時限目と変わらない順番。
この時間は教習所のコース内で、25キロと35キロでの走行の急ブレーキと、
20キロ、30キロ走行での内周コース(左回り)での急カーブの体験。
各自2回づつ体験する。
後ろに乗って体験するのと、自分が運転して体験するのでは勝手が違う。
急ブレーキ 教官は「タイヤを鳴らす位ブレーキを踏んで」と言うけれど、
ガクーッとのめって停まるだけで、タイヤは鳴らない。
急カーブ これも教官から「ブレーキを踏まずタイヤを鳴らすくらいの早さで
ハンドルを回してみてください」
そう言われたのだけど、タイヤが鳴る事は無かった。
でも、急ハンドルは怖いわ~。
内周のカーブがすごく小さく見えたもの。
幸い誰も縁石に乗り上げることなく、この時間も無事に終了。
ここでF教官の担当は終わり。残りの2時限は別の教官にチェンジする。
しっかし!歳も服の好みもバラバラとは言え、3人とも会話が無い。
まぁ、それはいいのだけど、F教官は「和気藹々で行きましょう」なんて場を
盛り上げようとしてくれていたけれど、各々で笑うだけで連帯感が無い。
F教官が気の毒になってしまった・・・。
3時限目 第1段階で教わったミキティーに似ている女性教官にチェンジ。
この時間は各自渡された用紙に、他の2人が運転している時の「危険な物や人」
や「運転」などを書き出すという、チェックのような、交通観察のような不思議な教習。
それを次の学科の「ディスカッションで各自発表してもらう」んだそうだ。
今回の運転はよほど危険じゃない限り、教官のフォローは無いらしい。
あるのはルート案内のみ。うまく走れるかな?
またまた、じゃんけんで運転順番を決めたけれど、なぜか1時限と一緒。
みんなバラバラなのに、それだけはいつも同じ結果。変なの。
パフィ姉ちゃんの運転が始まる。
教官からは「気になった点はどんどん書き出して下さいね」
でも、なんだか、人の運転を言えるほど(書けるほど)私自身できる訳じゃないし、
2人とも2時限通して乗っていても、極端に怖くなる事もない。
なので、道路上の危険を書き出していくことにした。
飛び出してくる自転車、交差点の真ん中で停まる大型トレーラー・・・。
周りを見ていると、たくさん出てくる。
ふと、隣に座るギャルちゃんと目が合った。
彼女は口パクで「人の事、書けないっすよ~」と言っている。
思わず私もうなずいてしまう。更に口パクで「でしょ?!」
それからはまた周りを見て、危険そうな物を書き込む。
自分の運転が周ってきた。
教官からは「検定の時の練習だと思って」と声を掛けてもらう。
運転席に座ったら妙に緊張してきた。
自分の判断で運転する。
横に教官が座っているとは言っても、アドバイスが全く無い。
大丈夫かな?
ルームミラーに写る自分の顔は引きつっている。
発進して間もなく停車中のトラック。ウィンカーの戻し忘れがあったけれど、
どうにか通過。街道沿いの直線は40キロなのに50キロ出していた。
慌てて減速。周りの車の速度に合わせたらそうなっちゃった。
もっと、スピードメーターも見ないとダメだな。
細い道でのトラックとのすれ違い。怖いけれどひたすら停車で通過してもらえる
までガマン。
やっと落ち着いて運転が出来ると思ったら、運転交代。
ギャルちゃんの運転で教習所に戻る。
少し早く戻ってきたとの事で、今度は自分の運転の反省点を書き出す事になった。
車の中で黙々と書き出す。
連続3時限の疲れか、気温が上がったせいなのか、ちょっとだけ車酔い。
次のディスカッションが終われば、今日の教習は終わる。長いな・・・。
4時限目 危険予測ディスカッション
小さな教室の小さな4人がけのテーブルで、教官を交えて先ほどの運転や
危険予測について教わる。
教科書を見ながら、時に教官の道路イラストで説明を受けながら、運転の心得のような
運転中にしなくてはならない注意をじっくりと教わる。
まずは教官から3人の運転を見て気になった部分の注意と説明。
その後は様々な危険な場面のイラストを見ながら、各自で思った危険箇所を述べていく。
唐突に「この学科を受けたと言う事は、卒業検定が近づいたと言う事なんですよ」と教官。
そうだよ~、考えたら路上教習は一気に進む。
次の2時限は教習所内で「方向転換」と「縦列駐車」を習って、その次の3時限はいよいよ
高速教習(高速道路を実際に走る)、その後は第2段階のおさらいの路上教習数時限だ。
今後の流れの説明や、免許を取得した以降も必ず行う運転の注意点などの説明を受け
ているうちに終業のチャイム
車内で書き込んだ危険箇所の用紙は、結局使わなかった。
教官からは「今の話と書き出したものを比べてください。自分の注意点が当たっている
のか、足りないのかが解かると思いますよ」と終わりのアドバイス。
挨拶をしてパフィー姉ちゃんとギャルちゃんは、ささっと出て行った。
最後に教官と一緒に教室を出る。
「yanagiさん、一気にここまで来たね。先月の今頃はどうなるかと思ったよ~」
突然の教官からの語り掛けにちょっとびっくり。
でも、1度しか教わっていないけれど、どこで会ってもいつも笑顔で「どう?進んでる?」
と声賭けしてくれる。
教習中は怖いし、ちょっと苦手だったけれど、教習外だと懐っこい教官。
教官からの「教習簿、もう1度見せてくれる?」に素直に差し出す。
「あららっ!効果測定もしっかり終わっているね。第2段階に来ていい流れだよ~」
「いい流れ」って、昨日の教官も言ってたな・・・
「だって、あんなにたくさん乗って(第1段階)頑張って来たんでしょう。学科も順調だし
第2段階でガラっと変わったんだよyanagiさん。自信を持ってやりましょうよ!」
何だかすごく励まされる。
流れの話が昨日の教官からも出た事を言うと「教習簿を見ればそう思うわよ」と教官。
続けざまに教官が笑いながら言う。
「躓いてばかりの人が上に上がって、また躓いているのを見るより、例え学科でも順調に
こなしているのを見るほうが嬉しいし『この人いい流れだな』って思うじゃない」
何だか部活の先輩後輩みたいな会話になってきた。
話が盛り上がったところでバスの出発のアナウンス。
「乗り遅れたら流れが逃げるよ~」そう言って別れた。
明日は教習所内での技能(方向転換・縦列駐車)だ。
みんなが恐怖する縦列駐車~。どうなる事やら・・・。
1時限だけしか予約が取れなかったけど、週明けにはまた1時限乗るので何とかなるよね。
なぜかというと昨日のブログにも書いたように、今日は路上教習でも
『危険予測ディスカッション』連続で行う技能3時限+学科1時限の日。
この内容がまた濃いんだな。
技能1時限目 路上で駐停車の練習と今までの走行
2時限目 教習所内で急ブレーキと急カーブの体験
3時限目 路上での危険を予測する
学科1時限 技能3時限目で体験した危険を各々で発表。ディスカッション。
「各々」と書いたように、3人1組で行う学科。
今日のメンバーは、私より20歳下のお姉ちゃん、もうすぐ20歳のギャル、私
・・・という、不思議な組み合わせ。
歳も服装も髪型も3人3様で共通点が無い。ある意味すごい組み合わせだ。
今日の教官は第2段階の3時限目に教わった、若手のF教官。
この3人に若手のお兄ちゃん教官。端から見るとすごい教習車だろうな・・・。
1時限目 まず、じゃんけんで運転する順番を決める。
1番目は20才下のパフィーみたいなお姉ちゃん、2番目は私、3番目ギャルちゃん。
一人15分くらいづつ運転して、教官の指示に従って停車措置を2回行い交代する。
パフィーなお姉ちゃんの2回の停車措置が終わって、自分の番。
外側線をまたいでの停車と、外側線の無い場所の停車。
3人とも停車場所が違うので、その都度、教官から駐停車の仕方の説明を受ける。
ギャルちゃんも無事に終り、教習所に戻って教官からおさらいを聞いて終わり。
この学科は技能(路上)での各自のアドバイスは無いそうだ。
2時限目 今回もじゃんけんで順番決め。なぜか1時限目と変わらない順番。
この時間は教習所のコース内で、25キロと35キロでの走行の急ブレーキと、
20キロ、30キロ走行での内周コース(左回り)での急カーブの体験。
各自2回づつ体験する。
後ろに乗って体験するのと、自分が運転して体験するのでは勝手が違う。
急ブレーキ 教官は「タイヤを鳴らす位ブレーキを踏んで」と言うけれど、
ガクーッとのめって停まるだけで、タイヤは鳴らない。
急カーブ これも教官から「ブレーキを踏まずタイヤを鳴らすくらいの早さで
ハンドルを回してみてください」
そう言われたのだけど、タイヤが鳴る事は無かった。
でも、急ハンドルは怖いわ~。
内周のカーブがすごく小さく見えたもの。
幸い誰も縁石に乗り上げることなく、この時間も無事に終了。
ここでF教官の担当は終わり。残りの2時限は別の教官にチェンジする。
しっかし!歳も服の好みもバラバラとは言え、3人とも会話が無い。
まぁ、それはいいのだけど、F教官は「和気藹々で行きましょう」なんて場を
盛り上げようとしてくれていたけれど、各々で笑うだけで連帯感が無い。
F教官が気の毒になってしまった・・・。
3時限目 第1段階で教わったミキティーに似ている女性教官にチェンジ。
この時間は各自渡された用紙に、他の2人が運転している時の「危険な物や人」
や「運転」などを書き出すという、チェックのような、交通観察のような不思議な教習。
それを次の学科の「ディスカッションで各自発表してもらう」んだそうだ。
今回の運転はよほど危険じゃない限り、教官のフォローは無いらしい。
あるのはルート案内のみ。うまく走れるかな?
またまた、じゃんけんで運転順番を決めたけれど、なぜか1時限と一緒。
みんなバラバラなのに、それだけはいつも同じ結果。変なの。
パフィ姉ちゃんの運転が始まる。
教官からは「気になった点はどんどん書き出して下さいね」
でも、なんだか、人の運転を言えるほど(書けるほど)私自身できる訳じゃないし、
2人とも2時限通して乗っていても、極端に怖くなる事もない。
なので、道路上の危険を書き出していくことにした。
飛び出してくる自転車、交差点の真ん中で停まる大型トレーラー・・・。
周りを見ていると、たくさん出てくる。
ふと、隣に座るギャルちゃんと目が合った。
彼女は口パクで「人の事、書けないっすよ~」と言っている。
思わず私もうなずいてしまう。更に口パクで「でしょ?!」
それからはまた周りを見て、危険そうな物を書き込む。
自分の運転が周ってきた。
教官からは「検定の時の練習だと思って」と声を掛けてもらう。
運転席に座ったら妙に緊張してきた。
自分の判断で運転する。
横に教官が座っているとは言っても、アドバイスが全く無い。
大丈夫かな?
ルームミラーに写る自分の顔は引きつっている。
発進して間もなく停車中のトラック。ウィンカーの戻し忘れがあったけれど、
どうにか通過。街道沿いの直線は40キロなのに50キロ出していた。
慌てて減速。周りの車の速度に合わせたらそうなっちゃった。
もっと、スピードメーターも見ないとダメだな。
細い道でのトラックとのすれ違い。怖いけれどひたすら停車で通過してもらえる
までガマン。
やっと落ち着いて運転が出来ると思ったら、運転交代。
ギャルちゃんの運転で教習所に戻る。
少し早く戻ってきたとの事で、今度は自分の運転の反省点を書き出す事になった。
車の中で黙々と書き出す。
連続3時限の疲れか、気温が上がったせいなのか、ちょっとだけ車酔い。
次のディスカッションが終われば、今日の教習は終わる。長いな・・・。
4時限目 危険予測ディスカッション
小さな教室の小さな4人がけのテーブルで、教官を交えて先ほどの運転や
危険予測について教わる。
教科書を見ながら、時に教官の道路イラストで説明を受けながら、運転の心得のような
運転中にしなくてはならない注意をじっくりと教わる。
まずは教官から3人の運転を見て気になった部分の注意と説明。
その後は様々な危険な場面のイラストを見ながら、各自で思った危険箇所を述べていく。
唐突に「この学科を受けたと言う事は、卒業検定が近づいたと言う事なんですよ」と教官。
そうだよ~、考えたら路上教習は一気に進む。
次の2時限は教習所内で「方向転換」と「縦列駐車」を習って、その次の3時限はいよいよ
高速教習(高速道路を実際に走る)、その後は第2段階のおさらいの路上教習数時限だ。
今後の流れの説明や、免許を取得した以降も必ず行う運転の注意点などの説明を受け
ているうちに終業のチャイム
車内で書き込んだ危険箇所の用紙は、結局使わなかった。
教官からは「今の話と書き出したものを比べてください。自分の注意点が当たっている
のか、足りないのかが解かると思いますよ」と終わりのアドバイス。
挨拶をしてパフィー姉ちゃんとギャルちゃんは、ささっと出て行った。
最後に教官と一緒に教室を出る。
「yanagiさん、一気にここまで来たね。先月の今頃はどうなるかと思ったよ~」
突然の教官からの語り掛けにちょっとびっくり。
でも、1度しか教わっていないけれど、どこで会ってもいつも笑顔で「どう?進んでる?」
と声賭けしてくれる。
教習中は怖いし、ちょっと苦手だったけれど、教習外だと懐っこい教官。
教官からの「教習簿、もう1度見せてくれる?」に素直に差し出す。
「あららっ!効果測定もしっかり終わっているね。第2段階に来ていい流れだよ~」
「いい流れ」って、昨日の教官も言ってたな・・・
「だって、あんなにたくさん乗って(第1段階)頑張って来たんでしょう。学科も順調だし
第2段階でガラっと変わったんだよyanagiさん。自信を持ってやりましょうよ!」
何だかすごく励まされる。
流れの話が昨日の教官からも出た事を言うと「教習簿を見ればそう思うわよ」と教官。
続けざまに教官が笑いながら言う。
「躓いてばかりの人が上に上がって、また躓いているのを見るより、例え学科でも順調に
こなしているのを見るほうが嬉しいし『この人いい流れだな』って思うじゃない」
何だか部活の先輩後輩みたいな会話になってきた。
話が盛り上がったところでバスの出発のアナウンス。
「乗り遅れたら流れが逃げるよ~」そう言って別れた。
明日は教習所内での技能(方向転換・縦列駐車)だ。
みんなが恐怖する縦列駐車~。どうなる事やら・・・。
1時限だけしか予約が取れなかったけど、週明けにはまた1時限乗るので何とかなるよね。
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