2012年10月26日金曜日

第2段階 技能6,7時限目

今日は取得学科の都合もあって、技能と学科の交互教習で4時間。
正直言って、疲れた。
2時限連続技能教習+学科1時限くらいがちょうどいい。
残りの学科が3時限だから、今後はこんな事をする日は無いだろう。
それにしても疲れた~・・・


技能教習6時限目
入りたて?先月の教官パネルにはいなかったお兄ちゃん教官が担当。
配車券を手渡す時も、大きな声で「共に頑張りましょう!よろしくお願いします」って・・・。
あまりにもベタ過ぎて、おばちゃんは何だか照れてしまうよ。

今までのルートで路上に出る。
「この時間はは交差点の通行をメインにやって行きましょう」ハツラツとした声が響く。
はっきりと指示してくれるので、聞き取り易い。
でも・・・、今日の私の運転はなんだかうまく行かない。
指示速度が安定しない、自転車と歩行者ばかりに気が行ってフラついてしまう。

どうしてなんだろう?

お兄ちゃん教官、テキパキと悪い部分を指摘してくれる。
とてもありがたい事なのにそれに応える事が出来ない。
この数時限、いつも通っている道なのに本当にどうしちゃったんだろう?
運転適正検査では私は「戸惑いタイプ」らしい。
いわゆる回帰性が弱い(回帰性 例えば失敗をずっと引きずってしまうとか、すぐに気持ちを切り替えられないタイプ)
でも、ここのところ、そんなに落ち込むような事は無かったんだけど・・・。
教習簿を見ながらお兄ちゃん教官「あっ、言い過ぎましたね。あまり気にしないで
ください。失敗しながらみんな上手くなるんですよ~」
あらら、私がふと考えている事を読み取られちゃったのかな?
適正数値を見られちゃったかな?
だけど、お兄ちゃん教官に対して何とも思っていないので
「大丈夫です。こういう事も勉強です。これからは直すように頑張りますね」
そう伝えた。
お兄ちゃん教官「路上は覚える事が多い上に、複雑な動作や思考になりますから
ゆっくりでもいいので慣れて行きましょうね」と言ってくれた。

今日は納品トラックの駐車が多い。
対向車を気にしながら進路変更、トラックを避けて、左に戻る。
これは昨日と同じでウィンカーのタイミングが上手く出来ない。
少しづつでも出来るようにならないとね。

あっという間にこの時限は終了。
教習簿には『優先判断、左折対応』
「細かくてごめんなさい。でも、頑張ってください」お兄ちゃん教官はそう言って
去っていった。
謝らなくてもいいのに~。オバちゃん、怖くないよ(笑)



技能教習7時限目
この時限も初めて教わるW教官。
Hさんはよく教わるらしく「W教官の技能はわかり易い」とお墨付き。
相性はあるかも知れないけれど、むしろ全く知らない教官よりは緊張が和らぐ。
今回も「交差点の通行」でもルートも変わるし、道端の駐車する練習も入る。
「工業団地を通るので走り易いと思いますよ」と教官。
道端駐車の手順を教わって「後は実践で覚えましょう」
さっそく路上に出る。

う~ん、今日はやっぱり変だ。速度が安定しない・・・。

「このルートはよく検定で使うから覚えた方がいいですよ」
2時限目に通ったルートから左に外れて、進むにつれて道が広くなる。
行きかう車もトレーラーとトラックがメイン。
それがポツリポツリと道端に駐停車している。
「対向車は来てますか?来ていないなら前方のトラックを避けますよ~。
はい、右ウィンカー(その間通過中)、つぎは左ウィンカーです。すぐ戻してね。」
W教官の指示で今回は成功。
「次は自分の判断でやってみましょう」
Hさんの言ってた通りの教官だ。確かに解かり易い。

反対車線に止まっているトレーラーを避ける為に、対向車がどんどんこちらに
はみ出してくる。
「おっと!もう少し左に寄って進みましょう」
さりげなくハンドル操作の補助が入る。避けているつもりだけど左へのより方が
少なかったみたい。
「本当はすぐに感覚を覚えてもらうといいけれど、焦らないで。今、ハンドル補助した
くらいの車間で通っていくようにしましょうね」
次回ここを通るときにはしっかり出来るようにしなくちゃ!

いよいよ交差点へ入る。ここで左折だ。
「大きな車が多いので、歩行者や自転車に注意しようね」
大型トレーラーの後ろで信号が全く見えない。
「トレーラーについていく感じで、左右後方確認も忘れないでね」
トレーラーが動き出す。
車間を空けて左折したけれど、曲がる時にもたついた・・・。
「今の場合は少しアクセルを踏みながら曲がりましょう」
巻き込みを気にし過ぎているのか、うまく行かない。
次の右折でも一緒だった・・・。あぁ、だめだな~。

気を取り直して道端駐車
まずは縁石のある県道での駐車
「僕が指示したら止めてくださいね」
そのまま直線を40キロで走行。いつ指示が出るんだろう?
突然「左の白いポールの先、電信柱があります。そこで停めましょう」
左ウィンカーを出して、減速して・・・おろおろしているうちに教官のハンドル補助。
「ちょっと、操作が遅かったかな。検定でもいきなり言われるから早めに対処できる
ように覚えていきましょう」
ニブさがもろに露呈してるじゃん。情けない・・・。

少しルートを進んで、次は畑の脇に駐車
これは上手くいったと思ったら・・・、「縁石の上は乗らないで。このまま駐車です~」
縁石の上は老朽化などで脱輪する可能性があるからだそうだ。
それに昨年の震災以降は、駐車して震災にあって路肩が崩れて脱輪、なんて事も
ありえるので『避けて駐車』が基本とか。
そうか、これはしっかり覚えておこう。

後半の住宅街の交差点でも、イマイチ流れに乗れない。

そのまま教習終了で車の中でのアドバイス
「交差点は思いっきり行くと決めたら、注意を忘れずに行かないとダメですよ」
当たり前なのだけど出来ないんです~。思わす口にしてしまう。
教官 「乗りながら話している感じでは、交通ルールなどは理解してるんだもんね。
でも、規定どおりには行かないから混乱しているんじゃないかな?」
私  「解かっているんです。体が頭のとおりに動かないです(笑)体だけメカ化
出来ないものですかね???」
教官 「(爆)ちょうどyanagiさんくらいの人で頭も体も錆止めをかけたらいいのかしら
って言っていた人がいたけれど、人間そうも行きませんからね。頭と体で覚えるしか
ないですよ(笑)路上はたくさん考える事があるので意外に疲れるんですよ。
そろそろ、予約も混んでいるみたいだし1日1時限期間にした方がいいかもよ」
私  「歳ですね~。はぁ~・・・」
教官 「僕も似たような歳ですよ(笑)後は慣れですよ」

教習簿を渡される今回の注意点は『交差点判断』



確かにW教官の言うとおり、今日は疲れた。
本当に予約が取れなくて水曜日までは未定状態。
学科は進めつつ、路上は1時限でやっていこうかな・・・

2012年10月25日木曜日

第2段階 技能4,5時限目

第2段階に上がって初めての2時限連続教習。
最近は路上に出るのが怖い反面、なんだか楽しくなってきている。



4時限目
今日は障害物等をよける進路変更を教わる。
今回の教官も初めて教わる人。第2段階に上がって教官の顔ぶれが
一気に変わった気がする。
もう少しするとT教官やぶっきら教官(第1段階参照)に当たるんだろうか?
指名制度を使っていないから、仕方ないのかな?まぁ、いいか!
路上に出る前に教科書で教官からレクチャーを受ける。
避ける方向にウィンカーを出すのは障害物を避けて通過する場合、
後続車や対向車などに知らせる意味もある。
「たまぁにやらずに通過するドライバーもいますけど、教習所の通りに
覚えてくださいね」
話を聞いていると、障害物を避ける手前で右ウィンカー、障害物を通過途中で
元の道に戻る左ウィンカー、元の道に戻ったらすぐにウィンカーを消す。
「リズム良くやってみましょう」なんて教官は言うけれど、忙しそうな動作に
ちょっと緊張してしまう。

路上に出る。2日間のブランクがさっそく出てしまう。
「速度をもっと上げましょうね~」
40キロ出しているかな~なんて、メーターを確認しなかった。改めてメーターを
見ると35キロ。アクセルを踏む。
当初から苦手としているS字の道、今日は側溝のふたが閉まっているので
まだ安心だ。
でも、トラックと行き違うたびに左によってしまう。
「怖い時はブレーキに足を置いて、止まっているのもOKですよ」
そうなのか・・・。
ここを通ると余裕が無くなる。それでも気持ちを持ち直して教官の指示ルートを
左折したり、右折したり・・・。
少し狭い歩道のない県道に入る。
「ここから歩行者や自転車、駐車している車が増えますよ~。さっきのとおりで
やってみましょう」
教官がそういった早々に、県道沿いの家から飛び出すおばあちゃん。
なんと、道のど真ん中を歩き出した。
安全な間隔をあけるには対向車もビュンビュン来てるし・・・、おばあちゃんの
数メートル手前で徐行運転。
「こればかりは、仕方ないですね・・・」と教官。
そう言われた矢先に対向車がパタリと来なくなった。
「今です!ウィンカー右で反対車線に入って!」
ドタバタ目視でウィンカー、反対車線に入っておばあちゃんの脇を通過。
「ここから左ウィンカー!で、元の車線に戻る!」
うっは~、想像していたよりも忙しい。
「こういった時は信号待ちで対向車が来ないうちに、進みましょう。臨機応変にね」
確かに!ルームミラーから見える私の後続には数台の車・・・。
「確かに渋滞しちゃいますね・・・」
「そういうことです。でも焦っちゃいけないですよ。常に最悪のパターンを考えて
頭の中は慎重に行動しないとね」
楽しいけれど、運転って目も頭も体も使うよな~。しみじみ思う。甘く見ていたと。
その後の帰りのルートは教官の真骨頂。
前にSさんから聞いていたけれど、和ませてくれているのか、話す。話す~。
「そこのハム工場直営のフランク屋台知ってます?」から始まり、「うちの父の
ブレーキのかけ方は今でも尊敬してます」まで、教習所に戻るまで延々と続いていた。
もしかしたら教官親子なのかな?
戻った最後のアドバイスも「進路変更はもう1時限やりますから、慣れましょうね」以外
車の話(その車種がいいとか、あれは乗り易いとか)だけだった(苦笑)
でも、教習簿に書かれた注意点は「速度」
あれ?最初の加速がまずかったかな?それ以外は何も言われてないような?
帰りも速度を超過する事も遅すぎる事もなかったような???
書かれたって事は何かあるんだな。気をつけよう。



5時限目
最初の頃に教わった小遊三(に、似ている)教官。
配車券を渡す時に「お久しぶり」と言われる。
1度しか当たってないけど、覚えてくれていたのですね~。ありがたい。
・・・って、点検をして、もう1度進路変更のレクチャーを聞いて、発車前に教習簿を
みながら教官が一言
「効果測定最初の頃は苦労したでしょう?1番初めの効果測定の時、私が担当した
んですよ。あなた、ひどい落ち込みようで、運転も(笑)どうなる事かと思ってました」
あぁ!そうだ。学科も何度か教わっているし、初めての効果測定の立会い教官だ。
運転も内回りで四苦八苦の時だった気がする・・・。
「目立っちゃいましたね」と私。
「効果測定が不合格ってだけで、あんな顔する人あまり見ないから。運転は時間を
かけて覚えればいいとしても(笑)この世の終わりみたいな顔をして帰るから・・・」
そういって教官はケラケラ笑ってる。
「根がマジメ。悪く言えば『くそマジメ』なんでしょうね。だからここまで来たんでしょう」
あらら、また『マジメ』って言われた。
周りが言うのならそうなのかも知れないけれど、負けん気が強いだけだよな。だぶん。

そんな事を話しながら路上に出る。
さっきの教習とほぼ同じルート。
早速停車中の車を避けて通り抜ける関門が来た。
「じゃ、さっきの通りに行きましょう」
ウィンカーを出したら、停車中の車も発進準備。減速に気を取られてウィンカーの
戻し忘れ。
「右に行かないなら、すぐ戻しましょう。判断は間違っていないけど、動作がダメです」
確かに・・・、以後気をつけます。

その後は歩行者も自転車も障害物も無く、帰りのルートまで大きな注意もされないまま
来れた・・・のだけど・・・
教官の指示の右折その先には運動公園、そこを左に曲がる指示があったのだけど、
なぜかその手前の右にある警察に入って行こうとしてしまう。
しかも、なぜか右ウィンカーを出してしまう。
「おいっ、警察に用はないでしょ。ちが~う!その先の公園のところですよ!」
当然です。なんで教習中に警察に行くんだ。何を考えていたんだろう、私。
今思い出しても、顔から火が出るほど恥ずかしい。

その先を更に左折、もう1度左折。
「ここは歩行者も自転車も多いんです。気をつけましょう。知ってるね?近所ですよ」
親の処方箋をお願いしているドラックストアの交差点。
助手席では気にならないことでも運転席だと目に入る。
信号が変わる。「左の巻き込みに注意して、曲がりましょう!」教官の合図で曲がる。
すっかり忘れていた。曲がった先のスーパーが今日から新装開店だった事。
曲がってすぐにこのスーパーの駐車場の出入り口。
当然対向車線からも駐車場に入ろうとずらりと車が並んでいる。
車の隙間からは、人と自転車がポンポンと軽快に飛び出してくる。
「あぁ~、最悪のパターンですね。免許を取った後の練習と思って慎重に進みましょう」
教官の顔に真剣さが増す。
数100メートルくらいの出来事だったけれど、徐行運転でも怖いと思うくらいどんどん
飛び出す、人と車。
スーパーの前でちらりと入り口を見ると「12:00開店」の大きなポスター。
教習車の時計で11:55、人がたくさんなのはそういう事なのね。
恐怖の渋滞&飛び出しゾーンが終ったと思ったら・・・前方に左から飛び出す自転車。
・・・と思ったら渡りきる寸前でUターン、こっちに向かってくる~。(逆走っすよ~)
これには教官もびっくり。思わず二人でブレーキを踏んでしまう。少し手前で停止。
ホッとしたのは良いけれど、この自転車のオバちゃんに怒られちゃった。
「開店日に教習車なんか通んないでよ!」だって。
さすがに小遊三教官も「あれは無いですよね~。逆走ですよ」

その後は無事にルート通過なるか?
教習所に向かう道、行きに使うS字の道の手前で引越しトラック。
「今度こそはきれいに進路変更してみましょう」
教官の合図どおりに動いたつもりだった・・・けど、違ったみたいだ。
トラックの脇を通過しようとした時に「もうちょっと右!寄らないと!」
久々の小遊三教官の渇が入る。
「す、すみません・・・」・・・やっちゃった~。
「もうすぐ教習所だから、今のは戻って説明しますね」と教官。
「・・・はい」
「そこで落ち込まない事です。最初は誰でも初心者なんですよ(笑)」
小遊三教官の一言で和みモードで、教習所に無事生還!

最後のアドバイスで先ほどのトラックの進路変更の話になる
教官 「私がなぜもっと右と言ったのか解かりますか?」
そう聞かれると答えが出ない。学科の予習もしているのに。
教官の話は続く。
「トラックのドアが開いたらどうしますか?さっきの間隔じゃギリギリです。
そこで運転手が降りてきたら・・・解かるよね?」
そこまで言われないと、頭に浮かばない私。情けない・・・。
「それは大変な事です・・・」そう答えるのがやっとだった。
「理解しないで乗っている訳じゃないのだし、これが危険予測です。教習簿にも
書いておきますね。
でも、あなたは路上が楽しいんですか?場内コースより生き生きしてますよ(笑)
運転も路上の方が安定してます。注意点を守って行きましょう」

教習簿に書かれた事は「判断」

第2段階になって注意点の文章が一気に減っている。
明日は連続教習ではなく、学科と技能の交互教習。
頑張っていこう!