台風一過の真夏日~。
父の通院で少々手間取って、慌しく動いた教習前。
運転の事なんてどこへやら、1日お休みもしているし、
運転もそうだけど、注意点を覚えているか心配・・・
技能講習26時限目
いつもの女性教官のT教官。
一昨日までの項目の復習かと思ったら、今日から一つ
項目が進んでいた。
今日からは交差点の通行(直進・右左折)の項目になる。
今までの坂道や踏切ルートも含めながら、交差点の横断を
詳しく覚えていく。
ついでに「みきわめ」「検定」ルートの注意点も覚えていく。
うむむ・・・また、やることが増えた。
出だしは前回の項目と同様外周から坂道、踏切コースへ
うまく行ってるかなぁ・・・と安心していたら、発着点の幅寄せで
「う~ん、(縁石との間隔が)広いですねぇ・・・」
1日休むと感覚がニブる。
若年痴呆か?私は?
進路変更のタイミング、ミラー→合図→目視の動作・・・
これもうまく行かない・・・って、週末に乗った教官から
「次の項目に進んでもじっくりやって行きましょう」と言われてたっけ。
唯一マトモに出来るのがS字クランク。
この間失敗した左折の後にすぐ左折ではいるS字も、入り口の少しの
切り返しで何とか切り抜けた。
教習の終わりのアドバイスは「(進路)変更時期と速度調節」について。
注意点ばかり気にしているけれど、全くうまくいかない。
「頭で考えるのもいいけれど、このタイミングはこの速度のように体で
覚えましょう」と言われてしまった。
ロビーへ戻る間際「時間があれば次も乗った方がいいですよ」と教官。
「お休み中に抜けたカンを戻したほ方が、明日以降ラクです」とも。
はぁぁ、やっぱり何かが抜けるんだ。ダメじゃん。私。
ロビーへ戻ると、先に2段階に進んだNさんに会った。
仮免試験に1度落ちてしまって、今日から2段階の技能教習(路上)。
おめでとう!Nさん。
仮免試験、なめちゃいけないらしい。(当たり前だ)
教官たちもよく言っているけれど、本当に難しくなったようだ。
やっぱり毎日の練習問題と答え合わせは欠かせないみたい。
技能に集中できると思ったら、甘かった。
ここへ来て、やることも覚える事も多いなぁ・・・。
キャンセル待ちの放送が入ったので、申し込む。
駆け込みセーフで次の教習も乗れることになった。
技能講習27時限目「エガとバッタと私」
この時間は、あえて勝手に題名をつけてみた(バカ)
本当に巡ってきてしまった。エガ教官(技能講習16時限目参照)
しょっぱなからエガちゃん口調で「じゃ~、始めましょう」
車に乗り込み教習簿を見ながら「ん~、頑張ってるじゃない。効果も
クリアね。後はこの教習(技能)をがっちりね。失敗は今のうちよ。
ド~ンとね、残りもやっていこうね」
・・・やっぱり出たか。ド~ン!
これ以上考えると笑いそうになるので、今までの失敗点を質問した。
意外な事(失礼)にきめ細かい回答。
コース図を指しながら、注意点やコツを教えてくれる。
「まずはyanagiさんの運転を見ながら、その都度言ってくからね」
コースに出る。
とりあえずは順調。進路変更もその都度「ここからね」と教えてくれる。
間違えても「失敗して上手くなるから気にしない事です~」
口調は優しい・・・というか、どこかユルい。良く言えば癒し系なのか。
2回目の坂道で事件が起こった。
なんと!フロントガラスのワイパー越しに大きな緑色の物体!!
爬虫類でも無脊椎でも何でも平気だけれど、私の唯一苦手なもの。
バッタ&コオロギ
奴ら予想不可能な方向に跳ねるでしょ。どうにもダメだ・・・。
そのバッタがジリジリと運転席側に移動している。
入ってくるわけでは無いけれど、バッタに見つめられて運転するって
何の罰ゲームよ?
どうしてもバッタに目が行ってしまう。
エガ教官は気づいてないのか「視線が変ですよ~。気をつけて~」
落ちつかないまま、踏切へ。
ここでは窓を開けて安全確認をしなくてはならない。
一時停止して窓を開けようとウィンドウスイッチを入れたとたん、
バッタが私のミラー越しに移動。めちゃくちゃ、至近距離。
思わず「来るな」と呟いてしまう。
エガ教官びっくりしたように「えっ?なになに?」
踏切通過でダッシュで窓を閉めて、理由を話す。
「そうなんですか~。そこにまだ(バッタが)付いてるけどね。入って
きても噛み付くわけじゃなし、無視しちゃってくださいね~」
言っている事はご尤もです。
でも「この状態かなり厳しいです・・・」
「じゃぁ、次は今回の項目の交差点をメインに周りましょう。窓を開け
ないし。たぶん飛んでっちゃうでしょうから。そうしたらまた坂と踏切の
コースをやりましょう」
すいません、エガ教官
なるべく気にしないように意識して、別コースで仕切り直し。
交差点とS字、クランクをメインにコース内を周る。
内周の直線に差しかかった所で「あぁ、今飛んでったから。大丈夫よ」
重ね重ねすみません・・・
それでもS字もクランクもなんとか上手くいった。
ホッとしていたら「S字もクランクも上出来ですよ。ほぼ完璧な位置取り」
とお褒めの言葉。
「あとは、速度調節と進路変更のタイミングだね。やりましょ!ド~ンと!」
だから、ド~ンも勘弁してくださいって。
「あら、あら、時間だから外周を周って戻りましょう」
気分良く外周を周る。
右への進路変更を済ませて、左の障害物をよけながら左斜線に戻る。
その先はすぐ緩やかなカーブ。そこに台風の名残の大きな水たまり。
そこに来た瞬間、今度はシジュウカラの集団が水浴びにやってきた。
見ているだけなら和やかな風景。でも今は運転中。勘弁して~。
それでも動じないエガ教官。
水たまりの間際で思わずブレーキを踏んでしてしまう。
シジュウカラはあっさり飛んでいった。
「どうしたの?」
「すみません、鳥を轢きそうだったんで・・・」
「あぁ、鳥ね、彼らはギリギリで飛んで行きますから大丈夫」
そのまま戻って教習終了。
車の中で注意点などの話を聞く。
「動物に躊躇して事故を起こしたりする事もあるので、ド~ンと構えて
運転する事、もしもの時は「南無南無」と心の中で唱えなさい」
とエガ教官。
「全てに目配りが出来ても動物のアクシデントはあるから、それを
いかにして避けつつ事故を起こさないか。それが大事」だとも。
はい、確かにそうなんです。
次回からはテンパらないようにしないと・・・。
「もう少しで第1段階が終るんだから、時間があるときは2時限づつ
乗るほうが進みも早いし、どんどん覚えられるよ」
エガ教官のアドバイスで車を降りる。
バッグは後ろの助手席側だった、と、車の後ろに回ってドアに手を
かけようとしたとたん、今度は別の茶色いバッタが後部ドアの窓に
付いている。
ぶわぁ~!!!
あまりに突然の出来事に声を上げてしまった。
車から降りかけたエガ教官「何があったの???」
「これ」とバッタを指差す私。
「あぁ、苦手ですもんね。開けますよ」とドアを開けてくれたのは良かった
けれど、バッタが車の中に入ってしまった。
私がバッグを取り出したら、あっさりとドアを閉めるエガ教官。
「噛んだり、大怪我させる生き物じゃないから、大丈夫」
そう言って去っていってしまった。
え?それって次に乗る人は、いろんな意味で本当に大丈夫?
何かが違うような・・・
まぁ、教官が言うのならいいのかなぁ?
なんだか不思議な教習タイムだったな。
しっかし、バッタのせいで10分くらい無駄にした気分。
それにしてもエガ教官、色々と気を遣わせてしまってごめんなさい。
次回教わる時はキチンとマジメに取り組みます・・・。
今日の仮免練習問題(100問 1問1%で90%で合格) 88%
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