運転免許を取って17日目。いよいよ一人運転デビュー。
・・・って、そんな華々しい物でも初々しい物でもなく、ただひたすら不安と恐怖の戦い
みたいな時間だった。
今日は父親の通院日。
天気が良ければ父の運動不足解消も兼ねて自転車で通院する予定だったのだけど、
一昨日からの寒波のせいで朝から寒い。さらに小雨まで降っているし・・・。
そこに持ってきて早朝から「ホットカーペットとTVと電気ポットの電源がが点かない」と
母から電話。
説明しても電話では判らないらしく「じゃぁ、朝ごはんを食べたら寝てるわ」
確かに寒いし、暖かい物も欲しいだろうし、天気予報だって見たいだろう。
通院時間より1時間早く家を出て、オット無しの一人運転で親の家に向かった。
通勤時間から少しズレたのが幸いしたのか、県道も国道も車が少ない。
寒い事もあるのか自転車や通行人も少ない。
思ったよりスイスイと親の家の近くまで来た。
難関はここからで、行き止まりの道をバックで入らないといけない。
ここは親が借りている家と対面するアパートの共有スペースで、駐車禁止は取られない。
車の頭からこのスペース(私道)に入るのが1番簡単なのだけど、車を出す時に面した道
から来る車が見えずに怖い。過去に接触事故もある場所。
車を出す事を考えたらバックで入って家の前に停めるしかない。
更に自転車が両サイドに停まっているので、この道の真ん中をバックで家の前まで入れ
ないといけない。
切り返すこと数回、じりじりとバックで親の家までたどり着く。
窓から顔を出して自転車が通れるスペースの確認。車から降りて再確認。
微妙に右側が出しづらいみたい。・・・で、再度切り返し。
それでもなぜか、オットが助手席にいるときより早く駐車する事ができた。
集中したのが、いいんだろうか?
親の家のマルチタップを確認して、今朝の電話で母が言った家電の電源を入れなおす。
マルチタップじゃなくて、大元のコンセントが外れかけていた。
う~ん、歳を取るとこういう所を見落としてパニックになっちゃうんだな・・・。
とりあえず、コンセントのショートじゃなくて良かった。
一息ついて、父を乗せて病院へ向かう。
この病院は駅の近くで駐車場が無い。近所にあるスーパーの駐車場件コインパークか
スーパーと提携していないコインパークに停める事になる。
下調べをして、広くて駐車し易いコインパークは満車。
スーパーの兼用コインパークも満車。
人が歩いていないのに、週明けだから?どこも満車状態。
病院周辺を周ってやっと空いているコインパークを発見。
ゲートを通過して入ってみたら・・・せ、狭い。
空いているスペースは大型1BOXのアルファードさんとエルグランドさんの間と言う、緊張
MAXな場所しかない。高級車の横って怖い。
左右のミラーを確認しながらゆっくり、ゆっくり切り返しながらバックする。
あわわ・・・、もうすぐぶつかるよ~。
何度切り返しただろう。必死すぎて覚えていないけれど、車体がやっと真っ直ぐになって、
恐々とバックしたら、どうにかほぼ真ん中に駐車できた。
父が何かを言っている。・・・って、前向き駐車だってよ!
その状態で再度切り返して・・・ええっと、右だな右。駐車スペースから出たから今度は左。
私の車iさんは小さいので入庫前に戻すのはあまり苦労しない。
そのまま慎重に頭から入れなおして、無事駐車終了。
父の診察の間も出庫のことばかりが頭を巡る。
これ以上大きな車が周りに来ませんように・・・。
診察を終えてコインパークに戻ると・・・、道を挟んで新型のベルファイアさん。
さっきは軽自動車のアルトさんだったのに、入れ替わったのね・・・。
これアルファードさんより大きいじゃん。この車の前をバックで出ないと出口には行けない。
父が突然「俺が誘導する」なんて言い出す。
後ろで誘導されるのは確かに安心だけど、万が一父にぶつけてしまったら、とんでもない。
車に乗ってもらって、慎重に慎重に・・・。
小さい車の利点なのか、バックでじりじり出していたら、ギアを変えて大きく右にハンドルを
切れば出られる状態にできた。
何とか成功!ゲートに向かう。
駐車券を精算機に入れて出庫・・・、うむむ、駐車券を入れる場所が異常に高いよ。
結局車から降りて精算。なんだか恥ずかしい出庫の仕方。
帰りがけの処方箋をお願いしているドラックストアでも、車庫入れに何度も切り返す。
このお店もスーパーと併設している駐車場なので、車の出入りが多い。
隅の方の車の少ない場所に駐車する事にした。
窓の外に顔を出して切り返しをしていると、その内に見知らぬ年配の女性が来て「そろそろ
大丈夫ですよ。初心者がキチンと入れようとしたって無理ですよ~」とやんわりの声掛け。
その言葉の意味を汲まない私が悪かった。
「すみません、なるべくキレイに停めますので・・・」と伝えたら・・・
「違いますよ。私が帰れないの。だからキチンと停めようとしないで!白線の中に入れば
何も問題ないでしょ。真っ直ぐじゃなくてもいいの!」
自分の車が出せないと・・・怒られてしまった。気が付かなくて、ごめんなさい。マダム。
そんなこともあり、少々斜め駐車で処方箋を出して、後は親の家に戻るのみ。
順調に帰れると思ったら、大きな道から住宅街に入る右折でちょっとヒヤリをさせられる。
その道の直進車が脇のお店に駐車している車の陰に隠れて見えなかった。
右折は最後に曲がらないといけないのに、車が来ないと思ってゆっくり発進したら、手前に
ドド~ンとBBさん。
ちょっと苦笑いのBBさんの運転手さん。ごめんなさい。
通り過ぎ際に窓を開けて「ドンマイ!」って・・・、ありがたいお言葉まで頂いた。
本当に申し訳ない・・・。
その後は父を共有スペース前で下ろして、1度家に戻った。
自分の駐車場でも切り返すこと数回~数十回(恥)
水道管工事の警備員さんや職人さんにも「初心者の完璧な車庫入れは無理~」と言われ、
それでもほぼ真っ直ぐに駐車して「完ぺき主義は事故の元だよ~」なんて、からかわれて
しまう。
駐車に時間がかかるから、何かと目立つんだよね。。。
その後は少し休憩して、午後からの姑の通院へ。
これはオットが助手席に乗っていたから、一人運転ならず。
まぁ、駐車場の苦手部分をフォローしてもらうありがたみはあるけれど、自分でできなきゃ
いけないんだ。
右左折は慎重に、駐車場も慎重にスムーズに。
今後の大きな課題だな。
こうして何事も無く(は、ないけど)初めての一人運転は終わった。
怖さが先立つけれど、やっぱり一人で運転しないとダメなんだろうな。
介護などで専業主婦になりました。複数介護も初めての経験、それならば空き時間にこれまで出来なかった事を色々やってみようと一念発起。 まずは車の運転免許を取得! 運転免許を取得するまでの記録と愛車生活、そして両家の親達と義弟の見守り記録、その他趣味や日常などをグダグダ書いてます。
2012年11月30日金曜日
不安からくる怖さ?
いよいよ来週から、姑と親の通院を私の運転で通うことになった。
本来なら、もう、一人で運転していてもいいようなものだけど、今週明けあたりから
どうにも『怖い』のだ。
オットが助手席とはいえ、羽生のゆるキャラさみっとまで出かけたりしてなんだかんだで
総走行距離が300キロを超えているのに、色々な気持ちや要因が重なって怖い感情が
先に出る。
駐車場の周辺が水道管工事で数ヶ月は、出入り口が小さくなる。
それも原因かもしれない。
車庫入れもまだ真っ直ぐには入れられないけれど、どうにか入れることはできる。
真っ直ぐにはできないけれど、修正もできるようになった。
「車両間隔が付いてきた」オット含め数人から言われるけれど、イマイチ自身が持てない。
運転する事に怖さを感じてしまう。
一人運転をした事が無いからなんだろうか?
それを気にしない(と、いうか少々認知症なので)姑は、近所の親戚に『買い物に連れて
行ってもらえる』と広めてしまうし、私の父(これまた認知症)も「早く乗せてくれ」とうるさい。
周囲の親戚に会えば「いつ、お買い物に連れて行ってくれるの?」
正直、姑&自分の両親(ときどきオット弟)の通院送迎だけでもまだ気を使うのに、親戚や
姑の友人を乗せて出かけるなんて無理だ。
当てにされても困る。
自分のいない所で変に当てにされる。
これがプレッシャーなのかも知れない。
一人運転でちょっと遠出なんて密かに楽しみにしていたけれど、まだまだ先になりそうだな。
本来なら、もう、一人で運転していてもいいようなものだけど、今週明けあたりから
どうにも『怖い』のだ。
オットが助手席とはいえ、羽生のゆるキャラさみっとまで出かけたりしてなんだかんだで
総走行距離が300キロを超えているのに、色々な気持ちや要因が重なって怖い感情が
先に出る。
駐車場の周辺が水道管工事で数ヶ月は、出入り口が小さくなる。
それも原因かもしれない。
車庫入れもまだ真っ直ぐには入れられないけれど、どうにか入れることはできる。
真っ直ぐにはできないけれど、修正もできるようになった。
「車両間隔が付いてきた」オット含め数人から言われるけれど、イマイチ自身が持てない。
運転する事に怖さを感じてしまう。
一人運転をした事が無いからなんだろうか?
それを気にしない(と、いうか少々認知症なので)姑は、近所の親戚に『買い物に連れて
行ってもらえる』と広めてしまうし、私の父(これまた認知症)も「早く乗せてくれ」とうるさい。
周囲の親戚に会えば「いつ、お買い物に連れて行ってくれるの?」
正直、姑&自分の両親(ときどきオット弟)の通院送迎だけでもまだ気を使うのに、親戚や
姑の友人を乗せて出かけるなんて無理だ。
当てにされても困る。
自分のいない所で変に当てにされる。
これがプレッシャーなのかも知れない。
一人運転でちょっと遠出なんて密かに楽しみにしていたけれど、まだまだ先になりそうだな。
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