2012年9月29日土曜日

技能教習24,25時限目

今日も昨日までと同じ教習。
コースをある程度覚えて、キチンと指示を出すタイミングが出来なきゃ
仕方が無い。
体が覚えるまで次に進むOKは貰えないだろう。
とりあえず頑張る。

24時限目
9時限目の時と同じ教官。
一見怖そうな、めんどくさそうな、いわゆる昔の教習所にいそうなタイプの教官。
でもその見た目とは裏腹に言葉使いは大雑把だけど、的確に指示してくれる。
車に乗っていきなり「なんか質問ある?」
「進路変更の際のタイミングと、ミラーや目視の手順がうまくいきません」と私。
返ってきた返事は「ふぅ~ん、覚えるしかないよね」だった。
あれれ?何かヒントをくれないのか?

「時間がもったいないから」と教官の一声で、コース内の運転が始まる。
指示するだけで何にも教えてくれない。
こういう時はアドバイスがあるまで、黙々とやるのみ。

黙々・・・
黙々・・・

20分位経っただろうか、教官から突然「次発着点に戻ってね」
幅寄せの指示。徐行をしながらじりじりと指定番号の発着点に向かう。
縁石から離れていたらダメだし、番号ポールの30センチ以内に停車しないと×。

こんなもんかな?

停車してみたら縁石との距離はOK。
番号ポールは・・・「手前過ぎるな・・・」と教官。
車を少しだけ前に出してくれて「大体でいいから、ポールとの距離をつかんで」
その状態で前半のアドバイスを受ける。
「もう、みきわめと検定が近いんだから、覚えるところはビシっと覚えてね」

ぶっきらぼうにポツリポツリと話し出す教官。検定の減点ポイントとあわせての
アドバイス。
「加速が甘い、これはかなり大きな減点ポイントね。直線は外(周り)も内(周り)
もできるだけ加速する・・・っても、アクセルの半分は踏む感じね。
そしてポンピングする。(数回に分けてブレーキを踏む動作)今の速度じゃポンピングが
出来てないのと同じ。
速度が出てないからやってない時もあったよ。これは大幅減点なので要注意な。
後方確認の動作の時にハンドルを動かしちゃうけど、これも減点だから。
方向指示は30メートル手前で完了。出来ないと減点。わかるよね。
あと、この番号ポールも車から30センチ以内で停車しないと減点になるから、
今のこの状態をしっかり覚えておく!・・・で、今乗っている中で質問は?」

一気に言われて、聞き逃したところをもう1度確認(ここに書いているだけだったと思うの
だけど・・・)
「質問はないの?」と教官。
考えている私を尻目に「んじゃ、もう1度コースに行くから。さっき行った事を意識
して」
直線で「もっと、もっとアクセルな」
40キロ超えると本当に速く感じる。助手席だと感じないのになんでだろう?

S字クランクに入った。左折のあとにすぐ左折で入るS字クランク。
前半はうまくいったのに、入っていきなり左後輪をひっかけてしまう。
「ぶわぁ~、ここまでうまくいってたのに気が抜けたら台無しだよなぁ!」
ぶっきらぼう教官の高揚のある声を初めて聞いてしまった。
切り替えして何とか通過。つぎの指示を走行する所でチャイム。
「今日はどうすんの?時間があればもう1回乗ったほうがいいと思うよ」
唐突に言い出す教官。
「スピードも目視もタイミングもどんどん乗って覚える。それが1番だよ。全く
出来ない訳じゃないんだからさ。あとは集中力を切らさないければ・・・だな」

はい、よくわかりました。(本当か?)今日ももう1時限乗って帰ります。
次の時間のキャンセル待ちがあるといいなぁ・・・



25時限目
ロビーに戻ったら「キャンセル待ちの空きが出た」放送。
カウンターへ急いで、何とか次の時限も乗れることになった。
始業のチャイムで各々配車券に記載されている教官の元へと去っていく。
私の今回の教官は?初めての男性教官で顔も判らない。
残り数人の教官名札も番号もみんな違う。
探しているうちに周りの教習生達はいなくなり、一人になってしまった。
困ったな・・・カウンターへ聞きに行こうとしたときに「ごめんなさ~い」
のんびりとした声が後ろから響く。
振り返ったら、そこにはぽっちゃり癒し系の教官が立っていた。
「教官の振り分け通達が遅くなっちゃって、本当にごめんなさい」
汗を拭きながら申し訳なさそうな教官。

いえ、いえ、いいんですよ。教習が受けられるなら。

車に乗って、またもすぐの質問コーナー
前回注意された事をどの様に改善できるか聞いてみた。
教習簿を見ながら教官「S字クランクなどの縁石に不安は無いですか?」

は???

「前回乗った時の教官から備考欄に縁石乗り上げって書いてあるんですよ」
ぶっきらぼう教官め、縁石が不安なら言ってくれればいいのに・・・。
「教習の終わり間際に左折で入るS字で乗り上げたんですけど・・・」
それを聞いた教官 「えっ、そうなの?厳しいねぇ~」
「それ以外に縁石って最初の頃には書いてあるけど、全く書いてないですね。
あの教官さん、マジメだから・・・ね。ごめんなさいね」

あ、いや、気にしてないのに。
なんで私しょっぱなからこんなに謝られるんだ?

前回のおさらいが殆どでコースを周る。
今までの指示と少しだけ変わった。
その度に少し戸惑う。
S字とクランクは「ほぼ完璧でしょう」とお墨付きをもらう。
車線変更や方向転換の時の動作がうまくいかない。
目視する間はハンドルを動かさない。それがうまくいかない。
無意識に右に動いてしまう。
教官がハンドルを固定して、目視の練習。
それを進路変更や方向転換の度に繰り返す。
スピードは何とか出せるようになった。

切り返すハンドル操作で、またまたハンドルの持ち方の指摘。
ギリギリまで左右の手を使うのではなく、片手を持ち替える。
これも無意識のうちにやっているので、指摘を受けると戸惑ってしまう。
頭では判っているのだけど・・・、どうしてそうなっちゃうんだろう?

「自転車以外に何か乗った事がありますか?無いとは思うけど動物とか」
教官から突飛もない質問に一瞬驚いた。
ハンドル操作改善の参考なるのならと「3年位前まで乗馬を少し・・・」
教官なぜか驚いたような声で「えっ、動物?って馬!優雅っすねぇ~」
私  「優雅も何も・・・月謝が安い。痩せたい。当時のジョッキーに好きな
人がいたんでその影響だけです。また復帰したいけど・・・」
教官 「あ~、わかった!それだ!」
私  「えっ、痩せないからダメってことですか?」 (なんつー見当違い)
教官 「違う、違う、自動車のハンドルと手綱や自転車のハンドルが一緒に
なってるから、持ち替えないんだ。きっと。」
私  「はぁ?そうなんですか?」
教官 「たま~にね、別の物ですけど農機具とか長く操作していて丸い
ハンドルに慣れない人がいるのね。それに近いんじゃないかと・・・」
私  「慣れないと・・・ですね」
教官 「そう、そう自動車は別物と切り替えて、慣れないとです。あと、
痩せないとハンドル操作がダメならば僕はどうなるんですか?(笑)」
私  「あぁ、ごめんなさい。そんなつもりじゃないんですよ(苦笑)」

ちょっと和んで、また教習再開。
ハンドル操作も慣れないと・・・なのね。

終了時間間際のS字でまたやってしまった。
前の時間と一緒の左折のあとすぐに左折で入るS字。
「ははぁ、前の教官が言ってるのは、ここの事なのかもですよ」
私も同じことを考えていた。S字クランクが上手くいっても、ここだけは
難関かも。

またもS字を抜けたらチャイム。
それについてのアドバイスを受けて、今後の話を教官から聞く。
「もうすぐこの項目も終ると思います。あとは3コース全部を出来るだけ覚えて
くださいね。今日のコースが変化したの判りましたか?これが2コースです。
次もこのコースだと思うけど、3コースで周るかもしれません。戸惑ってる分、
かなり損します。進みも、操作も。
強制はしないけど、検定が近づいてると思ってコースは頭に入れちゃって
くださいね。あとは失敗して覚えるだけです」

はい~、コースを覚えるのってかなり重要。
なるべくしおりのコース案内を見るようにはしているけれど、注意点もしっかり
確認して覚えなくちゃ!

今日は内容が濃い?のかな。教習時間が短く感じた。
来週もこの勢いでいけたらいいな。


今日の仮免練習問題(100問 満点100パーセント、90パーセント以上で合格)
89パーセントまだまだですな。

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