今日はバッタがいませんように・・・
そんな気分で教習所に向かう。
昨日の水たまりもすっかり乾燥していて、シジュウカラにも
悩まされる事はなさそうだ。良かった。
技能教習28時限目
昨日の最初の時限と一緒のT教官。
週に3回はご一緒する、ご指名無しの私のほぼ専属教官。
昨日の項目を引き続き教わる。
車に乗って早々に「yanagiさん、う~ん、言いづらいのだけど
やっぱり運転中の視点が取れていないところがあるのね。
だから、各項目を4時限前後やった方がいいと思うんですよ」
と、T教官からのアドバイス。
「大丈夫です。自分でもこんなに上手くいかないもんだって、
重々わかりましたから」と私。
それを聞いたT教官 ちょっと驚いた口調で
「いやいや、上手くいかないと思われちゃうとダメなんですけど、
時間をかけてじっくり覚えながら変な癖も矯正する感じで・・・」
教習簿を見れば嫌でも解かる。
自分が如何に出来ないか、運転に関しては不器用か、それなら
時間がかかっても楽しまないと続かない。
2段階に進むまで時間がかかる事には、覚悟が出来ているし
追加料金無しのパックだ、逆に考えたら多く乗れて教えてもらう
のだもの。ノープロムレムっす。別にふて腐れないし。
似たような返事をT教官にした。
「やる気は見せてくださいね。あせりは要らないですよ」
いつものクールなT教官に戻っていた。
さて、いつものコースを時にビュンビュン、時にモタモタ周る。
加速した後のブレーキのタイミングがイマイチ遅い。
次の周回で何とか修正できないかな。
クランクを通り過ぎ、交差点を抜けて右折。
元の直線に戻る。
加速 今までより少し早めにポンピングブレーキ。
今度は少し早すぎたか?カーブに入るときにもたついた。
左折時の減速や、S字を出た時の左折が広がってしまうなど
まだまだ矯正したり、教わる部分はたくさんある。
アドバイスを聞きながらコースを周っているうちにチャイムが鳴った。
教習簿の備考欄には「速度の調節、コースの組み立て」
今までの注意点と違ったコメントが載っていた。
ロビーで最近知り合った少し年上のOさんと出会う。
次時限の担当教官の話になる。
もう一人、たまに同じバスで一緒になる人がOさんの知り合いらしく
話題に合流。
私の次の教官は16時限目のS字クランクで教わった男性教官。
なぜか知り合った人たちは、この教官をみんな苦手としている。
話題に合流した人も、私の担当教官を聞いてOさんと盛り上がっている。
確かに無口な人だった。ちょっと威圧的だけど、私はあまり感じない。
いつも教わっているT教官もなぜか苦手とする人が多い。
Oさんの知り合いがその話に話題を変える。
それを聞いたOさんも「怖いのよね~、苦手だわ~」
確かにスパルタ系。ズバリ物言うハキハキ系。
若い子なんかは泣きながら車を降りてくることもあるし・・・。
自分も最初はどうなる事かと思ったけれど、最近は慣れたのか、
自分には合うのかあまり気にならない。
私自身が長い物に巻かれない性格だからなのか?
苦手教官の話題になると、どうにもついていけない。
まぁ、いいや。相性は人それぞれだもんね。
技能教習29時限目
先ほどの項目のおさらい。
話題的には「主婦の敵」みたくなっているこの教官。
相変わらず、無口・・・。余計な話は一切しない。
体はスリムなのだけど、どっしりとシートに座るから何となく威圧的な
雰囲気は前の時と変わらない。
でも、今回は2回目で慣れたのか前にも書いたけれど、それ以外は
ごくごく普通の教官な気がする。
引き続きコースの周回 教官は相変わらず無口
T教官と少し違うコースになって、最初はぎこちなかったけれど、
何とか周っていた。
自分なりに順調に行っていたつもりが、左折の時に何となく違和感。
その後のS字で縁石にぶつかった気がした。
バックして切り替えして出口に差し掛かったら「何で今切り返したの?」
私 「今、縁石にぶつかった気がしたんです」
教官 「ぶつかってないよ。ギリギリ。それよりその前の左折時に軽く縁石に
ぶつかってたの、気づいた?」
私 「ごめんなさい。なんとなく違和感があったような気がしたんですが」
教官 「左折の縁石の接触は検定で大きな減点になるから、気をつけて」
私 「・・・わかりました」
教官 「違和感があるって感じた時は、ぶつかってるって解かったんですね。
きっと。でもS字やクランクは丁寧すぎても教官によっては通れてるとみなして
動作が遅い事で減点したりするんですよ。気をつけて」
私 「はい・・・」
何も教えてくれない無口教官だと思っていたけれど、そんな事ないじゃん。
その後は発着点の幅寄せ、コース周回を繰り返して教習終了。
車の中でのアドバイス 教官からは
「たまに焦ったようなチグハグな運転になりますね。
これ(教習簿)見てもじっくり型だと思うので、一つ一つの事に動揺しないで
運転してください。もうすぐ見きわめ、検定になるんですから。
出来ない事をうやむやにしないで、出来るようになるまでじっくり続ける事。
2段階は公道に出るんだという自覚を持つことです。」
威圧感はあるけれど、全然怖くない。
むしろ自分には、これくらい言われたほうが気持ちいい。
教習簿の備考欄には「ミスを少なくする」
そして、今回の交差点の右左折の項目が終っていた。
明日からは次の項目。見きわめまで本当にあと5時間も無いだろう。
検定も仮免も近づいてくる。
とりあえず、慎重に落ち着いて頭も体もスパートをかけなければ、だな。
帰りがけにOさんから声が掛かる。
先ほどの教官の教習がどうだったか、知りたいみたい。
ここに書いたような事を伝えたら「強いわね~」と変に感心されてしまった。
いやいや、強いとかじゃなくて、生意気ながらこれは相性とかなんじゃ
ないかと・・・。
同じバスで帰る予定だったけれど、オットからの突然の送迎電話で残念。
また次回。
次に会える時はお互いに進んでいるといいね。
今日の仮免練習問題(100問 1問1%で90%で合格)
1回目88% 2回目96%
介護などで専業主婦になりました。複数介護も初めての経験、それならば空き時間にこれまで出来なかった事を色々やってみようと一念発起。 まずは車の運転免許を取得! 運転免許を取得するまでの記録と愛車生活、そして両家の親達と義弟の見守り記録、その他趣味や日常などをグダグダ書いてます。
2012年10月2日火曜日
技能講習26、27時限目
台風一過の真夏日~。
父の通院で少々手間取って、慌しく動いた教習前。
運転の事なんてどこへやら、1日お休みもしているし、
運転もそうだけど、注意点を覚えているか心配・・・
技能講習26時限目
いつもの女性教官のT教官。
一昨日までの項目の復習かと思ったら、今日から一つ
項目が進んでいた。
今日からは交差点の通行(直進・右左折)の項目になる。
今までの坂道や踏切ルートも含めながら、交差点の横断を
詳しく覚えていく。
ついでに「みきわめ」「検定」ルートの注意点も覚えていく。
うむむ・・・また、やることが増えた。
出だしは前回の項目と同様外周から坂道、踏切コースへ
うまく行ってるかなぁ・・・と安心していたら、発着点の幅寄せで
「う~ん、(縁石との間隔が)広いですねぇ・・・」
1日休むと感覚がニブる。
若年痴呆か?私は?
進路変更のタイミング、ミラー→合図→目視の動作・・・
これもうまく行かない・・・って、週末に乗った教官から
「次の項目に進んでもじっくりやって行きましょう」と言われてたっけ。
唯一マトモに出来るのがS字クランク。
この間失敗した左折の後にすぐ左折ではいるS字も、入り口の少しの
切り返しで何とか切り抜けた。
教習の終わりのアドバイスは「(進路)変更時期と速度調節」について。
注意点ばかり気にしているけれど、全くうまくいかない。
「頭で考えるのもいいけれど、このタイミングはこの速度のように体で
覚えましょう」と言われてしまった。
ロビーへ戻る間際「時間があれば次も乗った方がいいですよ」と教官。
「お休み中に抜けたカンを戻したほ方が、明日以降ラクです」とも。
はぁぁ、やっぱり何かが抜けるんだ。ダメじゃん。私。
ロビーへ戻ると、先に2段階に進んだNさんに会った。
仮免試験に1度落ちてしまって、今日から2段階の技能教習(路上)。
おめでとう!Nさん。
仮免試験、なめちゃいけないらしい。(当たり前だ)
教官たちもよく言っているけれど、本当に難しくなったようだ。
やっぱり毎日の練習問題と答え合わせは欠かせないみたい。
技能に集中できると思ったら、甘かった。
ここへ来て、やることも覚える事も多いなぁ・・・。
キャンセル待ちの放送が入ったので、申し込む。
駆け込みセーフで次の教習も乗れることになった。
技能講習27時限目「エガとバッタと私」
この時間は、あえて勝手に題名をつけてみた(バカ)
本当に巡ってきてしまった。エガ教官(技能講習16時限目参照)
しょっぱなからエガちゃん口調で「じゃ~、始めましょう」
車に乗り込み教習簿を見ながら「ん~、頑張ってるじゃない。効果も
クリアね。後はこの教習(技能)をがっちりね。失敗は今のうちよ。
ド~ンとね、残りもやっていこうね」
・・・やっぱり出たか。ド~ン!
これ以上考えると笑いそうになるので、今までの失敗点を質問した。
意外な事(失礼)にきめ細かい回答。
コース図を指しながら、注意点やコツを教えてくれる。
「まずはyanagiさんの運転を見ながら、その都度言ってくからね」
コースに出る。
とりあえずは順調。進路変更もその都度「ここからね」と教えてくれる。
間違えても「失敗して上手くなるから気にしない事です~」
口調は優しい・・・というか、どこかユルい。良く言えば癒し系なのか。
2回目の坂道で事件が起こった。
なんと!フロントガラスのワイパー越しに大きな緑色の物体!!
爬虫類でも無脊椎でも何でも平気だけれど、私の唯一苦手なもの。
バッタ&コオロギ
奴ら予想不可能な方向に跳ねるでしょ。どうにもダメだ・・・。
そのバッタがジリジリと運転席側に移動している。
入ってくるわけでは無いけれど、バッタに見つめられて運転するって
何の罰ゲームよ?
どうしてもバッタに目が行ってしまう。
エガ教官は気づいてないのか「視線が変ですよ~。気をつけて~」
落ちつかないまま、踏切へ。
ここでは窓を開けて安全確認をしなくてはならない。
一時停止して窓を開けようとウィンドウスイッチを入れたとたん、
バッタが私のミラー越しに移動。めちゃくちゃ、至近距離。
思わず「来るな」と呟いてしまう。
エガ教官びっくりしたように「えっ?なになに?」
踏切通過でダッシュで窓を閉めて、理由を話す。
「そうなんですか~。そこにまだ(バッタが)付いてるけどね。入って
きても噛み付くわけじゃなし、無視しちゃってくださいね~」
言っている事はご尤もです。
でも「この状態かなり厳しいです・・・」
「じゃぁ、次は今回の項目の交差点をメインに周りましょう。窓を開け
ないし。たぶん飛んでっちゃうでしょうから。そうしたらまた坂と踏切の
コースをやりましょう」
すいません、エガ教官
なるべく気にしないように意識して、別コースで仕切り直し。
交差点とS字、クランクをメインにコース内を周る。
内周の直線に差しかかった所で「あぁ、今飛んでったから。大丈夫よ」
重ね重ねすみません・・・
それでもS字もクランクもなんとか上手くいった。
ホッとしていたら「S字もクランクも上出来ですよ。ほぼ完璧な位置取り」
とお褒めの言葉。
「あとは、速度調節と進路変更のタイミングだね。やりましょ!ド~ンと!」
だから、ド~ンも勘弁してくださいって。
「あら、あら、時間だから外周を周って戻りましょう」
気分良く外周を周る。
右への進路変更を済ませて、左の障害物をよけながら左斜線に戻る。
その先はすぐ緩やかなカーブ。そこに台風の名残の大きな水たまり。
そこに来た瞬間、今度はシジュウカラの集団が水浴びにやってきた。
見ているだけなら和やかな風景。でも今は運転中。勘弁して~。
それでも動じないエガ教官。
水たまりの間際で思わずブレーキを踏んでしてしまう。
シジュウカラはあっさり飛んでいった。
「どうしたの?」
「すみません、鳥を轢きそうだったんで・・・」
「あぁ、鳥ね、彼らはギリギリで飛んで行きますから大丈夫」
そのまま戻って教習終了。
車の中で注意点などの話を聞く。
「動物に躊躇して事故を起こしたりする事もあるので、ド~ンと構えて
運転する事、もしもの時は「南無南無」と心の中で唱えなさい」
とエガ教官。
「全てに目配りが出来ても動物のアクシデントはあるから、それを
いかにして避けつつ事故を起こさないか。それが大事」だとも。
はい、確かにそうなんです。
次回からはテンパらないようにしないと・・・。
「もう少しで第1段階が終るんだから、時間があるときは2時限づつ
乗るほうが進みも早いし、どんどん覚えられるよ」
エガ教官のアドバイスで車を降りる。
バッグは後ろの助手席側だった、と、車の後ろに回ってドアに手を
かけようとしたとたん、今度は別の茶色いバッタが後部ドアの窓に
付いている。
ぶわぁ~!!!
あまりに突然の出来事に声を上げてしまった。
車から降りかけたエガ教官「何があったの???」
「これ」とバッタを指差す私。
「あぁ、苦手ですもんね。開けますよ」とドアを開けてくれたのは良かった
けれど、バッタが車の中に入ってしまった。
私がバッグを取り出したら、あっさりとドアを閉めるエガ教官。
「噛んだり、大怪我させる生き物じゃないから、大丈夫」
そう言って去っていってしまった。
え?それって次に乗る人は、いろんな意味で本当に大丈夫?
何かが違うような・・・
まぁ、教官が言うのならいいのかなぁ?
なんだか不思議な教習タイムだったな。
しっかし、バッタのせいで10分くらい無駄にした気分。
それにしてもエガ教官、色々と気を遣わせてしまってごめんなさい。
次回教わる時はキチンとマジメに取り組みます・・・。
今日の仮免練習問題(100問 1問1%で90%で合格) 88%
父の通院で少々手間取って、慌しく動いた教習前。
運転の事なんてどこへやら、1日お休みもしているし、
運転もそうだけど、注意点を覚えているか心配・・・
技能講習26時限目
いつもの女性教官のT教官。
一昨日までの項目の復習かと思ったら、今日から一つ
項目が進んでいた。
今日からは交差点の通行(直進・右左折)の項目になる。
今までの坂道や踏切ルートも含めながら、交差点の横断を
詳しく覚えていく。
ついでに「みきわめ」「検定」ルートの注意点も覚えていく。
うむむ・・・また、やることが増えた。
出だしは前回の項目と同様外周から坂道、踏切コースへ
うまく行ってるかなぁ・・・と安心していたら、発着点の幅寄せで
「う~ん、(縁石との間隔が)広いですねぇ・・・」
1日休むと感覚がニブる。
若年痴呆か?私は?
進路変更のタイミング、ミラー→合図→目視の動作・・・
これもうまく行かない・・・って、週末に乗った教官から
「次の項目に進んでもじっくりやって行きましょう」と言われてたっけ。
唯一マトモに出来るのがS字クランク。
この間失敗した左折の後にすぐ左折ではいるS字も、入り口の少しの
切り返しで何とか切り抜けた。
教習の終わりのアドバイスは「(進路)変更時期と速度調節」について。
注意点ばかり気にしているけれど、全くうまくいかない。
「頭で考えるのもいいけれど、このタイミングはこの速度のように体で
覚えましょう」と言われてしまった。
ロビーへ戻る間際「時間があれば次も乗った方がいいですよ」と教官。
「お休み中に抜けたカンを戻したほ方が、明日以降ラクです」とも。
はぁぁ、やっぱり何かが抜けるんだ。ダメじゃん。私。
ロビーへ戻ると、先に2段階に進んだNさんに会った。
仮免試験に1度落ちてしまって、今日から2段階の技能教習(路上)。
おめでとう!Nさん。
仮免試験、なめちゃいけないらしい。(当たり前だ)
教官たちもよく言っているけれど、本当に難しくなったようだ。
やっぱり毎日の練習問題と答え合わせは欠かせないみたい。
技能に集中できると思ったら、甘かった。
ここへ来て、やることも覚える事も多いなぁ・・・。
キャンセル待ちの放送が入ったので、申し込む。
駆け込みセーフで次の教習も乗れることになった。
技能講習27時限目「エガとバッタと私」
この時間は、あえて勝手に題名をつけてみた(バカ)
本当に巡ってきてしまった。エガ教官(技能講習16時限目参照)
しょっぱなからエガちゃん口調で「じゃ~、始めましょう」
車に乗り込み教習簿を見ながら「ん~、頑張ってるじゃない。効果も
クリアね。後はこの教習(技能)をがっちりね。失敗は今のうちよ。
ド~ンとね、残りもやっていこうね」
・・・やっぱり出たか。ド~ン!
これ以上考えると笑いそうになるので、今までの失敗点を質問した。
意外な事(失礼)にきめ細かい回答。
コース図を指しながら、注意点やコツを教えてくれる。
「まずはyanagiさんの運転を見ながら、その都度言ってくからね」
コースに出る。
とりあえずは順調。進路変更もその都度「ここからね」と教えてくれる。
間違えても「失敗して上手くなるから気にしない事です~」
口調は優しい・・・というか、どこかユルい。良く言えば癒し系なのか。
2回目の坂道で事件が起こった。
なんと!フロントガラスのワイパー越しに大きな緑色の物体!!
爬虫類でも無脊椎でも何でも平気だけれど、私の唯一苦手なもの。
バッタ&コオロギ
奴ら予想不可能な方向に跳ねるでしょ。どうにもダメだ・・・。
そのバッタがジリジリと運転席側に移動している。
入ってくるわけでは無いけれど、バッタに見つめられて運転するって
何の罰ゲームよ?
どうしてもバッタに目が行ってしまう。
エガ教官は気づいてないのか「視線が変ですよ~。気をつけて~」
落ちつかないまま、踏切へ。
ここでは窓を開けて安全確認をしなくてはならない。
一時停止して窓を開けようとウィンドウスイッチを入れたとたん、
バッタが私のミラー越しに移動。めちゃくちゃ、至近距離。
思わず「来るな」と呟いてしまう。
エガ教官びっくりしたように「えっ?なになに?」
踏切通過でダッシュで窓を閉めて、理由を話す。
「そうなんですか~。そこにまだ(バッタが)付いてるけどね。入って
きても噛み付くわけじゃなし、無視しちゃってくださいね~」
言っている事はご尤もです。
でも「この状態かなり厳しいです・・・」
「じゃぁ、次は今回の項目の交差点をメインに周りましょう。窓を開け
ないし。たぶん飛んでっちゃうでしょうから。そうしたらまた坂と踏切の
コースをやりましょう」
すいません、エガ教官
なるべく気にしないように意識して、別コースで仕切り直し。
交差点とS字、クランクをメインにコース内を周る。
内周の直線に差しかかった所で「あぁ、今飛んでったから。大丈夫よ」
重ね重ねすみません・・・
それでもS字もクランクもなんとか上手くいった。
ホッとしていたら「S字もクランクも上出来ですよ。ほぼ完璧な位置取り」
とお褒めの言葉。
「あとは、速度調節と進路変更のタイミングだね。やりましょ!ド~ンと!」
だから、ド~ンも勘弁してくださいって。
「あら、あら、時間だから外周を周って戻りましょう」
気分良く外周を周る。
右への進路変更を済ませて、左の障害物をよけながら左斜線に戻る。
その先はすぐ緩やかなカーブ。そこに台風の名残の大きな水たまり。
そこに来た瞬間、今度はシジュウカラの集団が水浴びにやってきた。
見ているだけなら和やかな風景。でも今は運転中。勘弁して~。
それでも動じないエガ教官。
水たまりの間際で思わずブレーキを踏んでしてしまう。
シジュウカラはあっさり飛んでいった。
「どうしたの?」
「すみません、鳥を轢きそうだったんで・・・」
「あぁ、鳥ね、彼らはギリギリで飛んで行きますから大丈夫」
そのまま戻って教習終了。
車の中で注意点などの話を聞く。
「動物に躊躇して事故を起こしたりする事もあるので、ド~ンと構えて
運転する事、もしもの時は「南無南無」と心の中で唱えなさい」
とエガ教官。
「全てに目配りが出来ても動物のアクシデントはあるから、それを
いかにして避けつつ事故を起こさないか。それが大事」だとも。
はい、確かにそうなんです。
次回からはテンパらないようにしないと・・・。
「もう少しで第1段階が終るんだから、時間があるときは2時限づつ
乗るほうが進みも早いし、どんどん覚えられるよ」
エガ教官のアドバイスで車を降りる。
バッグは後ろの助手席側だった、と、車の後ろに回ってドアに手を
かけようとしたとたん、今度は別の茶色いバッタが後部ドアの窓に
付いている。
ぶわぁ~!!!
あまりに突然の出来事に声を上げてしまった。
車から降りかけたエガ教官「何があったの???」
「これ」とバッタを指差す私。
「あぁ、苦手ですもんね。開けますよ」とドアを開けてくれたのは良かった
けれど、バッタが車の中に入ってしまった。
私がバッグを取り出したら、あっさりとドアを閉めるエガ教官。
「噛んだり、大怪我させる生き物じゃないから、大丈夫」
そう言って去っていってしまった。
え?それって次に乗る人は、いろんな意味で本当に大丈夫?
何かが違うような・・・
まぁ、教官が言うのならいいのかなぁ?
なんだか不思議な教習タイムだったな。
しっかし、バッタのせいで10分くらい無駄にした気分。
それにしてもエガ教官、色々と気を遣わせてしまってごめんなさい。
次回教わる時はキチンとマジメに取り組みます・・・。
今日の仮免練習問題(100問 1問1%で90%で合格) 88%
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