2013年2月27日水曜日

運転デビュー3ヶ月経過(運転悲喜こもごも)

本日、私の親達はデイサービス。オットの母の用事も特に無い。
・・・で、数週間ぶりのヘナタイム中にこれを打ち込みます~♪

恐々、おどおど・・・気が付いたら運転免許を取って3ヶ月。
雪の日以外はほぼ毎日乗っている(ただ今通算走行距離1500キロ超え)

苦手な右折 指示信号の無いところはちょっと時間がかかって、クラクションで煽られる事も
しばしば・・・。対向車が遠くに見えるとまだまだ怖いけど、なんとなく距離感が掴めて来た。

恐怖の車庫入れも少しづつ良くなってきているかな?
自分の車庫は、どうにか、ほぼカンペキ?だろうか・・・。
問題は父の通院に使う駅周辺のコインパーキング。
立地ゆえに大きな車や高級車がいっぱい。その隙間の空いている場所に停めるのだけど
緊張とスペースがちょっと狭いのとで時間がかかっちゃう。
それでもたまに同じタイミングで出庫しようとした方に「こっちに車体を向けるといいですよ」
なんて親切にアドバイスを貰ったりして、スムーズに出庫できて、参考になったり。


ただね・・・
ちょっとばかりグチっちゃうと、我が家の周辺って短気なのか、せっかちなのか、煽る人や
怒鳴る人が多い気がするの。それも同世代の女性が多い。なんで???

例えば右折「対向車が近いからちょっと待って」と同乗中のオット。
明らかに2,30メートル前に対向車が迫ってきているのに、クラクションあおりや、裏から
抜いて先に右折とか、結構、肝を冷やすんだな。
特に後ろの車にクラクションも無しで強引に右折されると、本当にぎょっとする。
『よし、行くか』と右の後方確認をすると並走で自車の脇を通過して右折するんだもの。
それもいわゆる改造車とかじゃなくて、普通の車、乗っている人は同世代の女性ばかり。
数回ほど経験しているけど、本当に怖い。みんな、そんなに忙しいのかな?

ショッピングモールの駐車場でハザード点けて車の位置を真っ直ぐに立て直そうと切り替え
していたら、通過しようとしていた車がすぐにクラクション。
切り替えの時の確認ではいなかったのにいつ来たんだろう?
前に進むと「どうぞ」とジェスチャーがあったので、頭を下げて駐車に集中。
少しだけ斜めになってしまったけど無事に入庫。この間の切り返しは無し。
こちらもジェスチャーで「ありがとうございます。どうぞ」
そこまでは良かったけれど、待たせてしまった女性ドライバーが自車の前を通り過ぎるとき
ご丁寧に運転席の窓を開けて「初心者はチャリで来なさいよっ!」
平日の混んでもいない駐車場で数台前には出口への案内がある。
出庫で急いでいたのかな?それとも車を入れやすい場所を目指していたのか?
いや~、これにはさすがに凹んだ。
未だにそのショッピングモールは怖くて行けない。

先日、偶然に教習所で知り合ったIさんも「スーパーの駐車場が怖くなった」とのメール。
彼女の場合は当て逃げ犯にされそうになったらしい。
思わずIさんに電話をして事のいきさつを聞いてみた。
(誰かに)ぶつけられた車の女性がしつこくて小1時間ほど時間を潰したそうな。
そもそも初心者なので誰も止めていない駐車場の隅の方に車を停めて、周りを確認。
その時は前も左右も(後ろは壁)車は停まっていなかったんだって。
買い物をして戻ってきたら前の列に1台の車。
Iさん、車に乗り込もうと思ったら、その車から人が降りてきて、すごい剣幕で
「ここに停める時ぶつけたでしょ」
傷が付いている位置は左のバンパー。車体を前にして向かい合って停めているのに
ぶつけようが無い位置。(Iさんはハンドルを左に切って入庫したそうな。逆位置でしょ)
それ以前に周りに車が停まっていない事を確認したのに「初心者だもの。あなたよ」と
決め付けられて大変だったそうだ。
結局、警察が来てIさんの車の色と傷に付いた色が違う事。入庫の時間がまったく違う
事で事なきを得たようだけど・・・。

そんな話を聞いちゃうと、スーパーの駐車場も隅の方の目立たない場所をめざして
しまう小心者の私。
自分自身のショッピングモールの件もあるし、やはり当分は隅の方に停めようと思う。


それでも運転していて『ほっこり』とすることや、感謝したくなることもたくさんある。

右折オロオロのときにパッシングで譲ってくれる、宅配ドライバーさんや先輩ドライバー。
すれ違いざまに、同色同車種の人がなぜかグーサインの後に頭をペコリ。
少ない色なので殆ど見かけないけれど、同じ車のサインなんだろうか?
思わず私も「こんにちは」のペコリ。

我が家から少し離れた所にある大型スーパー。
私が車庫入れの練習にオットの指導?でよく通った場所。
いつも隅の方で若葉さんが数台、車庫入れの練習をしている。
この周辺の初心者車庫入れ練習のメッカのような場所。

相変わらず入り口近くじゃなく、その周辺に停める私。
こちらの若葉マークを見て「いつごろ免許を取ったのか?」「一人運転は怖くないのか」
同世代の人に声を掛けられる事も多い。流れによってはしばし話し込んでしまう。
ご時世なのか、免許を取るきっかけもリストラとか、親やご主人の介護とか、
そういった理由が多い。
ときどき若いお姉ちゃんやお兄ちゃんも「練習ですか?」と声を掛けてくれる。
それに触発されるのか、買い物帰りに数回左右どちらの切り替えでも入庫できるよう
少しだけでも練習して帰る。
そして、年齢を問わず話が盛り上がるのは地元の道路や駐車場の話。
「××通りは注意して走らないと」「あそこは指示信号が無いから右折は怖いよ」
「〇〇(スーパー)の立体駐車場は狭すぎる!」・・・などなど。
みんな名前は知らないけれど『運転初心者』で妙な一体感があるのかな?
ここに買い物に来ると「また頑張って運転しよう」という気持ちになる。
・・・って、スーパーさんの寛大な対応にも感謝です。


そんなこんなで過ぎていった3ヶ月。
オットは「まだまだ怖い思いをしていない」と言うけれど、怖い思いをしたら気持ちが
折れてしまうんじゃないかと不安な私。
周りに迷惑を掛けないように、上手く流れに乗れるように、少しづつでも運転が
成長できたらいいな。
間もなく3月。来月の親の通院も、日々の運転も無事に走行できますように・・・。

2013年2月24日日曜日

寂しいけどお疲れ様 ~石橋守騎手の個人的思い出~

18年前の大井競馬場で石橋騎手を知った。

私にとっての初めての競馬場。
当時の職場の上司に「ビアガーデンに来るつもりで・・・」と誘われ、
馬券の買い方も知らないのに着いて行ったなぁ。
一緒に行った女性陣は以前のオグリキャップブームもあり、みんな競馬場に
行った事のある人ばかり。
行きの道中「武クンが~」とか、「横典が~」とか、「今日は地方だからね・・・」なんて
会話で盛り上がっている。ブームが去ってもずっとファンを続けている人達。
その頃の自分は武騎手や横山騎手の名前は知っているけれど、『地方』ってなんだ?
競馬の開催に地方と中央(JRA)があるのすら知らなかった。
ポカーンとしながら話を聞いていると、一人の同僚女性から
「緊張しないで。怖くないよ。つまらなかったら生ビール飲んで時間を潰して~」
なんて言われてたっけ。

今思えばこの日は帝王賞。
石橋騎手とライブリマウントが帝王賞に参戦していた。
でも競馬場でどう過ごしていいのかも判らない私は、適当に選んだ数字の馬券を
買ってきて貰い、テーブル確保と荷物番として生ビールを飲んで時間を潰していた。
それを見兼ねた先輩女性に「パドックに行こう!社会勉強だよ」と誘われ、歩けない位の
人ごみをかき分けて、パドックを観ている人の隙間から見えたのは帝王賞の出走馬。
「あの人、中央の騎手だから要チェックね!」先輩の指差す先に見えたのが
ブルーと黄色の勝負服の騎手が石橋騎手だった。

その時のレースは残念ながらよく覚えていない。馬券も外したなぁ。
けれどライブリマウウントが勝ったのは、パドックに連れて行って貰ったのですぐに
判った。
印象に残っているのはゴールを駆け抜ける時の、ライブリマウントと石橋騎手の
シルエットの美しさだけ。
勝利ジョッキーインタビューも覚えていないけれど、石橋騎手が自分と同じ年だと
プロフィールで知った。
石橋騎手の印象は「マジメそうな人だなぁ~、でも何だか気になる!」

その後は私の転職もあって、競馬からは遠ざかっていく。
ゴールを駆け抜けた姿が焼きついて、漠然と乗馬を始めたくなっていた。
当然、ジョッキーにはなれないけれど、馬に乗れたら気持ちがいいなと考えていた。
数年後に実現して、今はお休み中だけど。

ダイワメジャーが出てきた年にオットから「中山競馬場へ皐月賞を観に行こう」と
お誘いがあって、その後数年間は毎年皐月賞を観に行った。
ダイワメジャーから2年後だったろうか、皐月賞の出走表に見覚えのある名前。
メイショウサムソンと石橋騎手の名前があった。なんだか不思議な親近感が湧いてくる。
無性に応援したくなっていた。
ダービーも、天皇賞も、ジャパンカップも、行けないけれどTVにかじりついていた。
武騎手に乗り変わった翌年のジャパンカップ。
怪我でサムソンに乗れない武騎手に変わって、石橋騎手が乗るという。
そんな話を知り、オットを誘って東京競馬場のジャパンカップを観に行った。
結局これが石橋騎手を間近で観た最後だった。

その後は石橋騎手の騎乗が少しづつ減って、TVで観る事も少なくなっていく。
我が家の事情も変わり、気軽に競馬場には行けなくなった。
それでも週末にオットが買ってくるスポーツ新聞の出走表に彼の名前を見つけると
「頑張れ!」と密かに応援していた。
時々オットに頼んでネット投票で馬券を買ってもらっていた。
馬券の結果は散々な事が多かったけれど、元々数点各100円しか買わない私。
そんなに損をした気はしなかった。

先月のネットのニュース欄で石橋騎手の引退を知る。
そういえば昨年、調教師試験に合格ってニュースに載っていたな・・・。
引退式はどこでやるのか?何レースに乗るのか?
今月に入ってからは、週末になるたびにそんな事ばかり気にしていた。

オットが録画してくれていた今日の競馬番組。
引退式の様子が少しだけ写っていた。
みんなに胴上げされる石橋騎手。メイショウのオーナーさんから花束を受け取る姿。
勝負服の石橋騎手はもう見る事が出来ないんだなぁ・・・。

なんだか無性に寂しくなった。

でも、これからは河内さんの厩舎の技術調教師としていいお馬さんを育てて下さい。
私に乗馬のきっかけと競馬の楽しさを教えてくれてありがとう。
そしてお疲れ様でした。
今度はウィナーズサークルでお目にかかりたいですね。



デジカメのデータに残っていた、ジャパンカップの日第5レース メイショウパルマで
勝った時の表彰式に向かう石橋騎手。
人ごみにもまれてきれいに取れたのはこれ1枚(悲)

2013年2月6日水曜日

雪道デビューはまだ遠い

先月の大雪ほどではないけれど、今日も道はシャーベット状になりつつある。
運転免許を取ったとはいえ、まだまだ雪道走行はできない。

1月の半ばの大雪の時にオットから言われた言葉

「この冬の雪道運転はやめておきなさい」

運転に少しだけ慣れた事もあり聞いたときには『何で?』って思ったけれど、
考えたら私の車はスタッドレスタイヤにも履き替えておらず、チェーンすら揃えていない。
それが当然1番の問題で、何かあったときには自動車保険すら出ない悲惨な状況になる。
でも、それがクリアできたとしても、オットいわく何より私の運転が「慣れているうちに入ら
ないから」らしい。
運転して2ヶ月半。そう言われるのも当然だろう。
この件は自分も納得しているし、危険予測してみてもその方がいいとも思っている。


教習所で雪の日運転の注意点で習ったのは・・・
・車間距離は多めにとる
・エンジンブレーキを使ってゆっくり停車
・大きなハンドル操作はしない
・スピードは出さない
・轍の上をなぞるように走行する
などなど・・・

でも、考えたらその環境で1度も走行した事は無く、実際に運転してみないと解らない事が
多い。雨の日だってそうだ。

思い出してみると免許を取ってから、一人で運転して雨の日に走行したのは1日のみ。
幸いにも(不幸にも?)お天気に恵まれていたな。
だけど実際に雨の日に走ると、まずワイパーを連続で動かせなかった。
信号待ちでレバーを操作してやっと動かせるようになったのだけど、その間は
レバーを戻したり、動かしたり・・・。
今思えば操作手順も、ワイパースピードも、よく確認していない私がいけない。
それでも何とか車間距離だけは多めに取って、無事に帰還。
すれ違いざまに大きなトラックに思いっきり水をはじかれてびびったり、右折レーンで
待機中、対向車が向かって来る所で後続車にクラクションを鳴らされて焦ったり・・・、
初の雨の日単独運転は、かなりの神経ピリピリでぐったりして終わったっけ・・・。

そこに歩行者さんや自転車の転倒とかが加味されると思うと・・・やはり怖い。
実際に先月の雪の日は家の近くの道でも、出会い頭に対向車を避けようとして
両方とも変な方向にスリップしていたし、傘差し自転車を避けて線路の柵に激突している
車もあったな。
(柵激突は後日聞いたご近所の車でした。怪我は大した事がなくても車はかなりダメージ)
翌日徒歩で買い物に出たけれど、交差点のミラーは半分雪が凍結して見えないし、掻き
出した雪が高く積まれていて、その裏に立っている人が見えなかったりする。
そんな状況、徐行運転でも怖い・・・。

ちなみに教習所で知り合った方は雪の日から数日後に運転再開。
電話で「すごい!頑張りますね~」なんて話していたら、そう簡単には終らなかった。
スリップしてしまい、車を擦ってしまったそうな・・・。あぁ~、残念・・・。

今日はまだそこまでの積雪状況じゃないけれど、どこからともなくクラクションの音がちらほら。
それだけ車も人も自転車も滑るし、すぐには止まれないよな。

雪国の人達の運転技術がうらやましい。
どこかで雪道講習をやっていたなら、次の初冬にでも受けてこようかな?
まだまだ雪の日運転デビューは遠いなぁ。

皆様、雪の外出は徒歩も車もお気をつけて!